塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アルティスタ東御のポスターを見かけて

2017-05-06 01:24:53 | 日記
 長野県東御市にあるサッカークラブ「アルティスタ東御」

 彼らは松本山雅と業務提携し、目標であるJFL昇格を目指し日々奮闘しています。

 昨日、ふとしたところで彼らのポスターを見つけたのですが、ああ、なるほどなと思う点がありました。

 アルティスタの選手たちはアマチュアですので、仕事をしながら週末に向けて練習、移動、試合を繰り返します。

 ポスターには選手の顔写真と名前だけでなく、勤務先も記されていたんですよ。

 個人情報を保護するという意味合いからすれば、職場の明記はやりすぎなのかもしれません。

 一方で雇用主としては

 1・選手たちに協力している職場、という良い印象を持ってもらえる
 2・このポスターを見たファンが、自社に関心を抱いてくれるかもしれない

 という期待はあると思います。

 実際、僕は勤務先を見て、ああ、あの会社かとわかる点がありましたから。

 例えばパルセイロがスタジアムに用意した選手の大型バナーは、東御市にあるミマキ・エンジニアリングに依頼しているそうですが、アルティスタの選手もお世話になっていることが、ポスターからわかりました。

 アマチュアでも懸命に戦う選手たちを支援する企業は、当然有難いものです。

 ならば勤務先の明記を含む、何か雇用してメリットがある事柄があるならば、その点を活用して頂き、強力を仰いだらよい。

 ポスターを見ながら、そんな事を連想しました。
 
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改めて思うGKという特殊性

2017-05-06 01:09:21 | 日記
 来年に迫ったワールドカップ、もし僕がイタリア代表の監督ならば、39歳の年齢とは関係なく、ジャンルイジ・ブフォンを招集するでしょうね。

 レフ・ヤシン同様、彼はイタリアの枠を超え、後世まで語り継がれる実力者であり、何よりB落ちしてもユヴェントスを離れなかったことは特筆すべきです。

 パルマ・ファンとすれば彼の移籍は致し方ないと感じていることでしょう。

 GKというのはポジションが一つしかありません。

 ですから過去の例を見ても

 1・イタリアならばトルドとブフォン
 2・ドイツならばケプケとカーン
 3・イングランドならばシルトンとクレメンス

 というように、実力的に甲乙つけがたい存在が揃う場合、大きな議論となりました。

 また、GKには「綾」もあります。

 誰が代表監督でもドイツ代表のGKはノイアーが指名されることに間違いがありません。

 しかし、彼の場合

 1・2010年の時点で評価はレネ・アトラーの方が高かった
 2・南アフリカワールドカップでは、そのアトラーが怪我で戦列を離れてしまう
 3・前年のロベルト・エンケの自殺という痛ましい出来事

 という、偶発的な事柄が作用した面もあります。

 数年前ならば、ブフォンの後にレギュラーになるのはマティア・ペリンと囁かれていましたが、今ではミランのドンナルンマの方が、著しい評価を得ていますよね。

 日本も過去は楢崎と川口が競る時代は、メディアも対立をあおるような記事が多く、両選手が居心地も悪かったと思います。

 逆に言えば、絶対的なGKがひとりで護るよりも、複数の存在価値のあるGKが競り合うような形が、正常と言えるのかもしれません。
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