蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

『午札騒動考』上山田公演―最後の稽古

2016年04月07日 23時31分13秒 | 日記
今日は、合同公演の最後の稽古。

午後は、番人役の2人の抜き稽古を行い
夜の通し稽古前に子役の抜き稽古の予定だった。

番人の稽古はしっかり90分行ったが
夕方から諸々突発的な出来事があり
子役の稽古に間に合わず…

 ごめんね、マナちゃん(T_T)

代わりに、子役と共演するもっちゃんが
マナちゃんと一緒に稽古をしてくれた。

マナちゃんはこの4月、夢幻に入団しました!

彼女は、既にキッズクラスで学んでいる滝澤兄弟の妹さん。

年齢はまだ5歳(^^)

因みに夢幻のキッズクラスは、5歳から入団可能です。

キッズクラスを作った当初は小学生以上の規程だったが
あれはもう、10数年前のこと―

当時、私がプロダクション講師をしていた頃
教え子がオープンエアシアターを観に来て
物凄い衝撃を受け、入団したいとの申し出があって…

その子が、当時5歳だったトモヤ君。

トモヤ君が観たのは初回[ISHIN]

彼が観劇してくれた日は生憎の大雨―

ずぶ濡れになりながらも、微動だにせず
舞台を食い入るように見つめていた―

というのは、お母様の後日談。

 懐かしいなぁ…

トモヤ君の入団を期に、キッズ入団年齢を5歳に引き下げた。

それ以降は、5歳で入団する子はいなかったが
今年、再び5歳のマナちゃんが入団することに。

しかも、入団した月に初舞台を踏むのだ。

幼いなりに、かなりプレッシャーを感じている様子。

どこまで頑張れるか…
祈る思いだ。

で、今日最後の抜き稽古をしようと思ったのに…
ごめんね、マナちゃん(T_T)

稽古開始時刻の20:00、ギリギリ到着!

あ、公演パンフレットが届きました。

今回は第一企画さんに依頼し、素敵なパンフレットが完成(^^)
Mさん、色々とご配慮いただき、誠にありがとうございます!

チラシ同様、公演パンフレットも
上山田と長野公演では異なる仕様で
ページ数も異なる。

2公演ともご覧になられる予定の方は
パンフレットもお楽しみの一つにしてくださいm(__)m

今朝の信濃毎日新聞朝刊に
合同公演の記事を掲載していただき
早速その反響が、夢幻事務局にも届いた。

詳細は書けないけれど、この舞台が
過去の出来事ではないという証明のお電話―

再び気が引き締まった。

私は、久しぶりの大役―

長台詞を訥々と語る役―

どこまで真実に迫れるか―

この舞台の良し悪しは私の演技次第―

久しぶりの緊張感―

演出家としてではなく
役者として立つ舞台―

その舞台の最後の稽古を終えた。

時間的に全部通すことが出来ず残念だったが
処理が心配だった小道具を
舞監さんが用意してくださり
確認できたことが本日の収穫(^_^;)

役者の課題は、いかに初めての出来事として
その場にいられるか―

これは全ての役者に言えること。

さて、明日は仕込み!

合間を見て、もう一度、お墓参りに行ってこよう。
この舞台の主人公・小平甚右衛門さんのお墓へ―

甚右衛門さん、奥様やをさん…
天で見守っていてください――