最近のニュースは、オリンピック一色という感じですが、皆さんはどう感じていますか?
世界経済は、アメリカのサブプライムローン問題から様子がおかしくなってきました。
それに追い打ちをかけるように石油や鉱物資源、そして、食料の値上げがあり、経済成長が失速しているようです。
でも、慌てても仕方ありません。人間にとっての幸せは、経済的に豊かという指標だけではないはずです。それは食べるのに困らない人間の論理だ!といわれそうですが、先進国の人間は、そういうことを考える時代になったのではないでしょうか。
ところで、最近、職場で立場の違いを痛切に感じることがあります。
それは、端的に言えば、仕事のやり方の問題ですが、「人間は、自分の知識と経験したやり方が常に正しい」という人が多い、という点であります。
でも、組織や人事管理、また、仕事の管理にしても「絶対」という手法はない、というのが小生の意見です。
また、最近、あまり議論されなくなりましたが、目標管理という手法が流行りました。
従業員を評価する手法として、多くの企業が取り入れたようですが、結果はどうだったのでしょうか?会社全体の経営が良くなったと評価できるのでしょうか?
小生は、人のものを攻撃して奪うという狩猟民族が考えた手法に懐疑的なのですが、皆さんはどう感じているでしょうか?
長期雇用という日本人の気質にあった制度が壊れてきていますが、人の評価は、長い勤務期間の中で自然に差がついてくるもので、短期的な評価手法である目標管理を人事管理に使うのは疑問です。
いくら科学的な管理手法がよい、とはいっても、最後は「義理と人情」が大きくものをいう「楽しく、また、悲しい」存在なのではないでしょうか?
今日は自分でも何がいいたいのかわからないレポートになってしまいました。
次回は、スペイン情報をお伝えしたいと思います。
写真は、スペインの「聖家族教会」です。