ワールド航空サービスさんから送られてくる「旅の広場WORLD」1月号を見ていましたら、面白い記事が載っていました。新春特集号として「陽春のヨーロッパコレクション」となっています。
その中身については、他の社のものも含めてこのブログでお伝えしましたが、その内容はオランダやベルギーの草花が中心でした。
このオランダなどの他に1月号には、スペイン、フランス、イギリス、オーストリア、そしてコロアチアの記事がありました。
その中に「ヨーロッパへの自然遺産へ」と題してクロアチアの二つの世界遺産が紹介されていましたが、今年の春(5月)に訪問した人間として、とても興味深く記事を拝見しました。
二つの世界遺産の中身は「プリトヴィッツェ」と「ドブロブニク」です。
プリトヴィッツェは、ヨーロッパの九寨溝とでも言うべき存在で、この国立公園の滝と湖の美しさは忘れられないものとなりました。
この旅(12日間、阪急交通さん)全体では晴れに日が多かったにもかかわらず、ここを訪問した日は冷たい雨が降り、カッパを被って見学、という恵まれないお天気だったのですが、それでも、12の湖と92に滝が青白く光り、「とうとう」と流れる水と音のショウに酔いしれたものです。
ワールド航空サービス社の記事を引用しますと「私たちは、午前中、ホテルから(環境保護のために)電動の巡回バスに乗り、滝や湖を俯瞰するビューポイントにご案内します。」
そして、「バスを降りて歩道を進んで少し脇道に逸れると、落差75㍍のヴェリキ・スラブ滝が姿を現します。白い水しぶきを上げながら、轟音とともにコラナ川に注ぐ風景は迫力満点です。」となっていますが、訪問した人間としては、ビューポイントからは、左方向に歩き、続いて右方向に曲がって歩いたと記憶しています。
また、ビューポイントからの光景は、小さすぎて「うん?」という感じでしたが、滝や湖が近づいてくるにしたがい、青い水の色と、そして、滝、遊歩道で見る水の「とうとう」という流れや周りの緑、水の音などの素晴らしさに感動したものです。
滝と言いますと、日本では単発のものをイメージしますが、石灰によって作られた青い水を湛える大小の湖が棚田のように水でつながって、その落差が滝となっています。
だから、滝があちこちにあって、言葉はよくありませんが、「滝のオンパレード」という表現がピッタリでした。
なお、ワールド航空の記事にある「ブェリキ・スラブ」という滝が私たちが最初に案内された大きな滝であるのか、わかりませんが、雨とともに滝の水しぶきを「たっぷり」と頂戴した記憶があります。
いずれにしろ、自分が訪問したところが強くPRされているを見ますと、「そうだ!」と「なるほど!」などという感慨がわくもので大変嬉しいものなんですね。
プリトビィツェにもう一度行きたいか?もちろん、イエスですね。晴れた日に歩いていけるホテルに宿泊して・・・
ところで、もう一つの世界遺産ドブロブニクですが、次の機会に、ではなく、ホームページの旅行記でお伝えしたいものです。
巻頭写真は、プリトビィツェ国立公園の「ブリキではなく、ヴェリキ・スラブの滝」かも?
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