アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

「浦頭引揚げ記念資料館」を見学して感じたこと・・・

2018年08月13日 | お勧めしたい場所
さすがの「仕事熱心」の連れ合いも昨日と今日はお休みを取ったので、一緒に二日続けて出かけることになりました。



正直言って外に出かけるとなると「お化粧をしないとならないし、外は暑いので面倒だな」と思ったのですが、年に数えるくらいしか休まない連れ合いなので我慢してお付き合いをすることにしました(連れ合いは私のブログを読まないので好きなことを書けます)。


でも、出かけると言ってもいつも「研究に関系する」場所で、今日もまず最初に訪れたのは前にもご紹介したことのある「浦頭引揚げ記念資料館」でした。







連れ合いはまず写真の下の方にある「引揚者」の方々の記念碑に挨拶をした後に「資料館」へ・・・


私も2,3度来ていますが、2年前にリニューアルしてからは初めてです(詳しいことは前にも書いていますので省きます)。



でも、いつも思うことですが、こうした場所を見学する人は少ないのが現実です。


私も連れ合いに誘われなかったら自分から進んでは来ないでしょうし、正直言って「辛い現実と向き合わなくてはならない」のであまり楽しくありません。


特に、悲惨な体験をなさった方々は思い出したくないと思われるでしょうし(長崎、広島の原爆も同じように)、今更戦争のことなんか興味がないと思われる方が多いかもしれません。



でもこうした事実があったことを忘れてはならないし、二度と同じ過ちを犯さないためにも後世に残していかなければと思うのです。




特に、子どもたちには小さないころから教えるべきだと思うので、ぜひ見学してほしいと思います(広島や長崎の件爆資料館も)。



そして、「もし、自分がその立場だったら・・・」と、「人の傷みを自分の傷みと考える」ことが大事なのではないかと思います。



このブログでは政治的な発言はしないように努めていますが、本心では現在の政府や政治家の人たちに対して怒りがこみあげてくる私です(差別発言をする人たちに対しても同じように・・・)。



「他人ごと」と思うからあのような行動&発言が出来るのだろうなあ、と。



それは、災害の被害に遭われた方々への対応に対しても同じことが言えると思います。要するに、「辛い立場に置かれている人たちに対して自分の痛みとして想いを馳せることが出来ない」からではないでしょうか・・


こんなことを考えながら、「資料館」を後にして、次の目的地の「波佐見町」に向かいました。



続きは後日・・・



コメント
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