塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

仮にスタジアムでトラブルが起きたならば

2017-05-22 18:50:49 | 日記
 今朝、長野駅の手洗いで異臭騒ぎがありました。

 また、飯山市では土石流の発生と、長野市周辺では騒動が相次いでいます。

 仮にですよ、パルセイロに限らずスタジアムで災害や事故が発生した際、陣頭指揮は誰の下で行われるのか、という点が気になりました。

 土石流、台風、豪雪など災害は幾つもありますが、その多くは

 市町村長、県知事など要人が陣頭指揮を執る
 同時に消防隊などレスキュー隊にも協力を依頼

 の形になります。

 今のところ、Uスタジアムで異臭騒ぎなど起こることは無いでしょうが、東京五輪を境に様々な危険を帯びた事件が発生するかもしれません。

 こうした人命に係わるトラブルでなければ

 1・FC岐阜と松本山雅線でジャージの色彩が酷似
 2・レイソル対ジュビロ戦で起きた、PK判定の取り消し

 など、今季のトラブルはまだ「かわいい」と言えるように思います。

 今Jリーグはタイ、ヴェトナムを軸に東南アジアへの進出をはかっています。

 彼らが日本国内で観戦した場合の事を考えれば、最小限の案内喚起は必要ではないでしょうか。

 海外で言葉、地理がわからないこと、空腹を感じることほど寂しさを感じることはないでしょうから。
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人間、他界した際に本性が見えるのか

2017-05-22 14:02:49 | 日記
 僕は毎日英語の教科書を読みますが、時々

 「おい、一体俺はなぜ毎日教科書を読んでいるんだ?」
 「海外に出かけることはおろか、人生でパスポートを申請すらしたことが無いのに」
 「日本人の友人、恋人さえいないのに、海外でそんなものが見つかるわけないじゃないか」

 と自分に悪態をつくくらいです。

 僕が仮に今死んだとしても、

 「ああ、惜しい人を無くしたな」

 と思う人間は皆無ですしね。

 スペインならばルイス・アラゴネス
 オランダならばヨハン・クライフ
 ポルトガルならばエウゼビオ

 過去5年の中で、サッカー界の偉人たちが他界しました。

 興味深いのは追悼の声が本国だけでなく、世界中から届いたこともそうですが、レアルやスポルティングのような、ライバルクラブのファンでも、寂しさを覚えた点にあります。

 例えばアラゴネスは正直者と慕われる反面、頑固で口が悪く、ティエリ・アンリを引き合いにホセ・レジェスに向かって

 「あの黒んぼよりお前の方が優れていると証明してやれ」

 と叫び、世界中で問題視されました。

 一方でサミュエル・エトーのように、彼は口は悪いが差別主義者ではないと庇う人間もいたものです。

 クライフもチャンピオンズ・カップでミランに0-4で敗れ、ストイチコフやロマーリオとの軋轢は有名でしたが、3-4-3の布陣、そしてグアルディオラを見出し4番を与えたことは、今でも語り草です。

 エウゼビオはベンフィカの伝説ですが、それはサラザール政権という象徴の中での出来事でしたが、彼がクラブを悪くいうことはありませんでした。

 最後、皆が彼らを追悼したのは、人間臭さを知りえたから、ではないでしょうか。
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スタジアムの屋根が生む芸術

2017-05-22 11:53:57 | 日記
 スタジアムに屋根があることは、陽射しを避けられるというファンにとって大きな利益になります。

 今日の信濃毎日新聞でも、千曲川ハーフマラソンで熱中症の疑いがある方々が次々と病院に搬送されたとあります。

 僕は日焼け止めを塗る習慣が出来つつありますが、そうでない方にとって屋根があることは、そよ風を感じ、そして観戦に集中できます。

 そして屋根があることは、サッカーに芸術を与えます。

 まずは黒と白のコントラストですよね。

 黒の日陰の部分と白の太陽の部分。
 
 このコントラストによって見栄えは全く違いますし、選手たちも日陰を巧みに利用することで体力の消費を抑えらます。

 インテルの名手と言えば

 ルイス・スアレス(スペイン)
 ジャイール(ブラジル
 ファケッティ、マッツオーラ(イタリア)

