塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が想像する部活動の幅

2016-05-09 22:56:42 | 日記
 メディアはしばしば、夏の甲子園でスタンドに現れる女子マネージャーを

 「美人マネージャー」

 という形でその日常を紹介します。
 
 これは勝手な想像ですが、彼女たちは自分の意思で入部し、選手たちの活動を補佐しているのでしょうか?

 今、高校サッカーはある種のビジネスであり、育成や勝利の脇にはプーマが冠スポンサーとなり、各高校がナイキ、アディダス、ミズノなど大手からジャージの供給を受けています。

 もし僕が部活の面倒を見る立場なら、選手だけでなく

 1・将来、新聞記者や編集者になりたい学生
 2・将来、Jクラブで用具係をやりたい学生
 3・将来、栄養士や保育士になりたい学生

 なども、同じサッカー部員として歓迎できないものかと思います。

 つまり、

 「大きなトーナメントに出場した際、記者志望の学生に試合の批評を書く場を与え、学校新聞や文集で発表の場を与える」
 「契約しているブランドから講師を招き、スパイクやジャージの手入れを教えてもらう」
 「選手たちを題材に、食材の選び方からより大きい栄養素の取り方を学習」

 ということができたならば。

 会社や上の学校に進学する前に、大きな学習の場になると考えたのです。

 僕は何も女性が選手のジャージを洗うこと、ドリンクやタオルの準備をしなくても良いと思います。

 それは部室の清掃やボール、ポストの手入れなど用具も同様です。

 ただ、サッカースクールやストリートで技術やスカウティングは学べても、上記の事柄が浸透しにくいのであれば、部活動がその場を提供してはどうでしょうか。
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同じブランドでも異なる感触

2016-05-09 15:16:44 | 日記
 皆さんはボールペンを買う際、どこに注意していますか?

 ぺんてるや三菱ユニのようなブランドかもしれませんし、3色ボールペンや4色ボールペンのように、色彩が豊富、ということもあると思います。

 僕個人がなるほどと思ったのは

 「細字が巧みに書けるかどうか」

 というものです。

 最近「ゼブラ」のボールペンを買ったのですが、0・3ミリにしてみたところ、これが凄く快適なんですね。

 伝票の記入も含めて、インクの滲み方、文字の太さ、細さを考えた際に自分の肌に合うペンを使うと、書くストレスが確実に減ります。

 同じゼブラでも、0・5.0・7の形ですと、違う印象になるのでしょう。

 例えばモレリアが

 「モレリア2」
 「モレリア・ネオ」
 「モレリア・ウエーブ」

 という3種類から選択できるのも、選手がより自分に合うモレリアを見つけるため、ですよね。

 モレリアは1985年の誕生当時からすこぶる評判が良いスパイクです。

 一方で時代に合わせて

 更なる軽量化
 限定色の発売
 契約選手の変更

 という形で市場に影響を与えてきました。

 ミズノはイグニタス、そしてバサラで新色を投入しますが、同じブランドでも当然金額と履き心地が違いますから、スパイクもペンも感触を確かめることが大切です。
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ルネサンスと今のサッカー界の共通点

2016-05-09 12:13:37 | 日記
 ルネサンスに代表される芸術家とパトロンの関係は、サッカー選手とブランドという形で21世紀の今に生きている気がします。

