塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ぺケルマンを困惑させた前半3分の退場劇

2018-06-20 00:23:33 | 日記
 ぺケルマンは最初の交代で「飛び道具」であるクアドラードを下げました。

 彼のような縦に速い選手が不在になったことは、日本代表にとって大きな利益だったと思います。

 また同点ゴールを奪うフリーキックを放ったキンテーロの方が、明らかにハメス・ロドリゲスより動きが良かったわけです。

 ぺケルマンが体調が万全でないハメス・ロドリゲスを投入したのは

 1・日本が彼を畏怖している
 2・従ってロドリゲスにマークが集中し、フリーマンが誕生する

 という考えがあったのではないか。

 と推測します。

 ファルカオの瞬発力、途中交代で出場したカルロス・バッカなど、個人の技量では明らかにコロンビア代表の方が上でしたよね。

 でも日本は途中、投げやりになることなく我慢し続けました。

 当然コロン日だ代表は、ほぼ90分を一人少ない分をカバーし続けねばなりませんでしたから、体力の消費は相当高かったはずです。

 それでも日本代表が乾や酒井などが、幾度も惜しいシュートを放ったことも事実であるわけですが

 11対11と言う正規の形
 ハメス・ロドリゲスの体調が万全だったならば

 日本は敗れていたように思います。

 これでセネガルとポーランド戦が終えるまでは日本がグループHの首位になり、非常に良い気分ですよね。

 ただセネガル代表との一戦には、柴崎の足首、幾度もアップダウンした原口の疲労度など、考えるべき事柄が多々あることも事実です。
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日本コロンビアに勝利し、8年ぶりにワールドカップで勝ち点3を得る

2018-06-20 00:13:16 | 日記
 ワールドカップは4年に一度、必ず開催されます。

 しかし、4年に一度必ず参加できるわけではありません。

 ブラジル以外の強豪国ですら予選敗退の過去を持ち、アイスランドやパナマのように初出場の国は、参加が確定した瞬間、国中が乱痴気騒ぎとなりました。

 日本代表が2010年大会以来の勝ち点3を得たことは、本当にうれしい出来事です。

 スコアも2-1というPKとセット・プレイを大事にできたことが大きかったわけですが、コロンビア代表の技術はパラグアイ代表を確実に凌いでいましたね。

 欧州はこれからネーションズ・リーグを軸に代表戦を構成しますから、地理的に厳しくとも中南米遠征が大きな意味を持つかもしれません。

 ただ、勝利したことは嬉しいわけですが、これは審判に判定に助けられた面があります。

 前半3分での退場は、明らかにホセ・ぺケルマンに大きな心理的負担を与えましたし、彼ほどの指揮官ですら交代選手の顔ぶれは不可解だったと思います。

 アルゼンチン・ユースを率いていた時代、人見知りで誰とも打ち解ける気配が無かったファン・ロマン・リケルメ。

 その彼ですら

 「僕はホセのためにプレイする」

 とぺケルマンを慕っていたものです。

 2006年のアルゼンチン代表は予選の3-3-2-2から4-3-1-2に基本布陣を変更しましたが、予選でぺケルマンはパブロ・アイマールとリケルメを同時起用することが多かったんですね。

 しかし本戦では「エンガンチェ(トップ下)」をリケルメに固定した4-3-1-2で戦うことを決意します。

 ユースとA代表でこれだけの場数を踏んできたぺケルマンも、カルロス・サンチェスの退場判定に為す術がなく、その交代と4-4-1の布陣が当初は日本を惑わせたが結果は日本に味方した。

 という形ではないでしょうか。
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