塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて考えるブランドと選手の間柄

2018-03-20 00:47:07 | 日記
 ナイキがエアー・ジョーダンを発表して以降、バッシュの世界では契約選手の背番号や選手名を反映させることが当然となっています。

 コンバースは保守的を呼ばれ、契約選手の中でも最高峰と言われたジュリアス・アーヴィング、マジック・ジョンソンとラリーバードに特別な靴を随時提供したわけではありませんでした。

 それでも最後には

 1・ドクターJとアーヴィングのニックネームが刻印された靴を制作
 2・マジックとバードには、選出されたバルセロナ五輪のために専用バッシュを背番号入りで制作

 という形で時代の潮流に乗ります。

 それはフィラやリーボック、スポルディングも同様でしたが、これは米国バスケットが世界の頂点であり続けている、言い換えれば靴を提供する選手が限られている面があるためと感じます。

 ナイキがアルゼンチン代表もマウロ・イカルディのために、彼がセリエA通算100ゴールを挙げた、刺しゅう入りのシューズを制作しました。

 ナイキは現在、ネイマールとロナウドが最重要顧客なのでしょうが、今後は彼が広告塔に起用されるのかもしれません。

 サッカーはロナウジーニョの例にみられる

 1・一度体調を崩すと、元に戻るのが難しい
 2・通常のリーグ戦以外でも試合が多く、露出が効果的でない
 3・バスケットと比較して、強豪クラブが多い、言い換えれば個性のある選手が多い

 ということから、頂点に立つ選手が随時入れ替わる気配が大きいというわけですね。

 逆に言えば、契約先から背番号や名前入りの靴が与えられたなら、それは選手冥利に尽きるというわけです。

 ミズノが桜色のレビュラを本田だけに与えた事例にあるように、特別仕様の靴はそれだけで目立ちますしね。
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改めて思う、Jリーグにおける外国籍指揮官の割合

2018-03-20 00:28:28 | 日記
 日本代表選手に限らず、日本人選手が本場の欧州で戦いたいと思う理由に、戦術の潮流が欧州から誕生する点が大きいと思います。

 今季、オーストラリア代表監督を務めたポステコグルーが横浜F・マリノスの監督になったように、外国籍の監督を招聘することは、今後Jリーグの格クラブが検討の余地に値すると感じます。

 これまではクラブ出身監督が多かった印象を持ちます。
 
 ユン・ジョンファン監督はその代表例であり、レッズならばホルガー・オジェックとの2度目の契約、そしてギド・ブッフバルトの招聘が思い浮かびます。

 アントラーズもジョルジーニョ体制で当時のナビスコカップを勝ち取り、ジュビロは守備の要として活躍したアジウソンと契約しました。

 クラブ出身選手を後釜に添えることは

 1・クラブの内部事情を説明する手間が省ける
 2・クラブの問題点を在籍当時と比較しやすい

 という特徴があるのでしょうが、今後はより戦術、練習内容、スカウティングなどの監督画手掛ける任務に的を絞って招聘、という形が増えると思います。

 仮にリベルがマルセロ・ガジャルドとの契約を反故にしたのなら、彼を招聘できるチャンス生まれます。

 中国リーグは選手だけでなくお金をかけて

 1・マルチェロ・リッピ 2006年ワールドカップ優勝
 2・フェリペ・スコラーリ 2002年ワールドカップ優勝
 3・ヴィラス・ボアス 2012シーズン、ポルトで3冠と無敗優勝を手掛ける

 など、素晴らしい功績を残した指揮官を迎えました。

 日本と縁の深いピクシーにザッケローニ、そしてトルシエや岡田さんも中国に招かれた経験を持ちます。

 人間が脳の活力を頼りにしているように、サッカーも戦術を司る監督の指名は、今後より注意深くなると思います。
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