蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

茅野市&松本市へ

2015年02月07日 23時17分38秒 | 日記
昨日は、午前中に自宅を出て茅野市へ♪
同行者はケンジ君。

目的は劇団本公演の周知活動。

事前にご協力いただける方にアポを取り
スケジュールを組んで出かけた。

まずは、茅野市民館さんへ。
本当は茅野市戦略室さんや尖石縄文考古館さんへも
足をのばしたかったが、夜の稽古を休めなくなり
時間的に余裕がないため、市民館さんにだけ
ポスターとチラシをお願いに伺った。

市民館さんとは、3年ほど前からご縁があり
昨年12月には、公演をさせていただく機会に恵まれた。
その時に音響スタッフとして関わっていただいた方と
お話ができ、大変嬉しかった。

市民館のスタッフさんは皆さん協力的で
大変助けていただきました。

事務所でひとしきりお話をして
事業部長のK氏と館内にあるレストランへ。
お茶をしながら茅野市民館さんの活動について
色々とご教示をいただいた。

来春、長野市芸術館がオープンする予定。
現在、長野市芸術館サポーターズ倶楽部の
市民WS委員の一人として、芸術館での市民活動を模索中。
市民館さんの活動は大変参考になる…と私は思っていて
これまでも色々お話を伺ってきた。

中でも今注目している活動は「市民が作る演劇」

2012年からの茅野市民館の講座や
ワークショップで出会った5人を中心に
発足した創作集団「ACT-B」(アクト・ビー)さんが
先日、舞台を上演した。

舞台創作・公演「ばらのおはなし」
作・演出:ACT-B(アクト・ビー)


私も観劇に行きたかったが時間が取れず断念。

で、ACT-Bのメンバーの一人・Kさんにアポを取り
ランチをご一緒しながら、集団立ち上げから
公演に至るまでの様子を伺った。

色々ご苦労もあったようだが
公演に向かって全員の心が一つにまとまっていき
最終的にはとても素敵な舞台に仕上がり
お客さまからも大変好評をいただけたようで
本当に良かったですね(^^)

これからの活動に注目していきたい集団の一つだ。

市民館スタッフさんの支えがあり
マルチホールで上演が出来るという
恵まれた環境が羨ましいね。

長野市芸術館も市民館さんのように
市民が積極的に関われる会館になるといいな.。o○
私なりに地道に働きかけをしていこうと思う。

14:00過ぎ、高速道路で松本市へ向かう。

松本市内のホールにチラシ・ポスターをお願いして
16:00に松本演劇連合会の会長・Nご夫妻とお会いした。
お茶をしながら、地元の演劇活動や
芝居談義に花を咲かせた。
お二人とも公演の度にご来場くださり
周知にも多大なご協力をいただいている。

まつもと演劇祭は、街中で開催されていて
大変興味深い演劇祭。
私も毎年楽しみにしているが
来年度は、新たな挑戦をしようとしているご様子。
どんな演劇祭になるか、今から楽しみだ。

若者の役者人口が増えないという悩みは
時代の風潮もあるが、幼い頃から
演劇に親しむ環境がないというのが
恐らく一番の理由だろう。

教育現場でも文化芸術に係る予算が削られ
演劇鑑賞会を行う小学校が激減。

観たことがなければ記憶にインプットされず
偶然観た芝居が好みでなければ
二度と観劇しようとは思わないだろう。

多種多様な芝居があることを知ってもらいたいし
食わず嫌いから一歩踏み出していただける環境を
何とか作っていきたいと思っているが…

舞台芸術界の活性化を願う人々が
スクラムを組める環境をつくりたい…

これが私の課題の一つ。

Nご夫妻も同様の事を考えている。

何らかの枠組みを作り、行動を起こさなければ
願いだけで終わる可能性もある。

演劇ツールを使用したコミュニケーションWSを含め
同様の願いを持つ演劇人やご興味のある方々と
スクラムを組める何らかの枠組みを作っていきたい…

問題は時間だ。
時間をどう生み出すか…

貴重なお時間をいただきました皆様
誠にありがとうございましたm(__)m

周知へのご協力にお応えできる舞台を目指し
精一杯創作してまいります!