蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

千秋楽→バラシ

2014年08月25日 23時16分35秒 | 日記
今日は、公演二日目であり千秋楽でもある。

本番前日の通し稽古の写真をご覧になりたい方は
下記の文字をクリックしてください。

ナガノオープンエアシアター2014 通し稽古写真(8/22 夜)

撮影者は、Mちゃんの母上様です。

これだけの舞台をたった二日間しか上演しないのは
実に勿体ないことだ…と毎回思う。

が、いたしかたない(汗)

空を見上げると…雲が多い。
昨日より雲が厚く、危うい雲行き。

 何とか一日、もってください…

12:00 集合。
13:00 通し稽古開始。

客席に演出席を設置。
今日は曇り空。
体は楽だが、雨にならないか心配でもある。

まずは、昨夜の初日で気になった点を修正し
その後、通し稽古に入ろう…と思っていた。
が…修正するには稽古が必要なシーンだったりして
あっという間に時が過ぎて行く。

と、雨がパラパラとあたりだした。

 う…ついに…雨か…

若干雨脚が強くなりかけ、小降りになり
その後、止んだけど、雲の色が黒っぽい。
昨日の雲の色とは明らかに違う。

こりゃ雨になるね…
みんなのテンションが落ちないよう
私自身のテンションを上げて行こう。

ボランティアスタッフさんたちが
カッパを来て、作業をしてくれている。

ご苦労をおかけして、ごめんなさい。
また目頭が熱くなる…

16:00過ぎ、稽古終了。
全部通すことはできなかったが
あやふやなシーンを全部チェック出来たので
きっと完成度は上がる…はず。

昨日もそうだったが、私がやるべきメイクを
ダンサーのNちゃんとJ君が施してくれたおかげで
今日はお弁当を食べることが出来た。

昨日は食べる時間を取れませんでした(汗)
恐らく私だけじゃないでしょうけど…

公演修了後、すぐにバラシに入るので
今、食べておかないと明け方まで
何も食べずに頑張らねばならないことになる。
以前、食べ損ねて集中力が続かなかった時があり
千秋楽の夕飯は、何が何でも食べる必要があるのだ。

ササッとお弁当を胃袋に流し込み
キャスト陣とお客様の様子を見て回る。

18:15、舞台裏に集合。

雨模様なので、とにかく無理はしないように伝える。
例え出遅れても大丈夫だから…と念を押し
演奏隊がきっと助けてくれると、得意の無茶ブリをする。
森さんと波田野さんは、私の意図を汲んでくれて
即座に乗ってくれたので、みんなの雰囲気が明るくなった。

うん…これなら大丈夫!

みんなの心が一つになっている。
この瞬間が心地いい。
最高の瞬間だ☆
この瞬間がオープンエアの最大の魅力♪

雨だというのに、開場前からお客様の長蛇の列が出来ている。

感謝!

後は、全てをキャスト・スタッフに委ねるだけ。
本番が始まれば、演出は何も手出し出来ない。
私に出来ることは、無事故&成功を祈ることだけ…

定刻で開演。

照明がきれいだ。
ブラックライトの演出効果もバッチリ決まり
オープニングダンスも決まって
芝居は順調に進んでいく。
ダンサー二人の舞が見事だ。
演奏隊も役者と呼吸が合っている。
声楽隊の皆さんは例年以上に声が出ている。
一般参加の皆さんも伸び伸びと楽しそう。
主要キャスト陣は、押さえどころを
きっちりと押さえてくれている。

良い舞台だな…
キャストにも見せてあげたいよ…

雨は降ったり止んだり、時折大粒になりかけたり…
けど、大雨にはならず、守られました。

お客様は、雨を覚悟して来られたようで
雨が降ろうが止もうが、殆ど動くことなく
舞台を集中してご覧くださっている様子だった。

有難いことです…本当に…

こうして、大きなミスもなく…
小さな「アレ?」はあったけど(笑)
無事終演!

今日もエンディング曲が終わると同時に
大きな拍手に包まれた。

ホッと力が抜けそうになる。

待て!
まだ終わっていない。
バラシが残っている!

遠方からいらしたお客様に挨拶したり
二日連続でいらしてくださった方が
感動の涙を流しながら、挨拶に来てくださったり…
長野市内はもとより、松本からも大勢足を運んでくれました。
小布施町長さんもご来場いただいたと後で聞きました。
挨拶ができず残念!
市村町長さんは、公演パンフレットのご寄稿にあたり
いつも台本を読んでからコメントを書いて下さっています。
今年のコメントも秀逸でした。
ありがとうございましたm(__)m

今年もたくさんの笑顔に出会えました!

バラシは朝まで続き、翌朝9:00から最後の撤収作業。
ご協力くださった皆様に深く御礼申し上げます。
私は明け方、お風呂に入っている時に体調が悪くなり
最後の撤収作業はお休みさせていただきました。
参加できず、申し訳ありません。

こうして、今年も無事故で好評のうちに
オープンエアシアターの幕を閉じることが出来ました。

三光スタッフの皆様、ボランティアスタッフの皆様
ダンサーのお二人、演奏隊の皆様、声楽隊の皆様
作曲・演奏・声楽隊指導・声楽の一人4役である森さん
衣装の北村さん、ナミちゃん、タカマツさん
一般参加の皆さん、特別出演の皆さん
周知活動にご支援いただいた賛助会員の皆様
ご協力いただきました小布施町の皆様
この舞台のために最大限ご協力を賜りまして
誠にありがとうございました!

そして、小雨混じりの中、カッパ持参で雨を覚悟して
ご来場いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます!

準劇団員、研修生の皆さん、そして
劇団員の皆さん、本当にお疲れさまでしたm(__)m

観客動員数は二日間でトータル約900名。
また1000人を超えることは出来ませんでした。
が、雨天での動員数は過去最高です。

反省点は多々ありますが、ひとまずゆっくり休み
体調を整えてから、次の活動を始めたいと思います。

関わっていただきました全ての皆様に
改めまして御礼申し上げます。

ありがとうございました!