塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アンブロ、遠藤の記念スパイクを製造、発売へ

2018-11-11 01:54:26 | 日記
 ガンバの遠藤保仁がJ1出場600試合を記念して、契約するアンブロが税込64800円で限定12足の記念スパイクを発売します。

 南アフリカワールドカップ終了後は、彼にリバプールから移籍の打診があったと聞きましたが、彼は今でもガンバ大阪の象徴として君臨しています。

 稲本、宮本、倉田、二川に橋本。

 ガンバが1990年代後期から2000年代中期にかけて主力を担ってきた選手たちと袂を別つ形になっても、「ヤット」が離れる姿を僕も含めて誰一人想像できません。

 親友である中村俊輔がプロとしての決断、つまりジュビロ磐田に移籍しましたが、もし横浜フリューゲルスにあのような問題が発生しなければ、遠藤の歩みも異なっていたに違いありません。

 「無事これ名馬なり」

 ありきたりな言葉かもしれません。

 しかし、サッカーという接触競技でこれだけ健康を保てることは、本当にすごい事です。

 夏場は冷房や食あたり
 冬場やインフルエンザのような流行り病

 こうした僕たちの日常に潜むほんの些細な事柄でも、プロには大きなダメージとなって影響を与えます。

 遠藤が極端なまでに食生活、睡眠と入浴にこだわっているようには見えませんが、実際のところは細かい観点で生活を送っているのでしょう。

 ガンバが今季、明らかに監督指名でエラーを犯したことは事実です。

 一方で宮本新監督就任以後は、監督の適切な処置により比較的早い段階で降格圏内から脱出しました。

 難しいのは

 1・宮本体制を継続するのか、新人事に移るのか
 2・その時、遠藤をどのように扱うのか

 という事項が発生します。

 ローマが晩年のトッティをどう扱うべきか迷ったように、ガンバ首脳陣も同じ悩みが起きるでしょうか。

 変わらないのは遠藤が、常にダブル・ダイヤモンドで駆け上がる姿だけですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変わらない、何も変えないという美徳

2018-11-11 01:34:56 | 日記
 服好きでなくとも、以下の靴がタウンカジュアルではなく、本来は競技用に作られたものであることはご存知だと思います。

 ナイキ エアーフォース1
 アディダス スーパースター、スタンスミス
 コンバース ジャック・パーセル、チャック・テイラー

 特にチャック・テイラーは世界最古ともいえる競技用シューズであるだけでなく、靴そのものに始めて人名が作られた形になります。

 1960年代のNBAでは、まだキャンバス素材のチャック・テイラーが主流でしたが、アディダスが本革を用いたスーパースターを開発し、コンバースを追随します。

 その対抗商品がワンスター、プロレザーであり、やがてウエポンへとつながります。

 ナイキもエアーを搭載した初めてのバッシュ、エアーフォース1を開発し名手、モーゼス・マローンに支給します。

 近年そのエアーフォース1を、ラシード・ウオレスが愛用したことは大きな話題となりましたね。

 チャック・テイラーはともかく、スーパースターや1970年代、それ以外に例を挙げたバッシュは1980年代に製造され、今でも愛され続けています。

 ここで思うのが、サッカースパイクとの比較です。

 これらのバッシュはもはや競技用としてではなく、クールなファッションの靴として認知されらいるわけです。

 しかしミズノのモレリア、アディダスのコパ・ムンディアルも

 1・1980年代に製造が始まる
 2・デザイン、素材を一貫して変更していない

 点もさることながら、2010年代の現代でも競技用として愛用選手がいるわけですよ。

 これは本当に驚くべきことです。

 オフサイドの判定がどんどん変化してゆく
 勝ち点が従来の2から3へ
 ビデオ判定の導入

 と環境が大きく変化する中で、何もしないことが美徳、と言う点でオールド・スパイクは非常に価値あり、ではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする