本日21時から第2話が放送のテレビ朝日「プライベート・バンカー」
大富豪から雇われ、その資産運用を任されるプライベート・バンカーですが、テレビドラマの大罪として描かれることは、稀な事例ではないでしょうか。
僕は第1話を視聴し、今日もテレビの前に座りますが、プロサッカーのオーナーは大富豪ですよね。
インテル・ミラノのマッシモ・モラッティ
ACミランのシルヒオ・ベルルスコーニ
マンチェスター・ユナイテッドのマルコム・グレイザー
彼らは既にクラブのオーナーシップを手放していますが、富豪は自分が愛するクラブを所有する、そこに愛がなくとも買収し、指揮官やGMを指名することに、大きな成功を感じるのでしょうね。
とくに僕がイタリアサッカーに関心を抱き始めたころ、インテル・ミラノがACミランよりも先に
優勝回数20回に到達する
従って、ジャージに縫い付ける星の数が2つに増加
という状況になるとは思いもしませんでした。
ミランはベルルスコーニの潤沢な資産と、アリゴ・サッキとファビオ・カペッロという、明確な戦術を持つ指揮官がいましたが、インテルは
コッラード・オリーコ
オズバルド・バニョーリ
オッタビオ・ビアンキ
など、ナポリでスクデット(ビアンキ)は獲得したが、それはカレカとマラドーナのおかげと陰口をたたかれ、明確な練習方法すらない指揮官を雇うなど、90年代はまさに暗黒でした。
モラッティも随分とお金を使いましたが、2010シーズンのチャンピオンズ・リーグ優勝を含む3冠で、それまで注いだ愛情とお金が報われたわけですが、このころからミランの財務は最悪となります。
今は選手のほうが、プライベートジェットを軸にお金を使います。
プライベート・バンカーは世界規模で需要があるのではないでしょうか。
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