塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アンダー20ワールドカップという名の見本市

2025-02-24 20:32:01 | 日記

 アンダー20日本代表が、FIFAアンダー20ワールドカップの出場権を得ました。

 

 アンダー20ワールドカップは、アンダー17ワールドカップと比較した際

 

 選手が身体的に成熟し、戦術理解度も深まっている

 国内リーグだけでなく、海外で場数を踏む選手が多く、よりフィジカル・コンタクトに対応できる

 マスメディアからの質問にも、より落ち着いて返答可能

 

 というように、登竜門としての認識が高くなっています。

 

 1996年のアトランタ五輪、2000年のシドニー五輪のころまでは、五輪、つまりアンダー23の選手が若手という認識でした。

 

 しかし、アーセナルやインテルミラノなど、欧州老舗クラブが青田買いと批判されても

 

 有力選手の獲得を惜しまない

 彼らを育て、売却するかもしれないし、レギュラーにするかもしれない

 

 というように、低年齢でも名門に在籍できる形が2000年代から増加していきます。

 

 日本では五輪サッカーの注目度は高く、メダルが獲得できるかどうかでJリーグの報道に変化が起きますし、それはお隣の韓国サッカーも同様ですが、世界的にみれば稀な事例でしょうか。

 

 確かにパリ五輪日本代表の選手たちも、ベルギー、ポルトガル、日本でプレイし、五輪終了後に欧州クラブに移籍した選手もいます。

 

 欧州と南米では10代でA代表の先発に名を連ねる存在がいることを思うと、やはり五輪代表で場数を踏むという日本の形は、幾分遅れているという面はありそうです。

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