塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ディアドラ、マッチウイナーの新色を発売へ

2018-03-21 01:25:13 | 日記
 ディアドラが名品「マッチウイナー」の白バージョンを発売しました。

 マッチウイナーはロベルト・バッジョの愛用品として知られ、前回黒革で復刻したときと同様に、抽選でバッジョのサイン入りポストカードが当たる、キャンペーンも今回行います。

 ちなみにこのスパイクとリンクする形で、アパレルも手掛けているディアドラ。

 往年の名手と共に歩み始めた、ディアドラらしいキャンペーンと言えます。

 日本では「懐メロ」という形で、50代、60代の方が昔から贔屓にしている歌手のヒットソングに熱狂する場面が良く報じられます。

 彼らからすると、新曲に関心は無いのかもしれません。

 歌手が奏でる歌詞を耳にした瞬間

 レコードやカセットテープを購入した当時が思い浮かぶ
 熱狂し、雑誌やラジオで情報した当時の情熱

 を思い起こすには、新曲ではなく「当時の曲」が必要だからです。

 ディアドラがブラジルを復刻したことも含めて、彼らは今若い、今まさにサッカー好きになろうとしている世代ではなく

 1・バッジョやファン・バステンを知る世代
 2・米国ワールドカップ以降、バッジョのファンになった世代

 に標的を絞ろうとしているのかもしれません。

 ジーコとの契約が負えているため、「ブラジル」の販促はディアドラに思うような効果は無かったように感じます。

 しかし、バッジョとディアドラは契約中ですから、当然お互いのパートナーシップの下で商品開発ができます。

 インザギやトッティ、アンブロジーニなど、ディアドラと契約していた往年のイタリア代表が再集結すれば、イタリアの人気が高い日本では大きな話題になるようにも思いますがどうでしょうか。
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選手が古巣を批判するリスク

2018-03-21 01:04:40 | 日記
 アイルランド代表FWロビー・キーンが、確かリバプール在籍時だったと思いますが

 「インテルは最悪だったな」

 とインタビューに答えた事があります。
 
 キーンはイタリアではインテル、イングランドではコヴェントリーとスパーズ、そしてリバプールに在籍していましたが、彼がインテルに加入した2000年は、本当に混沌としていました。

 リーグ一節を終えた段階で、指揮官マルチェロ・リッピが辞任
 後任はマルコ・タルデリに決定するも、アンダー21で重用したアンドレア・ピルロの起用に踏み切らず、ミランへの移籍がこの段階で漂っていた
 前線のハカン・シュクル、中盤のステファン・ファリノスなど、新加入選手も些か地味であった

 というように、補強のポリシーも感じられない時期でしたね。

 キーンの発言に対して、インテルのファンは怒らないと思いましたね、当時は。

 インテルは大抵の時期を問題を抱えていますが、僕が感じたことは

 1・選手が古巣に対して悪感情を抱く発言は、自身を追い詰めることにならないか
 2・軽率な行動は、今のご時世御法度に近い

 という2点にあります。

 キーンが再度、ミラノを訪問する用件があれば、当時のインタビューを読んだインテル・ファンがあれば、何かアクシデントが起きる「かも」しれません。

 彼の発言が暴力行為や犯罪につながるわけではありません。

 しかし、今はより選手が防衛のために、発言をよく考える時代に到達していることは確かでしょう。

 ちなみにアイルランド代表はアンブロからニューバランスに契約先を変更するなど、様々な形で代謝を促していますが、それでもキーンが真っ先の連想する僕の脳みそも古いと感じてしまいます。
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