塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ナイジェリア代表ジャージ、全世界で大評判

2018-06-06 01:04:06 | 日記
 ナイキが手掛けるナイジェリア代表のジャージが即日完売と、人気、話題共に沸騰中です。

 ナイキはデザインのヒントを、彼らが初めてワールドカップに出場した1994年モデルに得たそうですが、実はこのときにスポンサーはアディダスだったんですよね。

 よく、コンゴ民主共和国の男性「サプール」の平和活動が語られるように、アフリカの男性は

 「抜群の色彩感覚」
 「骨格や筋力そのものが、衣装、衣類の魅力を高めている」

 と感じます。

 アディダスがまだ音楽業界と疎遠だったころ、米国でスーパースターやジャージを纏った黒人3名のグループ、ランDMCが桁外れの人気を誇ると聞かされ、その熱狂を目の当たりにした瞬間に契約した。

 という逸話があります。

 メガネであればカザールが黒人に昔から人気がありますが、高額商品はある意味「成功の証」でもありますし、欧州で高額契約を結んだサッカー選手が、国民のあこがれであることは当然と言えます。

 ナイキのエアー・ジョーダン
 プーマのクライド(スエード)
 カンゴールのハット

 いずれも米国では黒人のラッパーやアスリートが着用して話題になったものですが、彼らが独特の感性を磨いてきた背景には、やはり自然豊かなアフリカ諸国の影響があるように思います。

 よくラルフ・ローレンがカタログと広告で、白人と黒人を両方起用しますが、これは人種に隔たりはないというメッセージでもあるでしょうし、逆に見栄えと言う観点でいえば、後者が勝っている印象です。

 カニエ・ウエストの名前は僕でもわかるくらいですから、ナイキが彼とけんか別れしたことは、アディダスにとって非常に得だった、のかもしれません。
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天然素材か、化学素材かそれが問題だ

2018-06-06 00:22:36 | 日記
 仕事用の服と普段着、いずれを購入するときにも天然素材か化学素材か、もしくは混合素材かで迷うことがあります。

 仕事用の衣料品は当然ある程度の「数」が必要ですし、これからは台風やゲリラ豪雨の危険性が高まりますから、機能を尊重すれば天然素材は脇に置く必要があります。

 僕は先日、仕事用のスラックスを2着購入しました。

 1着目はイタリアのアルフレッド・ロジーナ社のウール100%の夏用スラックス
 2着目はウールとポリエステルが半々の夏用スラックス

 ですが、どちたも型落ち品で定価を考慮すれば本当に激安だったんですね。

 これはなぜかと言えば、そのスラックスにはネームタグが付くわけですが、最近そのネームタグが切り替わったため、安くなっていたのです。

 日本代表も定期的にヤタガラスを含むエンブレムの変更がありますが、ブランドシンボルが変更になれば、旧在庫を早く終わらせ、店頭品をすべて同じタグに統一したいと思うことは当然です。

 確かに夏場洗えてさっぱりした気分で仕事ができることはありがたいものです。

 一方でやはり天然素材が持つ光沢や質感だけでなく

 自分で手入れを怠らないこと
 天然素材で味わう旬

 を大切にしたいとも思います。

 勿論、サッカー観戦のような際は、スポーツシャツやスニーカーなど吸汗速乾や歩きやすい服装が求められることは当然ですけどね。

 サッカースパイクも今は合皮の方が圧倒的に優位に立っていますが、もし僕が選手であれば天然素材、言い換えれば

 「ごくありきたりの革スパイク」

 を求めている気がします。

 逆にいいますと「外見の変化」が乏しい分、作り手からすれば広告が作りにくいという側面もあるのでしょうか。
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マーキュリアルから感じられるナイキの革新

2018-06-06 00:05:25 | 日記
 ワールド・サッカーダイジェストは今年の2月1日号で創刊500号を迎えました。

 誌面では60ページから65ページにかけて、500号の表紙を一覧で確認できますが、バッジョ、ベッカム、ジダンからロナウド、メッシへとその時代における旬の選手が確認できます。

 よくバロンドールがしばしば、受賞者が攻撃の選手に偏りすぎると批判を受けますよね。

 僕も2014シーズンはワールドカップ優勝のドイツからマヌエル・ノイアーが選出されるべきだと思っていましたが、実際の受賞はロナウドでした。

 ワールド・サッカーダイジェストも表紙も9割近くが攻撃の選手で占められており、一部でカンナバロ、マルディーニというイタリア代表の重鎮が確認できますが、やはりサッカーは

 「点を取る事」
 
 が焦点なのですね。

 ちなみにこの号では、ナイキ・スパイクの代名詞である「マーキュリアル」の特集も組まれています。

 マーキュリアルはその軽量性と鮮やかな色彩、そしてデザインと機能が両立していることで、ロナウド、ネイマールを軸に多くの選手たちが愛用してきました。

 例えばナイキとの契約狩終了後、リーボック、プーマと契約を交わしたティエリ・アンリは、アーセナル時代をこのマーキュリアルで過ごしましたよね。

 この歴代マーキュリアルを見て感じたことは、ナイキがバッシュ開発の恩恵を他の競技に活用している、という点です。

 今でもよくエアー・ジョーダンの特集が組まれますが

 シリーズ化してファンの期待に応えること
 エアー・ジョーダンとマーキュリアルはナイキのフラッグシップである
 前作を踏襲することはあるが、新しい革新をここに注ぎ込む

 という点で両者は非常によく似ています。

 ジョーダンは2度目の引退の年、1998年の事ですがニューヨーク・ニックス戦において、箪笥の中を掃除して見つけたと語った初代のエアー・ジョーダンを履いてプレイしました。

 そこには自分の大きな罵声を浴びせる一方、ニックスへの忠誠心とバスケットに長けたニューヨークへのファンへの敬意があった、とも言われています。

 コーチのフィル・ジャクソンは試合終了55秒前にジョーダンをベンチに下げるのですが、マジソン・スクエアガーデンのファンは、史上最高の選手に敬意を込めた拍手を送ったものです。

 初代のマーキュリアルでさえ、2018年の現在でも問題なく使えそうな気配がします。

 もしロナウドやリベリと言った愛用者が、古いマーキュリアルを履いたならば、それは凄い大きなファン・プロモーションになるのではないでしょうか。
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