塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ワールドカップの最新ジャージが公開される中で

2018-03-10 01:53:00 | 日記
 日本代表は昨年、既にワールドカップモデルが登場しましたが、ここにきて各国の新作ジャージがお披露目となっています。

 先日行われた冬季五輪では

 イタリア選手団がカッパ
 オランダ選手団がフィラ
 日本選手団がアシックス

 というようにお国柄であったり、意外なブランドが再確認できたりと、競技だけでなく選手団の服装も楽しむことができました。

 一方でワールドカップの場合、アディダスとナイキ、そしてプーマが全体の8割程度を占め、アンブロがペルー、エレアがアイスランドと興味深い契約はさほど多くはありません。

 仮に皆さんが

 「世界で一番人気のあるスポーツブランドはどこだと思いますか?」

 と問いかけられたなら、やはりアディダスかナイキを連想するでしょう。

 ただ、ナイキがナイキであり続けるためには

 1・強豪ブランドよりも絶えず良い商品を生み出す環境を整える
 2・自分たちと同じ視野を持つ選手と契約を交わす

 だけでは不十分だと思います。

 サッカーに限って言えば、ナイキとアディダスの競争は本当に過酷と言えますが、実際のところ、ナイキはサッカーでは他のブランドを争っているかもしれませんが、実は陸上やバスケットなど自社の他の部門とも競争していますよね。

 ナイキはこれまでフライニット、アンチクロッグなど様々な機能をスパイクに搭載してきました。

 それはアディダスの勝つためもあるでしょうし、選手に良い靴を支給したいという考えでもあります。

 一方で自社のどの競技よりも優れた技術を生み出し、その為に売上をあげて開発費を潤沢にしたいという強い希望があると思います。

 こうした積み重ねの結果が、現在のサッカー界におけるキット・スポンサーに繋がっているのではないでしょうか。
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