蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

明日は合同公演本番!

2016年04月09日 22時30分00秒 | 日記
今日は朝10:00集合。

到着後、すぐに太鼓シーンの照明づくり。

このシーンは、村上さんから
照明作りを任された。

役者のみに専念出来ない性分らしい(汗)

一時間ほどで、照明作りを終え
午後からの通し稽古の準備。

当初ゲネプロの予定だったが
昨日の照明機材トラブルの影響で
ゲネプロは本番日に持ち越し
今日は通し稽古を行うことになった。

しかも…
実行委員の方で明日ご覧になれない方々が
通し稽古をご覧なられると言う――

なので、メイクも衣装も本番通りに行い
意識的にはゲネプロのつもりで臨んだ。

あ、そうそう!

今回は、カツラを着用する役者が3人いるため
長野市の日本髪専門店の文柳さんが
役者にカツラを装着してくれるために
楽屋にいらしてくださった。

明日も本番前にいらしてくださることになっている。

カツラの扱いを知っているのは私だけ…
文柳さんにいらしていただいたおかげで
カツラの心配をせずに済み、助かった。

文柳さんにも舞台をご覧いただきたかったが
本番中に、カツラの取り外しがあるため
文柳さんは、楽屋にハリツケ状態。

本当にありがとうございます!

私は、太鼓シーンの照明オペのお手伝いをすることになり
大役以外に大役をすることになって、少々プレッシャーが。。

とにかくやり切るのみ!

劇団員のサリアはメイク担当で
ヘアセットも得意なため
私や坂本さんの髪を結ってくれて助かった。

私は皆さんのメイクを見てあげるつもりだったが
サリアの他にも『ことだま座』のキョウコちゃんとクボちゃん
ケンジ君、ガンちゃんたちが手伝ってくれたため
手を出さずに済み、自分のメイクに専念することが出来た。

あ、メイクチェックだけはやりました(汗)

ことだま座のお二人には、舞台裏の声を助っ人として
稽古の度に手伝いに来ていただいていたのだが
小屋入り後は、小道具の準備等まで
お手伝いしていただくことになり本当に助かった。
きちんとお願いしたことをやってくれるので
私も安心してお願いすることが出来る。

キョウコちゃん、クボちゃん、ありがとう!

通し稽古の方は、転換に時間がかかるシーンもあったが
大きな事故もなく、無事終了。

さて、明日はいよいよ本番だ!

皆さんへの感謝の心で、気合い入れて臨みます!!

上山田実行委員の皆様のお力添えで
明日はたくさんのお客様にご来場いただけそうです。

ご来場予定の皆さんは、お早めに会場へお越しください。

皆様のご来場をお待ちしておりますm(__)m
 
 

「午札騒動考」上山田公演~舞台仕込み~

2016年04月09日 01時46分10秒 | 日記
いよいよ今日は舞台仕込み!

上山田公演の主催は、上山田公演実行委員会さん。
夢幻は主催ではないけど、合同公演ですからね。
もちろん舞台仕込みにも参加します!

搬入⇒仕込み⇒本番⇒バラシ⇒搬出⇒倉庫整理

これらを全て行うのが夢幻工房である。

舞台監督は、演劇グループ21の旗揚げ当初から
同劇団をずっと陰で支え続けて来た金子さん♪

今回のスタッフさんは――
舞台美術製作を含む全てを手がけたのは
夢幻も本公演でお世話になっている長野舞台さん。

8:55、上山田文化会館に到着。
長野舞台さんも丁度到着されたところで
9:00から、イザ仕込み開始!



どんな舞台セットになるか、ワクワクしつつ
仕込みに臨んだ。

夢幻の出演者は全員仕込みに参加♪

 

まるでマスクマン集団、怪しい奴らですね~(笑)

演劇グループ21のキャストKさんも
仕事を抜け出し、駆けつけてくれました。

 うわっ!
 流石だわ~
 大道具立て込みは勿論のこと
 遠近法を駆使した舞台セットが素晴らしい♪

長野舞台さんは、本番スタッフ以外に
大道具担当スタッフが2人程お
手伝いに来てくれました。

夢幻の団員たちは、それぞれ自分が出来ることを
積極的にお手伝い。

と言っても――
今回のセットは複雑なところが多く
私たちは搬入と、若干のお手伝いしか
させていただけなかった。

それでも作業見学は、発見や学びがあり
今後に生かすための貴重な時間となった。

劇団員や研修生のあんちゃんも
学びの時間になったんじゃないかな?

見る見る間に舞台が組み上がっていく。

早さの秘訣は下記の3点。

①役割分担
②組み立て手順
③想定とは異なる状況の時の対応

①②は事前準備

忙しいと事前打ち合わせが疎かになりがちだが
仕込み前には何を置いてもまず
ミーティングの時間を作ること。

段取り八分 仕事ニ分

と思いながら、やっては来ているが
振り返るとやっぱりミーティングの時間が
少な過ぎるなぁ…と。

意思疎通、共通認識を持つためにも必要なこと。
今後はもっと意識的にミーティングの時間を
増やしていこうと思う。

それが結果的に良い仕事に繋がるのだ。

立て込みが中ら終わったのが13:00過ぎ。
それからお昼休憩となった。

夢幻メンバーは、ホール近くのイタリアン料理のお店へ。

それぞれパスタやピザを注文。

パスタも美味しかったけど、とりわけピザが美味しかった(^^)

暫しの休憩後、会館へ戻り、舞監さんの許可をいただき
15:00に小屋入りしたガンちゃんとクボちゃんと一緒に
小平甚右衛門さんの碑の見学とお墓参りに向かった。



碑のそばには、美しい桜が!



ちょう下校時刻で大勢の小学生が歩いていた。
と、子どもたちが何やらタムロして
下の方を見下ろしている風景が目に入った。

子どもたちの視線の下にはナント!
子ブタちゃんが!!



名前は「花子」と言うそうで(^^)
これは、子どもたち情報♪

子ブタちゃんのおかげで、子どもたちとも
若干だったが対話出来たので

 小平甚右衛門さんって知ってる?

と聞いたところ

 知らな~い

という返事。

碑のことも良く知らないようだ。

「知っておいて欲しいなぁ」と言ってみたが
長話をする時間もなく、そのまま別れた。
↑シコミチュウ デスカラ

その後、イザお墓へ。

お花を供え、お線香をあげて、みんなで暫し合掌――

皆それぞれの思いで甚右衛門さんと奥様やをさんに
語りかけたことでしょう。

その後、ケンジ・サリア・ガンちゃんと私の4人は
小平甚右衛門さんの血筋の方の家へ
前回お墓を教えていただいたお礼に伺った。

残念ながら、お墓を教えてくださった方はお留守だったが
ご家族の方に事情を説明し、よろしくお伝え下さるよう
お願いした。

よし…これで心置きなく舞台へ向かうことが出来る…

ホールへ戻ると、通し稽古は19:00開始予定とのこと。
何でも照明トラブルがあったそうで(汗)

通し稽古が終了したのは22:30!

本番日の午前中は当初粗通し稽古の予定だったが
照明トラブルの関係で
午前中にゲネプロと行うことになり・・・

オープンエアに比べれば、体力的なしんどさはない。

精一杯やり抜こう!

甚右衛門さんのお墓で、そう誓ったのだから――