今日は劇団の通常稽古♪
9月中旬になると北斎ホールシアターの通し稽古のため
この通常稽古が出来なくなる。
そう考えると、一回一回の稽古が貴重だねー
キッズクラスは基礎訓練の後
おもむろに紐を取り出した。
実は・・・
『水の甍(いらか)』(北斎ホールシアターの演目)の中で
「重たい石を運ぶ」シーンがある。
本物の大きな石を使えばステージに傷をつけてしまうし
演劇では作り物の石を使うことが殆ど。
そこで必要となるのがマイム力。
マイムとは・・・
パントマイムと同義語。
言葉を言わずに、実際にはないモノ(壁、階段、ロープ、etc…)を
そこに存在するかのように身振り、手ぶり、表情を使って
全身で表現する演劇、芸能の意。
よく大道芸などに用いられる表現。
演劇では「ない」ものが「ある」ように見える演技を求められる。
例えば・・・
お酒を飲むシーンで本当にお酒を飲んだら酔いが回り
その後の演技に支障を来たす場合もある。
だから他のドリンクをお酒に見立てて使用することが多い。
お水を熱いお茶に見立てて演技したり
軽いトランクに重たいものが入っているような演技をしたり・・・
今回は実際にそれほど重くない作り物の石を
とても重たく見えるように演じる必要がありまして。
100㎏ってどれくらいの重さか想像が使いだろうから
こんなふうに実験してみた。
腰の入れ方、力の入れ具合、筋肉の使い方・・・
実際にやってみると、身体が理解してくれる。
あとは繰り返し稽古して、記憶にインプット!
一回やっただけじゃ忘れます(^-^;
子どもたち、面白がって取り組んでました(笑)
次はエチュード。
近頃、キッズクラスもエチュード流行り♪
エチュードは即興力以外に、対応力、修正力も必要。
これって、社会人にとっても役立つ力なんじゃないかなー
研修生クラスは、がっつり身体訓練♪
身体面の指導はケンジに任せている。
北斎ホールシアターの基礎練習より遥かにハード。
多少負荷をかけることで能力はアップするんだよねー
乗り越えられる負荷はガンガンかけたほうがいい。
これはどんな分野でも同じ。
基礎練の後、ショート・コメディの稽古に入る予定だったが
その前に・・・みんなの今の状況を知りたくて
少しだけミーティングをすることに。
いつもなら稽古後、お茶をしたりご飯を食べたりしながら
みんなと話す時間を取るんだけど、何しろコロナ禍ですから💦
大勢での会食は控えなければなりませぬ~
稽古も大切だけど、コミュニケーションも大切。
状況を聞いて、アドバイスをしたり
改善すべき点は改善する!
これが企画がスムーズに進むポイントの一つ。
おかげで、色々聞けたし、改善点も見つかった。
みんな、意見をありがとう!
早速、明日の稽古から取り入れていこう!(^^)!