塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ラツイオのファン、トッティに敬礼を行う

2017-05-23 01:01:02 | 日記
 バスケットの世界でLAレイカーズとボストン・セルティックスは、NBAファイナルを軸に激戦を繰り広げてきました。

 そんな中、長きに渡りレイカーズの代名詞であったコービ・ブラインアントが引退を表明した際、地元のロスアンゼルスだけでなく、ボストンからも彼を讃える声が聞こえてきました。

 宿敵の主軸であるブライアントへの敬意
 宿敵としてどんなに苦々しい気持ちでいたのか

 その率直な声が綴られていたこの手紙は、全米レベルで大きな反響を呼んだと聞きましたし、敵地からの手紙にはブライアントも胸を震わせたと推測します。

 ブライアント自身
 
 1・もうひとりの主軸であったシャキール・オニールとのいさかい
 2・アディダスからナイキへの移籍
 3・婦女暴行事件の犯人として連日報道される

 というように、選手生活では悶着がありましたからね。

 この例と同じように、ラツイオのファンが

 「トッティに敬礼」

 という横断マークをダービーで掲げたと、フットボール・ウエブマガジンが報道しています。

 トッティもブライアント同様にローマだけで過ごしてきただけでなく、2000年の欧州選手権準優勝、2004年欧州選手権の唾吐き事件など、

 「あと一歩で優勝を逃す」
 「世間からの批判」

 と受けてきたわけです。

 ナイキからディアドラ、ディアドラからナイキへとスパイクも変更したわけですが、ラツイオのファンもトッティが在籍しているローマと対戦できたことを、今噛みしめているように感じます。

 敵からも敬愛を受ける選手は、さほど多くありませんから。
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原口元気、ヘルタ・ベルリンを離れる決断か

2017-05-23 00:48:27 | 日記
 ブライトン・ボウ・アルビオン

 聞きなれない言葉ですが、これは来季プレミアに昇格するクラブ名なんですね。

 僕はこのクラブについてさっぱりなのですが、実は原口元気がヘルタ・ベルリンからこのクラブに移籍すると囁かれています。

 近年のプレミアと言えば

 1・外資の影響を受けるクラブが増す
 2・アーセナルが19季死守してきたチャンピオンズ・リーグの出場権を手放すなど、年々競争が増している
 3・ウインター・ブレイクが無いうえに、選手たちはカップ戦を含めると3つのコンペティションを掛け持ち

 というように、選手が負う責任ははかりしれません。

 ワールドカップの前に選手が疲弊しており、代表合宿が思うように進まないと代表監督が指摘します。

 イングランド代表は基本、プレミア・リーグでプレイしていますから、イタリア、ドイツと比べるとやはり休暇日数は少ないでしょうね。

 その試合数に増加を考慮しながらも、原口はあえてワールドカップの1年前に、異国の地でサッカーをしようと考えています。

 安全弁を得るにはヘルタに留まることが最優先になります。

 一方でプレミアに参戦するには、試合で用いる英語、日常生活での英語、という2種類の英語を早い段階で操る必要がありますし、プレミア特有の厳しいチャージ、そしてドイツと異なる審判の笛と基準に慣れる事。

 この点が大切だと思います。

 昇格クラブは残留こそ最大の目的ですし、外国籍選手は穴の補てんを目的とされるわけですから、移籍が実現すれば原口への注文は多くなります。

 彼はその注文の多さを必要としているのでしゅが。
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