塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アビスパ、井原監督辞任の申し出より

2018-11-17 19:05:15 | 日記
 アビスパ福岡の井原監督が、J1昇格を逃した責任を取るために辞意を申し出ました。

 やはり結果が伴わなければ、責任者が進退伺をするものなのですね。

 長野パルセイロも来季に向けて高校生1名、大学生1名の加入が決まり、レディースにも過去、育成機関のシュベスターに籍を置いていた選手が加入します。

 選手の平均年齢を下げ、思い切りの良さ、勢いをつけることは近年のパルセイロには見られなかった光景です。

 ただ、一気に平均年齢を下げることは、場数の少なさも浮彫りにします。

 日本代表でも森保監督が最終ラインの構築に吉田を起用し、もう一人のセンターバックに富安を用いたのも、ラインの上げ下げや対人について吉田の背中を見てほしいと思ったためでしょう。

 大迫と交代した北川も同様でしょうね。

 パルセイロの選手たちも今季の出場数で、改めて自分が移籍リスト対象か、そうでないのかは何となく気づいていると思います。

 一方で当然、他クラブから移籍の打診がある選手もいるでしょう。

 僕が考えるのは

 1・松原をセンターバックに移動し、左右のフルバックを補強してはどうか
 2・新井のように、故障でシーズン丸々出場できなかった選手の契約をどうすべきか
 3・GKは現状の形で問題ないのではなかろうか

 という3点になります。

 ただ、GKは植田千曲高校からリュウ選手が加入するため、3人体制を維持するならば誰かが移籍、と言う形になります。

 来季、再度ペナルティからジャージの提供を受けるのか、監督、GM、社長全てが変わるのか、ファンは様々な思いがあると思います。

 山雅がJ1で戦う来季、パルセイロもJ2昇格に向けてある種のリセットが必要のように見えます。
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クラフツマン・シップと生産国の関係性

2018-11-17 16:06:02 | 日記
 先日アメトークの企画で「スニーカー芸人」が放送されました。

 僕は高校時代に偶に然日の出出版の「ファインボーイズ」を購入して以降、20年以上飽きることなく服装や身だしなみに関心を抱き続けています。

 ファイン・ボーイズと並行して読み始めた

 祥伝社のブーン
 KKベストセラーズのストリート・ジャック
 ワニ・ブックスのクール・トランス
 宝島のアサヤン

 など、当時終了だったジーパン、バッシュの企画が目玉記事ですと、臨時増刊号、ムックも含めて随分と購入したものです。

 ですから一番お金がない時に欲しいスニーカーが山積みとなり、その欲望がはじけてしまったのが大学時代で、随分靴屋、古着屋、スポーツ店で散財したものです。

 今でもスニーカーに関心はありますが、学生時代とは見る感覚が異なります。

 今は、イタリア製、日本製など、製造国を吟味しながら

 「クラフツマン・シップを体感できる靴」
 「スーツ、ブレザー。ジーンズ、いずれでも違和感のない靴」

 に関心があります。

 僕がサッカー観戦の御供に使う靴に、パトリックのスタジアムがありますが、パトリックは原則国内生産であり、仮に履きつぶしても同じ商品が価格は異なる(少し前に価格改定になったため)ものの、入手できます。

 つまり、プレミアがつく希少価値という付加価値から外れると、新しい価値観が芽生える、というわけです。

 ディアドラ・ヘリテージは一番高価な靴がイタリア製で、他にポルトガル、ルーマニア製があります。

 当然レザー・シューズは欧州が原点であり、彼らの靴づくりをスニーカーでも味わえることは価値があると思います。

 僕が大学時代、プーマのカリフォルニアと言う靴がスロバキア製という欧州生産でありばらが、7800円でカラーヴァリエーションも多い事で大人気でした。

 当時はまだ、パトリックのフランス製も見かけたものです。

 旧フランス製、ユーゴスラビア製のプーマ、アディダス・スパイクを探したい、入手したいという熱心なファンの気持ち、どこかでわかるんですよね。
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フィオレンティーナとエンポリの関係性から

2018-11-17 15:45:23 | 日記
 イタリアにトスカーナ州と呼ばれる地方があります。

 代表的な都市はフィレンツェとなり、男性誌で多く語られる「ピッティ」と呼ばれる洋服の展示会もここ、フィレンツェが舞台です。

 Jリーグでも愛用者が多いようですが、イタリア有数の仕立屋アントニオ・リヴェラーノ氏の工房もありますが、やはりカルチョとフィオレンティーナは外せません。

 しかし、フィオレンティーナからほんのわずか(50キロ程度と聞きました)離れた場所にエンポリがあります。

 現在チェルシーの指揮官としてプレミアで采配を振るうマウリツイオ・サッリは、ここで研鑽を積みました。

 イタリア代表に召集された選手もおい

 アントニオ・ディ・ナターエレ
 ヴァルディフィオーリ

 の両選手が知られています。

 エンポリの目的がスクデットではなく、育成に特化した政策を用いている点はユニークですね。

 フィオレンティーナはエンポリよりも格上ですが、フィオレンティーナが憎きユヴェントスほど国際的知名度も優勝回数を誇るわけではありません。

 しかしアントニョーニ、バッジョ、ルイ・コスタなどその時代にふさわしい背番号10がいたこともあり、エンポリを見下すような態度をとる事は往々にあるそうです。

 ですから、両者のダービーは

 ミラノダービー
 ローマダービー

 という、イタリアを代表するダービーのような喧噪をもたらすと聞きました。

 長野パルセイロと松本山雅の関係も、どこか似ている気がします。

 パルセイロがエンポリのように育成を重視している態度をクラブ創設時から掲げている一方、フィオレンティーナが基本1部で戦うのが当然のように、山雅も2019年以降より大きな高見を目指すはずです。

 こうしたクラブの規模、目標によって明確な差が生まれるわけですが、この差がファンの嫉妬、気概を生む根幹にあるのでしょうね。
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