塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ミズノ、あの名品を再復刻、今月発売へ

2018-11-01 22:18:55 | 日記
 世の中には「著作権」「版権」など、事業主を護る権利があります。

 中国市場における偽物の乱立は、上記の権利を侵害しているからこそ日本企業が訴えているわけです。

 しかし、彼らが効く耳を持たないのは、これまで中国ではこのような概念が浸透していなかったため、と思われます。

 そこで注目したいのがミズノです。

 リバウド愛用スパイクとして人気のあった「ウエーブ・カップ」が、日本製の完全復刻で今月3日より発売されます。

 専門サイトでも大きく扱われており

 2002年のワールドカップ優勝
 2000年、ミズノが彼の詳細を綿密にデータ化

 などの開発秘話も確認できます。

 正式な商品名は「ウエーブ・カップ・レジェンド・ブルー」と、リバウドと言う選手名を用いていません。

 しかし、広告にはウエーブ・カップを履くリバウドの姿が確認できるのです。

 同時にインソールの着脱、優勝回数の刺しゅうが4つから5つになるなど、細かい変更点もあるようですが、広告起用しているということ。

 これはリバウドとミズノが再契約を交わした、と僕は解釈します。

 以前にもお話したように、スパイクよりも復刻の頻度が高いバッシュは、名品を復刻する際に契約切れの事が多く、名前をつけるのに苦労するんですね。

 コンバースがジュリアス・アーヴィング引退後から10年の1997年に、オマージュとしてデザインした「ドクターJ2000」のように、必ずしもブランドと選手の関係がいつまでも密ではありませんよね。

 この復刻ウエーブ・カップ、既にバカ売れのようで希望者は後を断たないようです。
 
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世界のダービーマッチから

2018-11-01 22:04:03 | 日記
 今日発売のワールド・サッカーダイジェストは、世界のダービーマッチを特集しています。

 J1でもダービーは数多くあり、その代名詞が

 1・多摩川クラシコと呼ばれるFC東京対川崎フロンターレ
 2・大阪ダービーと呼ばれるガンバ対セレッソの一戦 
 3・静岡ダービーと呼ばれるエスパルス対ジュビロ

 がそうでしょうか。

 イングランドでいえば、マージーサイドは地域を代表する一戦であり、今も昔もリバプール対ユナイテッドの一戦が、イングランド全域で注目が集まります。

 Jでもこの日本を代表するダービーがあると良いのですが。

 アントラーズ対ジュビロ
 レッズ対ガンバ
 レッズ対アントラーズ

 というように、全ての年月ではなく、その都度全国のサッカー好きを巻き込んでの一戦が注目されてきたことは確かですが、今後はどうなるでしょうか。

 カテゴリーが異なる種

 1・レッズ対アルディージャ
 2・ヴェルディ対FC東京

 など、ダービーに発展しない例もあります。

 リバプール、ユナイテッドも常にプレミアに留まっているからこし、実現していると言い換えることも可能です。

 「フットボール批評13号」の108ページから5ページにわたり、青森県におけるダービーの記事が宇都宮徹壱氏によって執筆されています。

 青森県はラインメール青森、ヴァンラーレ青森というふたつのクラブがあり、この両クラブが全国リーグで対戦したのですが、北と南では気候、風土、文化もまるで異なるというんですね。

 (ちなみにこの号が刊行されたのは2016年です)

 週刊ダイヤモンドが今週号で「地政学」を企画していますが、サッカーよりもまずはこの地政学の観点からダービーは学ぶ必要がありそうです。

 将来のダービーはこの青森県、我が長野県の方が大きく喧伝されている可能性があります。
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来季、実現すれは盛り上がるであろうACLでの出来事

2018-11-01 01:46:43 | 日記
 アジア・チャンピオンズリーグ出場権を得ようとしている北海道コンサドーレ札幌

 ミシャ・ペトロビッチ氏が描くサッカーは、都倉とジェイが前線の要となり、チャナティップ、小野と中盤に秀でた能力を持つ実力者が控えています。

 そこで思うのがコンサドーレが描くアジアでの成長です。

 ベトナム代表のレ・コンビンが在籍した際は、当然現地で「ホッカイドウ」の知名度が上昇し、旅行先に選ばれるようになりました。

 チャナティップはタイ・サッカーの代名詞ですから、仮にコンサドーレがチャンピオンズ・リーグ出場権を果たし、タイのクラブと同組となれば。

 タイでは大きなうねりが巻き起こるに違いありません。

 ブリーラム・ユナイテッド
 ムアントン・ユナイテッド
 チョンブリFC

 はすでにタイという国を超え、アジア全域で有名なクラブに成長しています。

 オーナーは多くの資金を運営費として賄い、本気でアジア王者を目指しています。

 これらいずれかのクラブとコンサドーレが対戦すれば。

 ビジター客として北海道を訪問するタイ・サッカーの担い手たちを、一気にコンサドーレの魅力に引き込める、有意義な機会でもあるでしょう。

 それは別のクラブにも言えます。

 元広島の塩谷司が、UAE王者アル・アインの一員としてエディオン・スタジアムで戦う
 神戸のイニエスタが、カタールのアル・サッドに在籍するシャビと再会する

 ような出来事が実現すれば、それは凄く大きな出来事です。

 チャンピオンズ・リーグがすでに大きなビジネスとして認知されていますが、アジアでも同様の勢いがつく予感がしますし、日本は乗り遅れてはいけませんね。
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