塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

トッティ、引退はしないのだろうか

2017-05-13 01:27:49 | 日記
 セビージャからローマにやってくるモンチ氏が、トッティが現役引退を受理し、クラブ運営に携わるという声明を出しましたよね。

 しかし、トッティ本人はまだ引退をしない意思があるようで、状況は混とんとしているようにも見えます。

 ローマに限らずサッカー・クラブが

 「誰もが認める功労者をどのようにして見送るべきか」
 「ファンが必要以上に感傷的にならずに済む方法」

 を模索せねばならないときは、必ずあると思います。

 ミランはバレージやアルベルティーニには引退試合を設け、前者の場合当時の契約先だったロットが発売した記念ジャージは、一瞬で完売しました。

 しかし2005年のイスタンブールでよもやの敗北で欧州王者になれなかったということで、ウルトラスとの折り合いが悪くなったマルディーニは、今もミランとの関係が断たれたままです。

 トッティがローマとの関係を悪化させるわけないのですが、それだけ

 「自分がクラブのために尽くしてきた気持ち」
 「ジャージを脱ぐ寂しさ」

 は、当の本人にしかわからない側面があります。

 モンチさんは来季の編成の中に、この背番号10を含めないでしょうし、ローマの補強策の焦点はここになると思います。

 案外、ラツイオの関係者もトッティの引退は寂しいものかもしれません。

 ダービーで彼ほどの要注意人物はいませんが、ヤジる相手や批判の矛先が無ければ、盛り上がりに欠けてしまう側面があります。

 僕たちは遂に、トッティのいないダービーを来季、目撃するのでしょうか。
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アルビレックス新潟、政権交代で巻き返しへ

2017-05-13 01:09:39 | 日記
 アルビレックスが監督交代に踏み切ります。

 ラファエルとレオ、ふたりのシルバが移籍したことも手痛い事柄だったのでしょうが、首脳陣はよもや開幕から、ここまで勝ち点を得られないとは感じなかったのでしょうね。

 ファンが新監督である呂比須ワグナー氏をどう感じているのかも気がかりです。

 僕個人としては

 1・ガンバの2012年の低空飛行を招いてしまった
 2・ガンバはその年J2降格画決定する
 3・一方でこのときのガンバがセホーン、呂比須という2頭体制であったことも確か

 という判断しにくい材料が多いと感じます。

 つまり、ガンバがあくまでセホーン体制ありきであり、呂比須氏はアシスタントとして支える、という形を描いていたわけです。

 しかし、選手の間ではどちらの指示を尊重すべきかわからないという声が多く、その点で政権がとん挫した形になります。

 逆に言えば、呂比須氏は新潟でようやく

 「自分の言動に責任が持てる」
 「2頭体制という窮屈さから逃れる」

 というプラス面が得られます。

 日本語も堪能であり、現役時代はフランス・ワールドカップ出場の原動力となりましたから、特にFWの選手たちへもまなざしに注目が集まると思います。

 今季のJ1は広島が波に乗れず、大宮も監督交代が囁かれるなど、好調のクラブとそうでないクラブの差が大きいと言えます。

 昨年までなら、2ステージというある意味では挽回が効きましたが、今季は通年ですからアルビレックスはいち早く動いた、という見方もできます。
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