塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

Jリーグがライト層に頼る危険性を思う

2016-05-29 00:31:06 | 日記
 しばしばJリーグでは

 「ライト層の獲得が更なる成長には不可欠」

 と指摘されます。

 ではこのライト層の「層」は、いったい何を差しているのでしょうか?

 僕個人が勝手に思うのは

 「サッカー観戦が無いが、サッカーそのものには関心を抱き始めた10代後半から20代前半の女性」

 ではないかと思います。

 それは総務省を筆頭に

 幹部クラスにも積極的な女性登用を求める
 従って内閣も、今後はより女性の大臣、政調会長を起用する

 という形で、彼女たちの声を市井の声として受け止めたいと認識する機会が増えたためです。

 Jクラブも

 女性に関心を持っていただく試み
 女性が来場しやすいように、手洗いを増やし、南長野のようにスタジアムにキッズ・ルームを準備

 という打開策を練っています。

 でも、僕は安易にこうした考えに継投するのは止めるべきだとおもいますし、何より若ければ若いほど、女性の関心は別の事柄へと移行しやすいんは、食でもファッションでも露わとなっています。

 今、若い女性が支持しているからといって、数年後それが維持されていることはまずないでしょう。

 特に流行語はそうですよね。

 そしてJリーグは既に、この関心という問題で痛い目をみているではありませんか!!

 Jリーグ開幕直後は、ファイン・ボーイズやメンズ・ノンノがこぞって選手をモデルに起用し、各クラブの情報を伝えたものです。

 同時に

 「キャー!カズ!」
 「キャー武田!」

 と騒いでいた女性ファンは今どこにいるんでしょうね?

 結局彼女たちは、ヴェルディの歴史に敬意を払わず、ただの流行りとしてサッカーを消費し、捨てただけの存在です。

 もし彼女たちの情熱が今でも続いているならば、ヴェルディは観客動員で苦戦するようなことは無かった、というのは言い過ぎでしょうか。
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個人情報とは結局何なのだろうか

2016-05-29 00:16:34 | 日記
 SNSはソーシャル・ネット・サービス、僕が訳すならば社会をつなぐ仕組み、になります。

 皆さんも利用しているのでしょうが、これらはそれほど重要な要素なのでしょうか?

 僕の勤務先では

 「個人情報の徹底管理」
 「毎日必ず、所定の場所に返却してあるか確認の上、用紙に担当者の印鑑を押す」

 という決まりがあります。

 つまり、個人情報というのは守秘義務があるわけです。

 しかし、一方で自分が食べた料理から旅行先の写真までを逐一投稿し、何かしらつぶやく。

 これらは

 「自分で自分の個人情報をばらまいている」

 ようにしか僕には見えませんし、何が重要でそこまで企業が追随するのか、まったく把握できません。

 以前にもお話ししましたが、僕は選手やクラブが極端なまでに情報を掲示することはないと思います。

 故障者の回復具合
 練習会場の変更
 地域社会貢献の内容

 これらは掲示しても良いと思いますが、僕らが勝手に情報不足というのは、何だかお門違いな気がします。

 僕は選手に情報公開してもらうよりも

 「自分のペースで体を休めてほしいし、休日を満喫してほしい」
 「ご家族で外出しているとき、僕らはその時間を尊重すべき」

 と考えています。

 僕たちの欲求で選手が個人情報を随時更新し、それで犯罪に巻き込まれたなら、だれが責任を取るのかと言えば、誰も取らないでしょうし。
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