塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今から思うチャンピオンズ・リーグ決勝の行方

2017-05-12 01:11:06 | 日記
 カーディフで行われるチャンピオンズ・リーグの決勝はユヴェントス対レアル・マドリーとなりました。

 これらを両クラブの視点で考えますと

 1・ユヴェントスの視点
 勝てば1996年以来3度目の優勝となり、優勝回数はインテルと並ぶ形になる。
 リーグ6連覇と合わせ、莫大な利益を得られる形になる以上に、カルチョ復権の土台となるかもしれない

 2・レアルの場合
 遂に2連覇を果たすクラブとして名前が刻まれる可能性あり。
 また優勝回数12回となれば、ミランの7回を圧倒的に上回る、偉大な記録となる。

 というように、どちらにも名誉が転がり込みます。いじいいい

 またジダンは両クラブで活躍しましたから、胸中は複雑かもしれません。

 最後は工業都市であるトリノが持つある種の冷淡さ、そしてカルチョのストレスに参ってしまいましたが、ボルドーから移籍し、真の名手となる土台となる存在は間違いなくユヴェントスにあります。

 そして明るい太陽、ヴェロニカ夫人のふるさとで過ごす現在を思えば、過去のノスタルジーが不要であることも確かです。

 ユヴェントスの3-5-2が堅守を見せてきたことは確かですが、両翼に強烈な個性を持つレアルに対し、アレグリが3-5-2を維持するのか、4-4-1-2を用いるのか。

 この点も勝負を左右するように思います。

 ブフォンからすれば、これが最後のチャンスでしょうし、ユーヴェが優勝すればフィアットの株も上昇するかもしれませんね。
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コーチと両親が口出しする重圧を思う

2017-05-12 00:59:39 | 日記
 野茂さんとイチローさん。

 投手と野手で大リーグ移籍の先駆けとなった両選手は、くしくも仰木彬氏が監督として見守られていました。

 共通しているのは師事した人物だけでなく、トルネードと一本足という独特のフォームの持ち主であり、仰木さんはこの点を長所として考えましたが、殆どの関係者は矯正すべきと捉えていました。

 しかし、この技術が米国で生き抜く形になったことは、今ではよく知られています。

 一般論ですが

 日本人コーチは口を出しすぎ
 日本の親は子供に重圧を与えすぎ

 と指摘されます。

 野球だろうがサッカーだろうが、子供たちは口を挟められれば萎縮し、ミスを犯さないように周囲の顔色を窺うようになります。

 僕が小学生のころの草サッカーは攻撃だろうが守備だろうが、皆が思うように動いていましたし、用具が無くても凄く楽しいものでした。

 簡単に言えば

 「自分の判断で行動する」 
 「考えることの大切さ」

 を知らずに感じていたのでしょうね。

 今は運動会でも、順位を明確にせずに横一列での表彰がいあっぱん的になりました。

 これも親の口の出しすぎが要因と言えるでしょう。

 僕は口出しを我慢して、どうして子供がその行動にでたのか想像してみたらどうかと思います。

 案外、「こんなことを考えていたのか」と感心する事柄が見えてくるのではないでしょうか。
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