昨日、安倍総理が健康不安による辞任を表明した。
今月中旬頃から、病院に通院する安倍総理の動向を見て
辞任の可能性が取り上げられて来たが
まさか本当に辞任するとは・・・と思った人も多いのでは?
コロナ感染症対策も万全ではなく
来年のオリンピックも先行き不透明
経済の落ち込みも激しく
日本の情勢は混沌としている。
総理は辞任会見で
「コロナ対応に障害が生じることは避けなければならない」
としながらも
「7月以降の感染拡大が減少傾向であったこと
そして冬に向けた対策をまとめられたため
新体制はこのタイミングしか無いと判断した」
と説明し、任期途中での退任を謝罪。
持病である潰瘍性大腸炎が再発したことが
辞任の直接的な理由。
以前、この病気のため総理を急遽退任した経緯があり
総理大臣不在という大変な状況に陥ったため
今回はそのような事態を避けるべく
早めの退任を決意されたようだ。
内閣総理大臣の職務と責任は重い。
国民が選んだ国会議員の代表であり
1億2600万人弱の国民の命と生活と安全を担い
自衛隊の最高指揮監督権を有し
複数の行政組織の長も担当する。
三権(立法、行政、司法)の長の一人でもある。
日本国憲法には国家元首に関する条文がなく
意見は分かれているようだけど
天皇は日本の象徴、総理は政治権力のトップであり
元首としての責任と権限を有する役職だよね。
常に結果を求められ失敗は許されない・・・
考えただけでも身震いする職務。
それを7年8ヶ月という長期にわたり
継続してきたことに対して
心から敬意を表したい。
色々な問題はあるにしても・・・だ。
あちらを立てればこちらが立たず。
「国民の命と生活と安全を保障する国家」
と、口で言うのは簡単だけど
人それぞれ価値観が異なり
大切にすることも異なる。
生活レベルも違うし、健康状態も違う。
小さな集団や、会社経営とて大変なのだ。
長期にわたり順調な会社や団体なんて
あるのだろうか。
それでも、総理は国家・国民のことを
第一に考え、状況を正確に捉え
何が最適かを判断して政策を提出し
迷うことなく行動しなければならない。
内閣府の声、議員の声、都道府県知事の声
国民の声に耳を傾けながら
海外各国の元首との対話をしながら
信頼関係を深めていく・・・
主要国の首長から届いた総理へのメッセージは
総理を評価するものばかりだった。
他国との信頼関係を築いてきた外交政策の証だろう。
ん?
批判的なメッセージは
意図的に報道していない??
なんてことは「ない」と信じたい。
一方で沖縄の基地問題は根強い反対運動が続いているし
原発や環境問題、憲法改正など
コロナ感染症以外にも多くの難題がある。
まずは、次の総理の選出方法ですねー
そして、選出された総理が打ち出す政策など
今後の動向を注視していきたい。
今日は、劇団の通常稽古。
いつものように基礎訓練中心。
キッズクラスはエチュード創作の手順を再確認。
「ごっこ遊び」ではあるけれど
演技に結び付くエチュードを
生み出せるようになってほしい。
嘘のない即興演技
日常の延長線上にあるエチュード
方程式が明確になるといいなぁ・・・
研修生クラスは、まずは基礎訓練♪
これは↓発声とすり足を組み合わせたメニュー♪
久しぶりに「外郎売」をチェックして
最後にショート・コメディのグループ稽古。
キッズにも研修生にも
透明マスクを着用してもらい
セリフの聞こえ具合を確認した。
透明マスクはプラスチック製のため
声が反響しやすく、残響音が多くなり
聞き取りづらくなりがち。
劇団員も含め、一人ずつチェックしたところ
ミッキーの声が一番聞き取りやすかった。
滑舌の良さだけではなく
声の高低や、身体への響かせ方に
工夫が必要かもしれない。
明日、北斎ホールシアターの稽古でも
透明マスクを着用してもらって
どの程度聞こえるか確認しよう。
10月の本番では、全員がこの透明マスクを
着用することになっている。
お客様に不快な思いをさせることがないよう
最大限の配慮をしていきたい!(^^)!