わが家のバラ
人間は「どうにもならない存在である」というようなことをこのブログで紹介したことがあります。
相撲の大麻事件のように、「やってはいけない」と解っていながら、つい、やってしまうのが人間の弱いところなのでしょうね。
大麻を吸う動機が何であるのか小生には理解できませんが、きっと興味本位というか人間に潜んでいる未知なるものへの好奇心がそうさせるのかもしれません。
また、大麻を吸うと気持ちが楽になるのでしょうか?何回かやると依存症にもなると思いますし、そうなると頭から大麻が離れなくなって肉体的にも精神的にも、また、経済的にも大変なことになるのだと思います。
でも、そういう「悪行はやめよう」という思いは誰にでもあるはずですが、どうして吸ってしまうのでしょうか?
ここに小生は、人間の弱さが潜んでいるような気がしてならないのです。
また、ことの重大性が理解できていない人もいるかもしれません。
軽い気持ちで「わからなければ」とか「ばれても許してもらえる」などと自分に都合の良いように解釈して行動してしてしまうということです。
しかし、そういう甘い考えや行動は、私達の日常生活の中にも潜んでいるのではないでしょうか?
ゴミやタバコを「ポイ投げ」したり、車のスピード違反、信号無視など色々あると思います。
もっと身近な例では、電車内のマナーの悪さです。小生も携帯電話をもっていますが、優先席で電源を切るどころか、その椅子に腰掛けて堂々とメールを打っている若い方が一杯います。
若い方、というと叱られそうですね。年輩の方も結構おります。
大麻とゴミ・電話などを一緒にするな!と叱られそうですね。
ことの軽重が違うのは事実ですが、人間、誰にでもどうにもならない「身勝手」という弱さがあり、それが原因になっている点では同じではないでしょうか?
最初に逮捕されたロシアのお相撲さんは、何という名前でしたか?小生には深く反省しているように見えますし、相撲協会の処分は厳しすぎるように思えますが、世間の常識からすると当然の処分ということになるのでしょうね。
野球でも昔、永久追放された選手がいました。
麻薬が社会に与える影響の大きさから刑事責任は大きなものがあると思いますが、一生、好きなこと(職業)ができないというのは、本人には相当、堪えるでしょうね。
でも、立ち直れると思います。人間には「身勝手なことやるという弱さがある」という思いを大事にしながら新しい人生を生きていって欲しいと願うばかりです。
今日は小生の「身勝手な思い」をお伝えしました。