蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

市民劇の命~群衆パワー~ #小布施北斎ホールシアター2020

2020年08月30日 23時59分00秒 | 日記

日曜日は朝から晩まで演劇づくし(笑)

10:00~17:00 北斎ホールシアターの稽古

18:00~20:10 MAプログラム

例年なら、先週か今週が市民野外劇の本番だ。

野外劇は公園や空き地に特設野外ステージを組み
一夜にして日常空間を非日常の世界に変化させる。

これが野外劇の醍醐味♪

ああ~野外劇が懐かしい~~

仕込み~バラシまでの過酷さはハンパない。

炎天下での作業、風、雨、雷・・・
スタッフが熱中症で倒れたことがあるし
雷で機材が壊れたことも💦
まさに自然との対峙!

大勢の方々のご協力とご支援により
19年間、継続し続けられた大事業。

明け方まで続いた照明合わせも
今は懐かしく感じる(*^^*)

皆さまへの感謝は計り知れない。

久しぶりにPVを見て、当時のことを
思い返しておこう。

まずは、昨年の小布施町文化事業活性化委員会主催事業として
小布施ハイウェイオアシスの特設野外ステージで上演した舞台から

小布施野外シアター2019
「続 福島正則~最後の戦い~」

2001年~2017年までは
我が劇団「劇空間 夢幻工房」が
この野外劇を主催し上演してきた。

会場は、2012年までは長野市内で
2013年からは小布施町のハイウェイオアシス。

下記は、小布施町で開催し始めてからの
舞台写真スライドショー♪

NAGANO open-air THEATER 2013
『石の城 ~永久とわに~』 

NAGANO open-air THEATER 2015
15周年記念公演 『Straight Tiger ~直虎~』

NAGANO open-air THEATER  2016
『奇想 真田十勇士』

NAGANO open-air THEATER 2017 
『奇想 竹取物語 KAGUYA ver.2017』

そして、下記のPVには
市民野外劇の出演者のコメントや
この企画の目的や思いを語る私のコメントが!

NAGANO open-air THEATER 2015 PV【劇空間 夢幻工房】

 

今年からホール公演になってしまったが
それでも市民劇であることに変わりはない。

ホールの良さを生かした野外とは異なる面白さを
追究していきたい・・・

 

午前中のキッズ中心稽古は
正則公、清正公の子ども時代のシーンと
豊臣秀吉公が京都の北野天満宮で開催した
盛大なお茶会のシーン。

千利休役のずーさんにもご参加いただき
子どもとの絡みをつくっていく。

子どもたちは、遊んでる時が一番生き生きしている。

その生き生きして元気な子どもたちを
そのまま舞台上に乗せることができれば大成功!

人前だとねー
誰かに見られると思うとねー
恥ずかしさが先だって
声が小さくなり、動きも小さくなってしまう。

それを取っ払うのが私の仕事。

色々な角度から話をしたり
あの手この手で子どもたちの元気を引き出していく。

時には、張っちゃけた演技をやって見せたり(^-^;

夢幻のキッズが参加していることもあり
今日は3回目ぐらいで、かなりパワーが出てきた。

この調子で、演じる面白さを体験してほしい。

バイオリンの牧さんも朝から参加してくれて
頼まずとも挿入曲を演奏してくださり大助かり♪

牧さん、いつもありがとうございます❣

 

午後からは一般参加者の稽古。

先週の稽古で、みんなのパワーを
引き出すことが出来なかったシーンを全面改訂。

何が一番大切か、何を一番見せたいかを再検討し
熟考を重ねて、ようやく演出プランを思いついた(^-^;

じっくり熟考、大事ですね(^-^;

が、動きが複雑なので、皆さんに伝えるのに一苦労。

劇団員や研修生のサポートのおかげで何とか形になった。

その後、もう一つの身体表現シーンに突入。

大勢でのダンスやリズム運動の場合は
カウントで伝えるべきなんだよねー

百々眼(20周年記念公演)の時も
このカウントで苦労したっけ。

私の振り付けは、音楽と必要な表現の
組み合わせによる閃きなので
カウントを明確にするには時間がかかる。

劇団員にカウント化してもらいながら
何とか振り付けを終えることが出来た(^-^;

みんな、ありがとうm(__)m

最後に、正則公の嫡子・正勝(忠勝)役が登場するシーン稽古。

正勝役は、小布施町役場の透さん。

若い頃、小布施町に移住して現在30歳ぐらいかな?
今や課長として行政にも携わっていて
小布施の未来を担う将来有望な人材。

そんな若者がこの市民劇に興味を示して
参加してくれることになったことが
心の底から嬉しい(*^^*)

事務局長のN氏がお声がけしてくださったおかげだ。

N氏は、小布施町の重鎮・竜ちゃんや
栗ケ丘クリニックの恵子先生にも
この市民劇をご紹介くださり
今年は出演していただくことになった。

お二人とも何とか時間を割いて
稽古に駆けつけてくれている。

 

小布施町の実行委員会が主催する舞台だもの💛

小布施町民に出演していただきたいし
かかわっていただきたい。
何より観劇をしていただきたい!

そんなこんなで、今日は何とか3シーンの稽古が出来た。

まだまだ完成形ではないけどねー

自主練だけになってしまったキャストや
待ち時間が長かったキャストもいたけれど

 見ていて楽しかった~

と言っていただけたのが
せめてもの救いかな💦

 

↑すみっこで長刀の練習をするクボちゃん💛

できるだけ、待ち時間がないように
効果的な自主練ができるよう
配慮していかねば・・・

 

市民劇の命は「群衆パワー」

野外劇とは異なる狭い空間だけど・・・
コロナで色々制約があるけど・・・

それらを超えて、皆さんの元気とエネルギーを
引き出せる演出を工夫していきたい❣

 

あ、そうそう!

本日、公演ポスターとチラシが配布されました。

ひとまずポスターのみですが・・・

昨年のご来場者数は1000人を超えていた。

今回は3回公演で、当初1000席を確保していたが
残念ならがコロナ対策により
チケットは450席分しか販売できない。

既に先行予約で300席近くが
埋まってしまっているらしく
9/1から一般発売開始予定だけど
参加者にコロナ感染者が確認された場合
中止になる可能性もゼロではないため
あまり大っぴらに宣伝をしない方針らしい。

ご観劇にお越しいただけそうな方は
お早めに下記へお申し込みください。

◆ドリーム・コンシェル
 TEL/FAX 050-3786-2978
 E-mai info@com-seeds.com

あ、夢幻工房の事務局に
ご連絡をいただいてもOK♪

お申し込みをお待ちしています!!

 

夜のMAはバレエと殺陣、そして演劇表現♪

今日も大勢参加して賑やかでした~

バレエの重野先生がマジ凄いんです!
これはまた別の機会にゆっくりと・・・

あ、MA時間に送迎がてら
キッズ保護者がお二人
衣装縫製のお手伝いをしてくださいました(^-^;



稽古時間だけでなくMA時間までも💦
本当にありがとうございますm(__)m

大勢の方のお力添えで少しずつ
舞台が形に成りつつあります!!