蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

ダンス公演♪

2011年06月26日 23時55分12秒 | 日記
今日は、朝から会報添削。

これが思いのほか手間取り、気付くと13:00!
午後からマーシーが率いるダンスチームの舞台を
観に行くつもりだったが

  間に合わないか…

と一瞬諦めかけた。

しかし
 
  取り敢えず、行くだけ行ってみよう

と思い直し、会場の北野文芸座に向かうことに。

実は…

  北野文芸座で夢幻の舞台を上演したらどうか

という話がにわかに持ち上がってまして…
なので、客席から舞台を観ておきたいという気持ちもあり…
これまでも日舞の発表会で出演者として
舞台に立ったことはあるし
日舞の演出を頼まれた経験もあるので
なから劇場の仕組みはわかっていたが
客席から一観客として観たことがなかったので
今日は、そういう意味で良い経験となった。

マーシーチームのダンスは
JUNKさんでしか観たことがなかった。
なので、今回のようなキャパが広い舞台と
JUNKさんのような小さな空間とでは
かなり観た触感が違う…と感じた。

15:40頃、会場を出てアートダンス公演を観るために
会場であるTOiGO 生涯学習センター4F大学習室3に向かう。

  大学習室?で、ダンス公演?

と思ったけど、中に入ると然程違和感を感じなかった。
学習室という名前だけど、板の触感のフロアが
温かみを醸し出していたし
プロジェクターの画像と音声と
客席の明かりが暗めだったこともあり
ストレッチ(?)をしている黒岩さんの姿が
会場全体の空気をつくっていた。

「イン・ザ・アース」というタイトルのこの公演は
地球エネルギーを詩と朗読、ダンスにより表現する新しいアートな舞台芸術だとか。
新しい価値観に向かうためにアートダンス公演と名づけたそうで。

コンテンポラリーのジャンルになるんだと思う。
私は、コンテが好きだと思っていたが
今回の公演を観て

  意味を皮膚感覚で感じられるコンテが好き

なのだ、ということを再認識した。

演劇的な発声で自作の詩を朗読するGOKUさんは
魅力的な声の持ち主で、詩も一風変わっていて
私としては面白かった。

また、ダンサーのお二人の身体性が凄かったし
黒岩さんの表現も個性的でユニークだった。

  やっぱり鍛えられた肉体はいいなぁ~

と思いつつ

  意味が伝わるところと、伝わってこないところがあったのは
  演出意図なのかしら?

などと考えていたら、途中で集中が途切れそうになり

  まずい!
  こういうダンスは、考えちゃダメ!

と思いつつも、いつの間にか同じ問いが脳裏をよぎり…
次に黒岩さんに会ったときに聞いてみたいと思っている。