蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

座内発表会~反省会~①

2014年05月03日 23時52分23秒 | 日記
今日は、先日開催した座内発表会の反省会。
新☆団員たちが初めて参加する稽古でもあり
オープンエアシアターの稽古開始前の
所属員のみの最後の稽古でもある。

劇団員のみの反省会は既に終えている。
今日は、出演メンバー主体の反省会。

オープンエア本格始動前の大切な日でもある。
昨年~今年にかけて入団したメンバーが半数を占め
この野外劇が劇団にとってどれほど重要で
危険を伴う事業であるかを理解してもらう必要がある。

オープンエアシアターは夢幻工房にとって
劇団本公演と並ぶ2本の柱のうちの1本であり
外部から大勢の方々にご参加いただいて製作する
一大プロジェクトである。

プロの演奏家、声楽家、ダンサー
客演の役者陣及び一般参加者の総数は
団員数の2倍にあたる。

そして、出演者と同数に近いスタッフ陣が
毎回携わってくださっている。

100名に及ぶ人々が一つの目標に向かって
一致団結したときに、底知れぬ物凄いパワーが生まれ
それが場内に伝播してお客様の心を揺さぶる―
それが、この野外劇の魅力だ。

主催は夢幻工房

私が演出家として総指揮をとっていくのは当然のことだけど
それと共に、所属員には主催側の一員としての自覚を持ち
舞台の成功に向けて、最善を尽くして取り組んでもらいたい。

舞台は危険が伴う。
特に野外劇は大規模な上に天候の影響を受ける可能性が高く
ホール公演以上に、危険度が高い。

だからこそ、成功したときの喜びは一塩なんだけどね。

スリリングさがドキドキ感とワクワク感を高め
ワクワク感を超えた凄い舞台を目の当たりにした時

 うぉーっ!

と感動するんだよね。

夢幻工房は、そういう舞台を目指している。

舞台はチームプレー。
チームにおいて必要なのは連絡・報告・相談。
物理的な危険は、事前に予測をして対処すれば
ある程度回避できる。
しかし、知らないことや耳に入らないことは
対処することも回避することもできない。

 え?

と思ったり

 どうしよう…

と思ったり

 上手くいかないよ~

と思った時は、必ず相談して欲しい。

大勢の群舞や出入りにも危険が伴う。
他者と接触したり、怪我をしたり(しそうになったり)
照明にぶつかったりした時は必ず報告を!

大勢で一つものを創り上げた時の感動と
汗びっしょりになりながら稽古を重ね
お客様に大きな拍手を浴びた時の嬉しさは
大きな成功体験となるはず。

成功体験を持っている人は苦境に強い。

苦しくても目標に向かって努力し続け
最後までやりきった経験は、何物にも勝る。

苦しいとき、勇気づけられる言葉を少々…

冬は必ず春となる♪

苦は楽の種、楽は苦の種と知るべし!(徳川光圀=水戸黄門)

為せば成る 為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり(上杉鷹山)
(「為す」は「なす」と読み、動作や行動をするという意味)

スランプは、新しい飛躍のための陣痛のようなものだ。
陣痛がなければ、子供は生まれない。(城山三郎)

陣痛を経験できるのは、女性の強み(笑)
だから子どもを産んだ経験がある人は
苦境に強いのかもね~

長くなっちゃいました(汗)

私の意識が団員に伝播し
団員の意識が全体に伝播する。

私も最善を尽くす
そして団員も他人事ではなく自分事として
最善を尽くす

そうすれば、きっと素敵な舞台になる!

団員の皆さん、よろしくお願いします!

反省会については、また後日…