蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

演じる楽しさを忘れる時

2014年05月09日 20時43分28秒 | 日記
芝居が好きで始めたはずなのに
楽しくなくなっていく…

演じる楽しさを忘れてしまう時って、どんな時?

私の場合は…

今、振り返ると……

勝手に自分で色々と背負いこみ
責任に押し潰されそうになった時
全く楽しくなかったなぁ…と。

更に、それが高じて被害妄想的になり
周囲がみんな敵に見えた時も
かなりしんどかったなぁ~
悲しかったし…

実際、その時は楽しいか楽しくないかなんて
考える余裕もなかったというのが本音(汗)

その後、自分の思い込みが原因だと気づいた。
そうしたら、不思議や不思議!
一気に体の緊張が解け、楽になっちゃった(笑)

その後は、余程の事がない限り
大抵のことに面白さを見い出し
取り組めるようになったかな?

……

まあ、時々は

 なんだよ!こんちくしょーっ!

って時もあるけどね。

今は、すぐに嫌な感情がスーッと消える。

で、特技の好奇心で興味のあることに
こだわりを持って動き出すと
楽しくなっちゃうわけですね~

そう!
私は「こだわる」のが“好き”らしい。

だから、演劇が好きなんだよね。

あ、間をすっ飛ばしているので、わかりづらいか…
どうぞご容赦をm(__)m

演出も、脚本執筆も、演技も
チラシ製作も、音響作りも
追究するから面白いのだ。

原点がどこにあるのか…
それをいつも胸に秘めていれば
どんなことがあろうと動じることはない。

私の表現欲求の原点は…
恐らく3歳の時の盆踊り♪

家の前の広場から盆踊りの音楽が聞こえて来ると
浴衣を着て飛び出していき
祭りが終わるまで踊り続けたらしい。

自分じゃない者になる面白さに目覚めたのは
小学校2年生の時。
国語の授業で短い戯曲をお芝居仕立てにして
自分たちで作った時、かな。

役者を目指そうとした時の原点は
18歳の時、ある演出家に
「女優になりたければ、哲学を持ちなさい」と言われ
あらゆる哲学書と宗教書を読み漁った時の私。

今でも、演出家にその言葉を言われた時の風景を…
演出家と仲間と飲んでいた居酒屋の風景を覚えている。

あの時、純粋にただただ役者を目指す私がいた。

他人の目や瑣末なことに囚われず
自分の目標に向かってひたむきに生きている時は
どんなに生活が苦しくても、心は豊かだ。

今回のオープンエアには、元団員が2人
一般参加として出演することになった。

偶然にも二人はYukaという名前♪

Y・Sさんは一般参加として
Y・Mさんは声楽隊として参加が決定!

そして、もっちゃんは劇団員として再入団!

それぞれ事情があって退団し
それぞれ状況が変化して
再び劇団に関わろうとしてくれて…

嬉しいな~

人生は様々な出来事が起こり
その時々で環境は目まぐるしく変化する。

そして人間の感情もコロコロ変化するんだよね。

「やっぱり芝居が好きだ」
「やっぱり演じるのが好きだ」

と思った時の気持ちを忘れないで欲しいな(^_-)-☆

そして夢幻はずっと悠然と在り続ける♪
どんどん進化をしながら…

在り続けよう、此処に!