世界三大料理が何かについては、前にお伝えしました。
JTB旅物語さんの本では、「フランス料理」「中華料理」「トルコ料理」ということになっています。
もちろん、小生のように異論を唱える人はたくさんいると思います。なぜ、和食が入らないのかと。
先日も、BSTBSで放映していましたが、イギリスでは「寿司」が大ブームだそうで、その火付け役の女性が説明していました。ブームの理由は、一に美味しさと美しさ、二に健康(低カロリー)、三に気軽さ(回転寿司)、四にお値段だそうです。
その寿司がロンドンばかりではなく、美食の国フランスでも同じような現象が起こっているそうです。
テレビでは放映していませんでしたが、ヨーロッパばかりではなく、アメリカなどでも和食ブームになっているようです。
もうこうなると、どこかを外して世界三大料理に和食を入れるべきだと思うのですが・・・
ところで、世界三大料理の選定基準は、何でしょうか?食べている人の数、それとも美味しさでしょうか?
それはともかく、今度トルコに行くことになりましたので、実際に食べて確かめてみたいと思います。
「わがまま歩きトルコ(実業之日本社)」では、ページを割いて「一度訪ねた人ならわかる豊かな食の国」としてのトルコの魅力を紹介しています。
その宣伝文句はこうです。
「フレンチ、中華とならんで世界三大料理のひとつに数えられるトルコ料理。串刺しの肉を焼くケバブの野趣に富んだイメージばかりが先行しているが、オスマン朝の宮廷料理として発達した長い歴史がある。繊細の極みともいうべき凝った味わいこそが、トルコ料理の真の魅力なのだ。」
「繊細の極みともいうべきトルコ料理の凝った味わい」とは、どんな味わいなのでしょうか?
そんな表現をされると、もうたまりませんね。
そこで、小生としては、現地で味わう前に知識を仕入れておくべきだと思って、この冊子をぱらぱらと捲って見ました。そうしましたら、最初に「スープ」がでてきましたので、その内容をお伝えしたいと思います。
トルコのスープは、トマトや豆、ホウレンソウなど、野菜のペーストをベースのしたものが多く、種類はかなり豊富だそうです。ニンニクやミントなどの味が食欲をそそるそうで、大衆的なロカンタ(レストラン)では、入口付近に日がわりスープの大鍋がおいてあったりもするそうです。
レンジ豆のスープである「メルジメク・チョルパス」、トマトスープの「ドマテス・チョルパス」、羊の胃袋のスープである「イシュケンベ・チョルパス」、米とヨーグルトを煮込んだ高原風スープの「ヤイラ・チョルパス」などがあるそうです。
でも、イシュケンベは、専門店があるほどトルコ人の好物だそうですが、羊の油と独特の匂いがあるそうですから、日本人には向かないかも知れません。
小生は、最初は無難なトマトスープを頂きたいものです。
今日はトルコ料理のスープについてお伝えしました。