塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

テレビ朝日の新作「プライベート・バンカー」

2025-01-16 15:35:33 | 日記

 本日21時から第2話が放送のテレビ朝日「プライベート・バンカー」

 

 大富豪から雇われ、その資産運用を任されるプライベート・バンカーですが、テレビドラマの大罪として描かれることは、稀な事例ではないでしょうか。

 

 僕は第1話を視聴し、今日もテレビの前に座りますが、プロサッカーのオーナーは大富豪ですよね。

 

 インテル・ミラノのマッシモ・モラッティ

 ACミランのシルヒオ・ベルルスコーニ

 マンチェスター・ユナイテッドのマルコム・グレイザー

 

 彼らは既にクラブのオーナーシップを手放していますが、富豪は自分が愛するクラブを所有する、そこに愛がなくとも買収し、指揮官やGMを指名することに、大きな成功を感じるのでしょうね。

 

 とくに僕がイタリアサッカーに関心を抱き始めたころ、インテル・ミラノがACミランよりも先に

 

 優勝回数20回に到達する

 従って、ジャージに縫い付ける星の数が2つに増加

 

 という状況になるとは思いもしませんでした。

 

 ミランはベルルスコーニの潤沢な資産と、アリゴ・サッキとファビオ・カペッロという、明確な戦術を持つ指揮官がいましたが、インテルは

 

 コッラード・オリーコ

 オズバルド・バニョーリ

 オッタビオ・ビアンキ

 

 など、ナポリでスクデット(ビアンキ)は獲得したが、それはカレカとマラドーナのおかげと陰口をたたかれ、明確な練習方法すらない指揮官を雇うなど、90年代はまさに暗黒でした。

 

 モラッティも随分とお金を使いましたが、2010シーズンのチャンピオンズ・リーグ優勝を含む3冠で、それまで注いだ愛情とお金が報われたわけですが、このころからミランの財務は最悪となります。

 

 今は選手のほうが、プライベートジェットを軸にお金を使います。

 

 プライベート・バンカーは世界規模で需要があるのではないでしょうか。

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