塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

名門という矜持と議論の根底にあるもの

2016-05-26 21:57:27 | 日記
 ラファエル・ベニテスがまるで部品の1部のような形で解雇通告をペレスから告げられた時

 「あんまりだ」
 「だったら最初からアンチェロッティに任せておけばよいのに」

 と感じた方は多いでしょうし、僕も同様です。

 一方でレアルのような盟主は、時に選手(ラウルやカシジャス)と指揮官を使い捨てカメラのように「ぞんざい」な形で放り投げることで、威厳を保っているようにも思えます。

 そこにはプロとしての根底にある

 「結果がついてこなければクビ」
 「連敗すれば、評判だけが落ちてゆく」

 という、意味合い以外のものもあります。

 つまり、

 指揮官と選手はいつでも交換できる
 だからこそ、無冠であればいつでもお払い箱ですよ

 という会長からの最後通告が、名門としての矜持を維持する要因なのかもしれませんね。

 もし、スペインの新聞、アスやマルカが日本支部を設けて特派員を日本に駐在させたならば、スペインと同じ論調で

 「広島の森保監督は、確かにリーグでは好成績を収めているが、チャンピオンズ・リーグでの結果だけをみれば、その手腕をもう一度見直すべき」
 「レッズは、大きな成果を得ていない指揮官を、これ以上留任させるべきなのか」

 という記事を書くでしょうか?

 人間、どんな時でも相手を侮辱することがあってはいけません。

 ただ、監督と監督、監督と記者が熱を帯びた発言がきっかけで現在を見直す欧州サッカーのエッセンスを、僕たちは適切に取り入れるべきなのかもしれません。
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僕が思う、新しいサッカーネタ

2016-05-26 15:22:50 | 日記
 サッカー・ジャーナリストと一口に括られても、その範疇に収まらない方もいます。

 それは自分の得意とする分野が掲載の糸口になりますし、賀川浩氏のように、日本サッカーの黎明期から丹念に追いかける方と、駆け出しでは当然記事の厚みが違います。

 例えば

 1・戦術の解説が好評な西部謙司氏
 2・政治、民族紛争を含めた広い視野で文章を紡ぐ木村元彦氏
 3・語学力を活用し、翻訳記事も手掛ける田村修一氏

 のような識者は、やはり僕たち読者も読みかえしたくなりますよね。

 僕がもしどこかでの出版社で記者、コラムニストとして採用され、編集長に企画を提出するならば

 「サッカーと服装」

 に注目します。

 それは人間の判断材料に見た目、言い換えれば服装と身だしなみが随分左右することを、皆が知っているようで知らない側面があるためです。

 つまり、サッカー選手の服装や嗜みは

 「社会概念に影響を与える」
 「どうしてこのブランドが、このクラブを支援するのか」

 という、新しい発見の場として最適ではないか、と思うためです。

 例えばダンヒル。

 ダンヒルは英国の老舗ですが、日本代表と懇意にありますよね。

 僕が幹部ならば、日本代表よりも、自国のクリケット、ラグビー、そしてサッカーにスーツを供給することをまず考えると思います。

 何故ならば

 1・ダンヒルが自国代表を支援することで得られる英国社会からの祝福
 2・英国国内に雇用を生む
 3・英国人が改めて、ダンヒルの良さを知る

 というメリットがあると思うためです。

 ですから、ダンヒルに取材申請し話を聞き、幾度かに分けてコラムを掲載できたならば、ネタに困らないような側面もあると思うのですがどうでしょうか。
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五輪代表、オーバーエイジをどうすべきか

2016-05-26 15:15:55 | 日記
 最新号のサッカー・ダイジェストでは、五輪のオーバーエイジ特集が内容の8割を占めています。

 FC東京に加入した室屋成のインタビューも掲載されていますが、予選でジョーカーの役割を担った、ファジアーノ岡山の豊川を当落線上にするなど、やはり故障者の復帰を含む

 「18人の選手登録」

 は難しいですね。

 もし皆さんがJクラブの監督、GMでオーバーエイジで選手を貸し出してほしいと手倉森監督から打診されたなら、どのように返答しますか?

