塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

欧州サッカーに向けてアジアから吹く風

2018-03-30 01:27:23 | 日記
 マレーシア出身の実業家、トニー・フェルナンデスはクイーンズ・パークレインジャーズに出資しているだけでなく、航空会社「エア・エイジア」の創業者としても知られています。

 先日の日経新聞にフェルナンデスのインタビューが公開されており、今後は中国にも進出するとのこと。

 エミレーツ航空がサッカーへの出資を止めることを検討しているという報道がありますが、フェルナンデスがサッカーと事業の両方で精力的に動き回っていること。

 これはサッカーの世界でアジアの影響力が無視できないことを示しています。

 当然シティとエティハド、PSGとQSIというように

 中東資本のプレミア参入
 資本を提供するという情報が錯綜し、オーナーの素性がわからない

 というデメリットもあります。

 スペインではマラガ、イングランドではポーツマスがオーナーシップで痛い目を見ています。

 今後、アジアと米国の富豪たちは世界で普遍的な競技であるサッカーに、より多くの資金を投じて自分の価値観を社会に与えてゆくのでしょう。

 服装に限らず、現行のマナー、作法は英国にありますが、上流階級はサッカーではなくクリケットかラグビーを好みます。

 英国で皮肉の材料としてベッカムの下町風の英語が話題になりますが、資本家は

 自分たちは庶民を見下したりしない
 サッカーは皆の憩いである

 という点を強調したいのでしょうね。

 日本は富豪という観念が欧米よりも希薄ですが、今後はJリーグを筆頭にオーナーシップを持ちたいという考えが広まるでしょうか。

 サイゲームズや横浜タイヤ、東洋タイヤのように欧州サッカーに出資する企業の増加で、景気の動向も見えてきますが、今夏ワールドカップ特需は期待できるでしょうか。
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スローガンと制作サイドがマッチしてうまれる相乗効果

2018-03-29 00:30:32 | 日記
 2007年から1年の間放送された「仮面ライダー電王」は、佐藤健さんの出世作として知られています。

 一方でこの作品に用いられる枕詞

 「市場最弱の仮面ライダーは、電車に乗ってやってくる」
 「俺様は最初からクライマックスだぜ」

 という響きも、作品に深く投影されています。

 実はこの作品、途中で出演の女優さんが体調不良で降板し、脚本家の方は柿終えたシナリオを相当数書き直しているはずなんです。

 それでも登場人物に影響が無かったこと、物語の厚みに変化が無かったことは

 残った俳優陣が最後まで奮闘したこと
 冒頭でご紹介したスローガンとシナリオが完全にマッチしていた

 という証ですよね。

 スローガンとシナリオが一体化すれば、それだけで素晴らしい作品が生まれる土壌が出来る、という良い証拠が仮面ライダー電王の人気を生みました。

 一方で現在の日本代表は

 縦に早いサッカー
 1対1で負けないこと

 という監督の構想のみが独り歩きし、選手たちが悪戦苦闘しているわけですが、指示を護らないとすぐに批判され、怖気づくことになる日本社会の縮図を見ている気がします。

 「何で俺のいう通りにしないんだ」
 「俺の顔に泥を塗るな」

 と言われて育ってきた世代が

 自分の考えで動いていいと示唆されても、動けるはずがないんですよ。だって自分の判断で動いてもただただバカ扱いされてきたんですから。

 ハリルホジッチ監督はアルジェリアやパリ・サンジェルマンなど、規律よりも選手が自分の主張に分があるという世界で過ごしてきましたから、日本代表が効く耳を持つことがすごく嬉しいと感じているようです。

 ここは思い切って自身のしがらみをすて、マイボールを大切にという原点に戻る簡単なスローガンに変えてはどうでしょうか。
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日本代表、監督交代はあるのか

2018-03-29 00:04:47 | 日記
 もし日本代表とヴァイド・ハリルホジッチが東証一部の企業ならば、株価は下がる一方で売却を希望する株主でひしめくと思います。

 プロ野球開幕、春のセンバツ高校野球の報道が多い、不躾な言い方をすれば現在の日本代表が

 「一国の学生野球というアマチュア競技にすら勝てない、報道の価値がない」

 という形になります。

 既に代表監督を交代すべきという外野の声、西野技術委員長が続投を明言するなど、いささか混乱している気配がありますが、霜田前技術委員長在任時にも監督交代の話、あったと思いますがそのツケが今きているのでしょうか。

