帰国してから疲れが出たのか風邪を引いてしまい体調を崩していましたが、今日はかなり元気になりました(時差ボケも治り、よく眠れたのが良いのかも?)。
なので、買い付けたお品などを少しずつ整理しながら、「京都大アンティークフェア」の商品をパッキング作業を進めようと思っています。
ところで、毎回「買い付け」ではミスをしてしまいます。気をつけているのですが、やはり見落としが・・・
特に、海外のディラーさんには「アンティーク=古いのだから、汚れていたり多少難があるのは当たり前」という考え方の方が多く、商品に付いた埃や汚れをそのまま品を展示しているのが多いのです。
なので、埃に弱い私はいつも「手袋」とマスクを持参しますが、さすがに大勢の人が集まるフェアではマスクをつける勇気がありません(不審者と思われるので)。
それに、日本では「いくらアンティークでも欠けていたり傷があったら売れない」ので、かなり気をつけて買い付けをしています。
今回、パリのアンティークマーケットで見つけたこちらのハーフドールのランプシェード。
アールデコで珍しい形だったので気になり、価格を聞くとかなりの高値が・・・
「こんなボロボロにそれはないでしょ」と思い何度も交渉をしましたが、あまり下げてはもらえませんでした。
でも、珍しいので「自分で新しいドレスを作り、ランプシェードを作る」と考え、購入しました。
帰国した翌日に開けてみたら、
足の留め金の部分が欠けています!
ドレスのボロボロはまだ良いのですが、
これでは足は使えません。なので、ハーフドールだけを丁寧に洗い、ランプシェードを作ることにしました。
結構嵩張るので大切に持ち帰ってきたのに、と思うと少し残念ですが、最後までよく確かめなかった私のミスなので仕方ありません。こういうディラーさんからは二度と買わないことにしますが・・・
************ 追記 **************
自分の愚かさに落ち込んでいましたが、先ほどお得意様からご連絡がありお買い上げくださるとのこと。
「時代を経て素敵です」とおっしゃっていただき、修理をして作り直されるとか。
急に元気になりました。本当にありがとうございました!