塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スローガンと制作サイドがマッチしてうまれる相乗効果

2018-03-29 00:30:32 | 日記
 2007年から1年の間放送された「仮面ライダー電王」は、佐藤健さんの出世作として知られています。

 一方でこの作品に用いられる枕詞

 「市場最弱の仮面ライダーは、電車に乗ってやってくる」
 「俺様は最初からクライマックスだぜ」

 という響きも、作品に深く投影されています。

 実はこの作品、途中で出演の女優さんが体調不良で降板し、脚本家の方は柿終えたシナリオを相当数書き直しているはずなんです。

 それでも登場人物に影響が無かったこと、物語の厚みに変化が無かったことは

 残った俳優陣が最後まで奮闘したこと
 冒頭でご紹介したスローガンとシナリオが完全にマッチしていた

 という証ですよね。

 スローガンとシナリオが一体化すれば、それだけで素晴らしい作品が生まれる土壌が出来る、という良い証拠が仮面ライダー電王の人気を生みました。

 一方で現在の日本代表は

 縦に早いサッカー
 1対1で負けないこと

 という監督の構想のみが独り歩きし、選手たちが悪戦苦闘しているわけですが、指示を護らないとすぐに批判され、怖気づくことになる日本社会の縮図を見ている気がします。

 「何で俺のいう通りにしないんだ」
 「俺の顔に泥を塗るな」

 と言われて育ってきた世代が

 自分の考えで動いていいと示唆されても、動けるはずがないんですよ。だって自分の判断で動いてもただただバカ扱いされてきたんですから。

 ハリルホジッチ監督はアルジェリアやパリ・サンジェルマンなど、規律よりも選手が自分の主張に分があるという世界で過ごしてきましたから、日本代表が効く耳を持つことがすごく嬉しいと感じているようです。

 ここは思い切って自身のしがらみをすて、マイボールを大切にという原点に戻る簡単なスローガンに変えてはどうでしょうか。
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日本代表、監督交代はあるのか

2018-03-29 00:04:47 | 日記
 もし日本代表とヴァイド・ハリルホジッチが東証一部の企業ならば、株価は下がる一方で売却を希望する株主でひしめくと思います。

 プロ野球開幕、春のセンバツ高校野球の報道が多い、不躾な言い方をすれば現在の日本代表が

 「一国の学生野球というアマチュア競技にすら勝てない、報道の価値がない」

 という形になります。

 既に代表監督を交代すべきという外野の声、西野技術委員長が続投を明言するなど、いささか混乱している気配がありますが、霜田前技術委員長在任時にも監督交代の話、あったと思いますがそのツケが今きているのでしょうか。

 僕は森保さんが臨時で代表監督に就任し、五輪代表と兼任すればよいと思っていましたが、よく考えたら手倉森さんがアシスタントとしてA代表にいるではありませんか。

 そう、僕が考えるのは

 布陣は4-2-1-3、もしくは4-2-3-1に固定
 「1」の部分には中島翔哉を起用する

 事が、代表の根幹を担うと思うためです。

 4-2-1-3にしているのは、当然中央の守備を考慮している一方、ホールの選手をボックスエリアよりも後方に配置することで、相手のセンターバックやセンター・ミッドフィルダーをおびきよせる為、ですよね。

 4-2-3-1でもっと前線からプレスをかけても良いと思いますし、中島にはやれる可能性が攻撃陣の中で一番ひしめいていると思います。

 今、フルバックの選考に疑問符が挙げられていますが

 F・マリノスの山中亮輔
 FC東京の室屋成
 サガン鳥栖の原川力

 など、中盤も含めた選手選考の見直しも出来るのではないでしょうか。

 監督交代はまずありません。

 ただ戦術の見直しが無いならば、選手選考は考慮しなおす余地はあると感じます。
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