蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

テーマ~会社で求められる人物像~

2015年11月05日 23時53分51秒 | 日記
今日は、中野市職業訓練校での就職支援講座3回目。

毎回この講座では、最終日に即興劇を行い
成果発表&まとめとしている。

今回も、先々週に即興劇の目的を提示し
2グループに分け、即興劇の作劇方法をレクチャー。
その後、目的に沿ったグループワークを行い
即興劇のテーマとエピソードを決定。

次の講座までに、休み時間等を利用して
グループで話し合いを行い
テーマに沿った即興劇を作成するように伝えた。

今日はその即興劇の発表日♪

毎回、想像以上に面白くてなかなかの出来栄えで
私も、アシスタントのケンジも驚くことがシバシバ(^^)

今回もどんな作品に仕上がるかワクワク♪

通常通り、ストレッチ、簡単な筋トレ、発声を行い
ウォーミングアップとして
早口言葉を利用した簡単なエチュードを行う。

初日に比べ、恥ずかしさが薄れて
皆さん伸び伸びと演じるようになった。

クラスの雰囲気も明るい。
声も出るようになった。

これはコミュニケーションが上手く作動し始めた証拠。

即興劇を作ることで会話をする時間が増える。
作劇という目的があるため、好き嫌い関係なく
全員と話す必要に迫られ
自然とコミュニケーションが円滑になっていく。

演劇経験者なんて殆どいないのに
出来ちゃうのが不思議でしょ?

でも、出来ちゃうんです♪

基礎WSの後、グループに分かれ
グループワークとして模造紙に
即興劇の設定と内容を整理。

もちろんレクチャーしながら―

2チームとも、即興劇に必要な
5W1Hは考えて来たようで
会社名や役どころ、エピソードも
ほぼ固まっていました(^^)

 みんな、凄いなぁ~

そしていよいよ即興劇の練習開始。

時々、ポイントをアドバイス♪

皆さん、とっても生き生きとしていて
良い表情をしている。

いよいよグループ即興劇の発表!

大きなテーマは「会社で求められる人物像」
グループ毎に社員として一番必要なことを話し合い
一つに絞って、それを柱にして作劇してもらった。

一つのチームは「コミュニケーション」
もう一つのチームは「チームワーク」

両者ともわかりやすくて面白かった~♪

終演後、受講生にこの講座の感想を伺った。

 今日で終わってしまうのが寂しい…

という感想が物語っているが
それぞれ受け取ってくれた部分は異なるものの
声や体を見つめるきっかけになったり
伝えるということの本質に気づいてくれたり
コミュニケーションの大切さを感じてくれたようだ。

職業訓練校で、運動や発声、演技までやらさられるなんて
誰も思わないよね~

ある一人の受講生から

 最初は、なぜこんなことをやるのか…と思ったけど
 自分の傾向性を知ることが出来て良かったです。

とも。

この講座で気づいたり感じたことを
これからの人生に少しでも
役立てていただければ幸いです(^^)

修了式で、成長した皆さんとお会いするのを
心から楽しみにしています♪