塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

エレア、アイスランド代表のジャージを量産するだろうか

2018-06-22 01:30:46 | 日記
 もし僕がエレアの取締役ならば、すぐにアイスランド代表のレプリカ・ジャージを増産しろ、と伝えると思います。

 アイスランドにおけるアルゼンチン戦のテレビ視聴率は、何と驚愕の99%というとんでもない代物で、日本代表の勝利で歓喜に沸く日本を完全に凌駕しています。

 アイスランドの総人口は30万人ということですが、彼らの欧州選手権2016から始まる真っ向勝負の姿勢に、アイスランド以外のサッカー好きも関心を持っている気がします。

 2002年の韓日ワールドカップ以降、日本でもアイルランド代表の人気が急上昇したのも、アイルランドがいつも懸命に戦っている姿と、イングランドにはない健やかなファンの姿があったためです。

 アイルランドはアンブロから現行のニューバランスにスポンサーが変更していますが、問い合わせ案外多いのではないでしょうか。

 エレアのジャージが増産されるかどうかは、彼らの今後の戦いぶりに大きく左右されるわけですが、ロシアで観戦しているファンからすれば、本当に待ちわびた瞬間でしょう。

 UEFAは金銭的に貧しい小国を救うため、マクロンから無償でジャージの供給が受けられる手配を行いました。

 マクロンとしては無償提供とはいえ、相当数の国が着用するわけですから、露出と言う観点では大いに期待できます。

 彼らからしてもアイスランドの育成と躍進、そしてサッカーを取り巻く環境の在り方は、凄く参考になると思います。

 テニスやF1、自転車競技など欧州では他の競技も盛んですが、やはりワールドカップに出場することが皆の願いであることに間違いはないと感じます。
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解説者の方が危機感を持った方がいいと思いますけどね

2018-06-22 01:05:55 | 日記
 テレビのワールドカップ・コメンテーターに起用されている「元Jリーガー」「元代表選手たち」は、多くの場合

 「日本代表は危機感を持て」

 と語ります。

 それは勝って兜の尾をしめろ、浮かれていると足元をすくわれるよという戒めの意味が強いのでしょうが、僕は彼らの方がよほど危機感を持った方がいいと思いますけどねえ。

 彼らが世界の公用語である英語とスペイン語に精通しているという話は聞いたことがありませんし、

 フランスならばフランス・フットボール
 ドイツならキッカー
 イタリアならガゼッタ・デロ・スポルト

 本場欧州の新聞や専門誌の記者とサッカーの今後に議論できるだけの造詣がある、欧州だけでなく中米やアフリカにも出かけて現地の育成や最新のフィットネスや戦術を理解する。

 という姿も見られません。

 今後、解説者も日本代表のように世代交代が間違いなく進みます。

 これは僕の推測ですが仮に以下の選手たちがその席に就いたとすれば、今のコメンテーターは簡単にお払い箱でしょうね。

 1・中村俊輔
 スコットランドで2007シーズンMVPを獲得。
 イタリア、スコットランド、スペインの3か国でプレイし、そのフリーキックの素晴らしさはバルサとミランも警戒したほど
 Jリーグでも2度のMVPを獲得

 2・長谷部誠
 ワールドカップに3大会連続出場
 フランクフルトでDFBポカール、ウォルクスブルクでブンデスリーガ優勝、浦和レッズではアジア・チャンピオンズリーグも獲得
 英語とドイツ語に精通しており、日本代表の主将としても知られる

 今までの解説者は現役時代の栄光が大きく存在価値を膨らませていますが、これからの時代は実績だけでなく、語学力や海外での日々、そして自分の血彼でサッカーを語る事が出来るのか。

 これらが問われてくる時代だと思います。

 もし僕が「今の」解説者ならば、危機感真っ盛りのはずなんですが。
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大迫ハンパねえを連呼するにあたり

2018-06-22 00:52:27 | 日記
 コロンビアに勝利したことがよほど「望外」の結果ということでしょうか。

 現在の日本はセネガル代表に危機感を覚える一方で、プチ日本代表バブルが起きつつあります。

 厳密に言いますと「西野バブル」と「大迫バブル」の2種類が存在しますが、まあ待ちなさいよと言いたいですね。

 「大迫ハンパねえ」

 という単語、既に本人の意思とはかけ離れた形で浪費されています。

 でもね、確かに大迫がコロンビア戦でゴールを奪ったことは素晴らしいわけですが、1試合で1得点ですよ。

 ロナウドは2試合で4得点
 その中のスペイン戦で得たハットトリックは、ポルトガル代表が敗戦を免れる、まさに大エースの証

 ではありませんか。

 このような活躍について「ハンパねえ」と、大迫ハンパねえを乱発している方は用いた方が良い出のは無いでしょうか。

 ワールドカップカップでゴールデンブーツを得るには、当然8強以上に残ることが大事ですし最低でも6ゴールは奪う必要があると思います。

 ポルトガル代表が躍進するにはロナウドの活躍が必要ですが

 ワールドカップでの得点王
 レアルでのチャンピオンズ・リーグ3連覇

 という形であれば、彼が今季のバロンドールを得ることは間違いないでしょう。

 僕はもうロナウドではなく、モハメド・サラーに一票投票したい気分ではありますが。

 大迫ハンパねえと連呼するのは、ファースト・ラウンド3試合を終えてからで充分なのは間違いありません。

 実際選手たちの方がよほどまともで、セネガルに勝利しなければ何の価値もないことを重々承知しています。

 過去のワールドカップの歩みから学んでいるのは選手たちだけで、マスメディアとファン(僕も含みますよ)は、何も学んでいない空気が流れている気がします。
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