 僕は森保さんが臨時で代表監督に就任し、五輪代表と兼任すればよいと思っていましたが、よく考えたら手倉森さんがアシスタントとしてA代表にいるではありませんか。

 そう、僕が考えるのは

 布陣は4-2-1-3、もしくは4-2-3-1に固定
 「1」の部分には中島翔哉を起用する

 事が、代表の根幹を担うと思うためです。

 4-2-1-3にしているのは、当然中央の守備を考慮している一方、ホールの選手をボックスエリアよりも後方に配置することで、相手のセンターバックやセンター・ミッドフィルダーをおびきよせる為、ですよね。

 4-2-3-1でもっと前線からプレスをかけても良いと思いますし、中島にはやれる可能性が攻撃陣の中で一番ひしめいていると思います。

 今、フルバックの選考に疑問符が挙げられていますが

 F・マリノスの山中亮輔
 FC東京の室屋成
 サガン鳥栖の原川力

 など、中盤も含めた選手選考の見直しも出来るのではないでしょうか。

 監督交代はまずありません。

 ただ戦術の見直しが無いならば、選手選考は考慮しなおす余地はあると感じます。
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改めて思う、日本代表選手の招集基準

2018-03-28 20:09:41 | 日記
 日本代表は左右のフルバックに深刻な問題ありと指摘されています。

 では仮にアントラーズで内田が光り輝くのであれば、彼はワールドカップに召集されるでしょうか。

 レフトは長友と車屋、ライトは酒井と内田という形になる可能性はあるでしょうね。

 ザッケローニ体制が最後はほぼ固定化された陣容で戦い、その点を批判され続けた一方で、現体制はこの後に及んでまだテストか、と新顔を招集し使う点でも批判を浴びる。

 批判する側からすれば、宇賀神を起用するのならば、もっと早い段階でよかったんじゃないの、という意味なのでしょうね。

 確かにハリルホジッチ監督就任後、多くの選手が日本代表に召集され、代謝が促進されたことは事実です。

 一方で継続、この選手どうしてまた呼ばないのかなと思う選手がいることも確かです。

 アントラーズの永木、FC東京の丸山、サガンの加藤、レイソルの伊東、レッズの長澤、そしてガンバの三浦などがそうですよね。

 特にレッズの長澤は2017年のベルギー遠征の際

 「さすが、アジア王者のクラブにいるだけあるね」
 「彼は良い活躍したよ」

 という上々の評価だったはずですが。

 サガンの加藤は、昨年5月ブルガリア・リーグで戦っている最中に召集されたことで話題を呼びましたが、先日サガンに移籍することが発表されました。

 彼は代表合宿に参加したのみで出場はなりませんでしたが、日本への移籍は

 「ワールドカップ出場」
 「代表監督にいつでも視察してほしい」

 という彼の強い意思によるものでしょう。

 GKは経験で川島が先発で起用され、怪我から戻ってくる吉田も外せないでしょう。

 中盤と前線は最終ライン以上に混沌としていますが、果たしてガーナ戦はうまくフィットするでしょうか。
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パルセイロ・スポンサー「しんきん」を利用して

2018-03-28 19:46:15 | 日記
 長野県使用組合(しんきん)は長野パルセイロの支援をしています。

 僕はしんきんの戸倉支店にお世話になっていますが、今日出かけますと同じみのパルセイロ積み立てのポスター掲示があり、帰り際にパンフレットを頂きました。
 
 僕は甲府から長野に帰って働き始めたころ、給料を八十二銀行にお願いし、予備の銀行に長野銀行も利用していました。

 それは金融雑誌で

 「収入をひとつの銀行に集約すると、その銀行が倒産した際のリスク・マネージメントにならない」
 「予備の銀行も視野に入れるべき」

 という記事を読んだためです。

 1997年には山一証券と北海道拓殖銀行が倒れ、既に不況は2008年のリーマンショックの遥か前に皆が感じていたんですね。

 でも長野銀行は松本山雅のスポンサーですから

 「思い切って口座を閉めるか」

 と思い、パルセイロと縁のある信金のお世話になっています。

 サッカー好き以外からすれば、そんな些細な事と思われるでしょうね。

 例えば大リーグでヤンキースとメッツはナショナルとアメリカンで地区が異なりますから、ワールド・シリーズかインターリーグでしか戦いませんし、それはNFLのジェッツとジャイアンツも同様です。

 ですから同じ都市でも直接対決の機会は非常に限られており、サッカーのようにダービーで死傷者がでるリスクは低いと思います。

 パルセイロと山雅も現在はカテゴリーが違いますから、直接対決はありません。

 でも相手のスポンサーを身近に感じると、どこか違和感を覚えがちでもあります。

 サッカーとはファン心理に深く影響する競技なのかもしれません。
 
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