蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

シェイクスピア

2010年09月04日 11時38分46秒 | 日記
シェイクスピア劇を原文のまま上演するというのは
私がいずれ挑んでみたいことの一つ。

夢幻は、私が書き下ろした芝居しか上演したことがない。
それはなぜか?
所属員の人数やキャラクターにピッタリはまる戯曲が存在しないから。
既存の戯曲をやりたくないわけじゃない。
やれない、というのが現実。

昨夜、市内の劇団が上演するマクベスを観劇。
「マクベス」は私がいずれ上演したいシェイクスピア作品の筆頭だ。
マクベス夫妻の愛、葛藤、破滅をどのように描くか…
魔女の存在の演出方法は考えるだけでもワクワクするし
魔女の予言によって人生が狂っていくマクベスの姿は
想像するだけで、心が高揚してくる。
………
マクベスを上演するとしたら
シェイクスピアがマクベスを執筆したときの時代背景や
筆者が描きたい普遍的なテーマを
演出家はもちろん、役者も理解した上で創作して欲しい。
そこには、必ず現代に通じるテーマがあるはず。
それらを抽出して造った舞台なら
きっと観客の心を動かし魅了することができるだろう。

昨日の舞台は、色々な意味で考えるきっかけをくれた舞台だった。
感想は、またの機会に…

今日の舞台写真は、一般参加者を中心にアップします

まずは、海賊から
みんな楽しそうですねぇ~


次は九十九国の民衆の写真を二枚
みんな生き生きとした表情をしています



続いて、牧さん演じる弓弾き(ブァイオリン弾き)の真亜羅さんとそのファンたち


最後に、海賊と民衆が質問状を白王に届けるシーンから一枚。
みんなの真剣さが伝わってくる写真です

(写真撮影/那波智彦)