 が思い浮かびます。

 丁度、グランデ・インテルと世界中から畏怖された時期の選手たちですが、そこに加わるのがマリオ・コルソです。

 ブラジル代表ジジが「枯れ葉」と呼ばれる、美しいフリーキックを蹴ることで有名でしたが、彼も枯れ葉を操る選手でした。

 コルソは走ること、ボールを追いかけることが大嫌いな選手で、インテルファンは観戦の度にサンシーロにできる日陰を見て

 「今日コルソはここでプレイする」

 と語り合ったと、インテル好きで有名なクラウディオ・カルリがサッカー・ダイジェストの別冊「ファンタジスタ50」の28ページで言及しています。

 ベニート・ロレンティがフリーキックを蹴る際、レモンの皮をボールの下に敷いたなど、当時の試合に関する逸話は幾つもありますが、魔術師と称えられた指揮官エレーラも大したものではないでしょうか。

 走れ!というのは簡単ですが、走らないことはコルソの個性であり、言った瞬間殺いでしまうわけですからね。
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日本代表はオールスターではないという観点

2017-05-22 01:15:02 | 日記
 間違ってはいけないのは、日本代表はオールスターでは無いという観点です。

 大リーグに代表されるオールスターゲームは、ファンが試合に登場してほしい選手を選出し、当日のホームラン競争に代表されるアトラクションを楽しみながら試合を観戦するわけです。

 一方で日本代表というものは

 プロフェッショナル・ファウルを覚悟できる選手
 試合終盤で一番消耗でしているときに、踏ん張りがきく選手

 が求められます。

 メディアの意味のない批評に付き合う必要は全くありません。

 オシム体制発足の際、彼は羽生や山岸という、自身の戦術と特性を理解した選手を数多く選出し、戦術浸透の度合いを早めようとしました。

 勿論ジーコ体制でも招集対象であった川口、中澤、巻も重用されましたが、一方で選手の顔ぶれを見て

 「ジェフの選手が多すぎる」

 という、ある種真っ当と思える意見はともかく

 「選手の顔がわからない」
 「代表そのものに華が無い」

 という、つまらないものもありました。

 僕は岡崎や本田を蔑ろにしても良いとは全く思いませんし、逆に20代前半の選手を並べても良いとも思いません。

 一番大切なことは、代表監督が選出した選手たちが

 「真のプロ集団なのか」
 「そして練習や試合で調和を尊重できるか」

 という点に尽きると思います。

 韓国で行われているU-20ワールドカップの主語は、日本代表ではなく「久保」の日本代表になりつつあることが、注意点ではないでしょうか。
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日本代表の平均年齢を下げる方法を考える

2017-05-22 01:04:56 | 日記
 日本代表の平均年齢が上昇傾向であることを危惧する声が高まっています。

 一方で監督の匙加減にもよりますが、平均年齢を下げることはある意味簡単で、J1を軸にレギュラーを射止めた、20代前半の選手を招集すつことで解決します。

 これらは一例であり、布陣は4-1-2-3とします。

 GK中村(柏9
 DFライトフルバックから酒井(マルセイユ)三浦(ガンバ大阪)岩波(神戸)太田(FC東京)
 MF山口蛍(セレッソ大阪)小林(フェーレンフェーン))原口(ヘルタ・ベルリン)
 FW大迫(ケルン)久保(ヘント)鎌田(鳥栖9

 という形です。

 両翼には右に浦和の関根、F・マリノスの斎藤、中盤ではガンバの井手口、川崎の大島、底には鳥栖の原口なども考えられます。

 鹿島の鈴木も良いでしょうし、案外U-20からの登用もあるかもしれません。

 平均年齢を一気にさげることは

 場数を踏んでいない分、勢いを得られる
 経験値が少ない分、がむしゃらに戦う事ができる

 というメリットがあります。

 かれらの勢いを削がないためには、適切な助言ができる代表キャップ50以上の選手が必要でしょうし、例えば長谷部の言葉なら、誰もが耳を傾けるはずです。

 内田のようにドイツ、日本の両国で治療とリハビリを行い、懸命に復帰を目指す選手の姿勢にも重みがあります。

 ザルツブルクの南野はリーグ優勝に貢献し、米国でプレイする遠藤翼のように、欧州だけではないのが「海外」リーグです。

 こうして考えてみますと、代表候補選手というのは、凄く沢山存在するように感じますね。
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