 難しいのは、五輪の位置づけですよね。

 僕が思う、日本代表の重点を置くべき国際大会は

 1・ワールドカップ
 2・アジアカップ
 3・コンフェデ
 4・U-17、U-20ワールドカップ
 5・各大会出場のためのアジア予選

 で、五輪あ管轄が異なるという側面も含めて、ある種のイレギュラーと感じます。

 以前にもお話ししたように、サッカーが五輪競技からはずれ、

 U-23ワールドカップ

 を仮にFIFAが設けたならば。

 クラブと代表における選手の貸し出しが紛糾
 オーバーエイジ3名の内容
 リーグを中断するべきかどうか

 という諸問題は、解決の方向に向かう気もします。

 選手たちは当然リオに行くことを願っていますし、それは手倉森監督も同様なのですが。
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奈良クラブ、あの番組放送後に大反響

2016-05-26 01:12:15 | 日記
 全国区というのは、本当に凄い事なのですね。

 僕はサッカーに関心がありますから、一昨日の「踊るさんま御殿」の中で、TKO木本さんの

 「奈良県にはJリーグ入りを目指すクラブはないのですか?」

 という発言に、奈良クラブ、奈良クラブのファン以外からも、凄く大きな反響があったそうですよ。

 確かにファンからすれば、これは失言になります。

 でも一方で

 「TKOにいじってもらえるなんて、凄く良い出来事だよ!!」
 「これで全国で名前が売れるかもしれないな!!」

 という前向きな意見も凄くあるんです。

 長野パルセイロも、先日のGOING(よく考えますと、この番組も日本テレビの制作ですね)で、都並親子の退団が放映されて

 「優太、とうちゃんを超えろよ!」
 「大丈夫、お前もパルセイロも必ずJ1に行けるさ!」

 と大反響でした。

 当の本人たちがそこまでではない、と考えている事柄でも周囲からすれば

 「それは凄い事だ」

 と思える、典型的な出来事と言えそうです。

 Jリーグも

 精鋭集団を作って露出を高める
 アジア枠を利用して、各国と提携を結ぶ

 事を目指し、ホーリーホックはその時流に乗っています。

 ただ、このような露出は計画して起こすよりも、今回の奈良クラブのような突発的に起こるからこそ面白みがある、ことも事実です。
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プーマ、来季もアーセナルを熱烈サポート

2016-05-26 00:58:42 | 日記
 プーマがアーセナルの来季モデルを公表しました。

 トマシュ・ロシツキの退団が決まる一方でシャカの入団が決まるなど、近年リーグ優勝できないヴェンゲル体制をどこまで支持すべきか、ファンも悩んでいる様子です。

 FWのオリビエ・ジルは個人でプーマと契約しているため、アーセナルでもモデルを務めています。

 僕が気になったのは、プーマが新しく開発した新機能である

 「ACTVサーモR]

 になります。

 これはプーマが選手の体温を維持できる画期的な機能であり、なかなか目の付けどころが面白いと思います。

 英国の冬は寒い
 そして降雪も多い
 アーセナルのように、チャンピオンズ・リーグで冬場でも海外遠征が多いクラブでは、選手が温かい着心地を求めるのは当然

 こうした観点からみれば、サッカージャージで体温維持という事柄は、凄く大きいと思います。

 サッカージャージはこれまでにも

 1・リサイクル・ポリエステルを用い、接着芯で軽量化を実現
 2・軽量化と通気性の両立
 3.丸首、Ⅴ首、ポロネックと襟のデザイン

 など、多くの発展を遂げてきました。

 今季は欧州選手権と五輪がありますから、新しい機能、デザインが選手の激しい上下運動を支えるはずです。

 ちなみにキリンカップで来日するデンマークは、ヒュンメルのジャージで登場します。

 往年のデンマーク・ファンもこの契約は凄く嬉しかったでしょうね。

 (参考資料 フットボールウエブ・マガジン)
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