昨日は、暑さに負けて、クーラーの聞いた茶の間で一日中座っていました。
そして、何か良い番組はないかと思いながら、チャンネルを回していましたら柴田恭平(この字でいいかな?)さんと浅田美代子(この字でいいかな?)さんが演じる可笑しなサスペンスものをみてしまいました。
お金を騙し取られたことで、柴田さんが演じる男がある男性を殺してしまい、浅田さん演じる妻と協力して死体を遺棄して、警察の影におびえるという番組なのですが、そこに登場する認知症の真似をする老婆(なんという名の俳優さんだったかな?)との関係が面白くて、ついついみてしまいました。
ストーリーも大変わかりやすく、とてもいい番組だと思いましたが、それ以上に小生が感激したものがあります。
それは、お婆ちゃんが柴田さん演じる夫婦から「あなたが必要」といわれたことに感動している場面でした。
ところで、今日も大変暑いので、クーラーをかけてごろ寝するしかないか!と思ったのですが、昨日と同じように良い番組がないか?とも考えたのです。
そこで、テレビを見た!では話が終わってしまいます。
テレビの変わりに先日買ってきた本を読むことにしたのですが、ここに昔を思い出させる言葉がありました。
本の名前は、光文社の「誰もが一度は間違える日本語1200(著者エンサイクルネット)」です。
その言葉は「李下に冠を正さず」です。
思い出す人は、埼玉県知事をされていた畑和さんです。
「李下に冠を正さず」の意味は、「疑われような行動は慎んだほうがいい」という中国からきた諺だそうで、李下(すももの木の下)で冠を正しているところを誰かに見られると、すももを盗んで冠の中に隠したと誤解されかねない、というところから先のような意味になったそうです。
こんなことは常識ではないか?と思われますが、これを「李下に冠を正す」と誤用している方が大勢いるので、この本で紹介しているようです。
誤用の理由は、「日本人は何事も「正さない」より「正す」ほうがいいことだと思ってしまいがち。」と説明しています。
でも、この教訓よりも、すももの実を冠に入れて盗むという発想のほうが面白いですね。
今日の写真は、小生が最も気に入っているバラにしました。
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