 絵画に疎い僕ですら

 ボッティチェリのラ・プリマベラ
 ダ・ヴィンチのモナリザ

 くらい、簡単に連想できますし、資金援助を行ったメディチ家も同様です。

 その芸術家が、今サッカー選手を含むアスリートではないかと感じます。

 ナイキからすれば、マイケル・ジョーダンはお金に換算できない最重要人物であり、ナイキは彼の情熱に報いるために、最高の靴を作り続け、報酬を与えてきました。

 ロナウドのスパイクに

 「マディイラ島」
 「CR7」

 というモチーフを付けたのも、ナイキが彼の努力に報いるためですよね。

 アディダスもメッシだけは特別の待遇を用意していますし、ルネサンス時代、類まれな芸術家が多数出現したように、2016年の今も優れた選手がしのぎを削っています。

 勿論、監督との不和や移籍先での待遇など、選手が

 「考えもしなかった出来事」

 で躓くことはあります。

 マリオ・ゲッツエがその代表例でしょうし、カバニは常にブランがイブラをセンターフォワードに指名することを我慢していると言います。

 一方でゴンザロ・イグアインのように、ナポリへの移籍が

 「常に先発で戦える監督からの信頼」
 「ナポリでの敬愛と情熱」

 を自分の向上心に充てることが出来た事例もあります。

 今後もブランドと選手の契約は続くでしょうし、同時に金の切れ目が縁の切れ目という、ドライな決断も続きます。

 
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パルセイロ・レディース、熱気と強さは本物へ

2016-05-09 01:32:32 | 日記
 いやあ、レディース3-2で神戸に勝ったのですね。

 行きたかったのですが休暇申請が認められず、昨日は仕事をしましたが、正直休まないで正解だったなと思う業務内容だったことも確かです。

 それでも本田監督さえ驚愕した

 「観客人数が過去最多の6700人」
 「ほぼ日本代表経験者のクラブ相手に勝利」

 という形は、昇格初年度で優勝という、2011年の柏レイソルの動向を思い出させます。

 ペナルティにしても、スポンサー企業も彼女たちの奮闘ぶりに大きな喜びを感じているに違いありません。

 近い将来、この南長野が日本女子サッカーの中心になるまでに成長したならば。

 ドイツ フランクフルト、ポツダム
 フランス リヨン
 イングランド アーセナル

 など、欧州の有名クラブを招いてカップ戦や新全試合を行う、もしくは彼女たちが欧州や北米遠征に出かける、というような行動が日常になるかもしれません。

 バブル時代の女子リーグは、まさに世界がうらやむ

 「スター選手が集うリーグ」

 でした。

 そのようなうねりがもし長野から生まれるならば、それは凄く価値があることですよね。

 欧州女子チャンピオンズ・リーグもありますが、男子と比べるとやはりプライオリティが下がりますし、女子ワールドカップも日本で根付いたのは2011年以降です。

 この灯が世界各国で消えないような運動が巻き起こると、それは新たなサッカーの潮流になる気がします。
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育成は面倒だという概念

2016-05-09 01:15:04 | 日記
 サッカーでは育成の重要さが常に叫ばれます。

 イタリアではインテルとアタランタ、スペインではバルサの育成力が知られ、シティもそれに続くべくスポーツ・コンプレックスを建設しています。

 ただアタランタはともかく、インテルにしてもバルサにしても

 「目先の結果」
 「チャンピオンズ・リーグからの収益」

 を追わねばなりません。

 ですから今季のインテルのように

 「収益を見込んでの選手獲得」
 「買い取り義務の選手は、一度再契約してからの売却」

 を検討する形になるわけです。

 アルゼンチンのぺケルマンのように育成の名伯楽と呼ばれる存在もいますし、悪名高きレイモン・ドメネクもアンダーのカテゴリーからの抜擢という点では、ぺケルマンと同じです。

 彼らはおそらく、日本の一般企業に見られる偏見

 「新入社員の育成は面倒で俺はやりたくない」
 「戦力にならないだろ」

 という気持ちを抱かないのでしょうね。

 人間は誰もがミスをする
 そのミスは取りかえせるものだ

 という、根本的な論理を伝えるのが巧みだと、僕は勝手に考えています。

 僕個人のスタンスが、むしろ新入社員から学ぶことが多いというもので、不況や莫大な数のエントリーシートと面接を経ている、これだけでも凄いものですよね。

 彼らの多くが親元を離れ、懸命に動いているわけです。

 折り畳み式の古い携帯電話で妻もいない僕が、偉そうな口をきいたら、それこそ罰が当たってしまいますからね。
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