昨日に引き続きイスタンブールの「トプカプ宮殿」についてレポートします。
<Mugiko>
ハーレムは、第2庭園の「正義の塔」の下にあるという説明が多いけれど、正確には第3庭園との間にあると言った方がよいと思うわ。
<Mugio>
第2庭園の「ディエアンの庭」から入場するようになっているから、そのように説明しているようだね。
ハーレムに入るには、チケットが必要だけれど、グループで30分ごとに入場となっていて、トルコ語又は英語のガイドがつくという話だよ。
<ハーレムの象徴「正義の塔」>
<Mugiko>
私たちも入場することになっているはずよ。
ところで、話が第3庭園にある見どころからハーレムになってしまったけれども、第2庭園との間にあるロココ様式の「幸福の門」の写真はあるの?
それと、「宝物館」にも入場して、光り輝く宝石などを見学したいわ。
<Mugio>
謁見室、図書館、異種展示室などは撮影しなかったけれど、幸福の門は、衣装店展示室の前あたりから撮影したものがあるよ。
<幸福の門>
<Mugiko>
宝物館は、衣装展示室の横に位置していて、「ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、真珠のきらめきを黄金の輝きが包む。初め感嘆し、やがてはあきれかえるほど。」と説明しているわ。
<Mugio>
そして、有名なのは「トプカプの短剣とスプーンのダイヤモンド。」とあるけれど、輝きに「あきれて!」記憶から消えてしまったヨ。
<Mugiko>
その後は、幸福の門を通って第2庭園からハーレムに入りました。
第2庭園には、ハーレムのほかに議会室や厨房が設けられているそうね。
<Mugio>
での、何といっても、見どころは男子禁制のハーレムで、日本で言うと江戸時代の大奥といった感じかも知れないね。
<Mugiko>
ハーレムは、スルタンの夫人、母、皇子、宦官、女奴隷たちが生活した外界とは完全に隔離された場所で、かっては400もの部屋があったそうね。
また、スルタンの継承争いに敗れた皇子たちを幽閉した「鳥籠」と呼ばれる部屋もあったそうね。
<Mugio>
入場すると、まず、ハーレムを警護する宦官の部屋があるはずだね。彼らは、エジプトから来た去勢された男性だというけれど・・・・
<宦官の部屋が並ぶ>
<Mugiko>
宦官の部屋は撮影していなかったけれど、女たちの部屋は撮影できたわね。
女たちに部屋は、スルタンの母が住むところ、妻たちが住むところ、その他大勢の住むところに分かれているみたいね。
<女たちの居住区>
<女たちの部屋>
<Mugiko>
ところで、これらの部屋には、美しいタイルの壁があったはずよ。
<美しいタイルの壁>
<同じく>
<Mugio>
ハーレムには、このような美しい模様のタイルが多数あるので圧倒されてしまったね。
こうした装飾に並々ならぬ興味がある君には毒だったかな?
次に入った部屋は、帝王やスルタンの間といわれる絢爛豪華な部屋だ。
<Mugiko>
そこでは何をしていたかしら?皇帝の子供を作るため???
単なる権力争いなのか?それとも、無理矢理つれて連れてこられて、そういう運命を負わされたのか?想像もできないけれど、なんだか悲しすぎるような気がするわ。
<スルタンの広間>
<同じく正面>
<Mugio>
それにしても、部屋の中が暗いね!
<Mugiko>
外部からの侵入や女奴隷たちの逃亡を防ぐため、窓という窓は鉄格子でふさがれていたそうだから、きっと妃からが部屋の中に入らないような造りになっているのよ。
<Mugio>
次は、スルタン争いに敗れた皇子たちが閉じ込められたという「鳥籠」という部屋も覗いたけれど、ここもその扱いを反映するような暗い部屋だったね。
<鳥籠(皇子)の間>
<Mugiko>
15世紀以降のオスマン帝国では、王位継承者争いの当事者となった兄弟は、争いに決着がつくや否や、ことごとく粛正(処刑)されることが当たり前のように行われていたそうね。
<Mugio>
怖い話だね。しかし、恐ろしい習慣は17世紀以降、宮殿内の鳥籠といわれる部屋に軟禁・監視する制度に変わったそうだ。
<皇子の間のステンドグラス>
<Mugiko>
でも、同じ兄弟でも、勝者と敗者では権力者として贅の限りを尽くす勝者と、狭い部屋に押し込められて常時監視されて軟禁包帯にある敗者では雲泥の差だと思うわ。
<Mugio>
本当だね。どこの国の王朝でも同じような権力争いがあったと思うけれど、もしかしたら、私たちのような平凡な人生が人間として一番幸せかもしれないね。
写真のステンドグラスは、その鳥籠の部屋の上部に並んであったけれど、何を意味しているのかね?
<Mugiko>
このステンドグラスも美しいけれど、ハレムには、ため息が出るほど美しいタイルに描かれた文様があちこちにありました。
<壁を飾るタイル>
<同じく美しいタイル>
<Mugio>
君は、こういうイスラム系の精密なものが好きだね。
ところで、これらのタイルは「皇子の間」にあったものかね?
<Mugiko>
それがよく分からないのよ。
でも、ハレムのような場所にこのような素晴らしい作品があることが驚きね。
<以上で、本日の記事は終了です。次回もイスタンブール旧市街歴史地区散策からアヤソフィア聖堂をお伝えします。>
<Mugiko>
ハーレムは、第2庭園の「正義の塔」の下にあるという説明が多いけれど、正確には第3庭園との間にあると言った方がよいと思うわ。
<Mugio>
第2庭園の「ディエアンの庭」から入場するようになっているから、そのように説明しているようだね。
ハーレムに入るには、チケットが必要だけれど、グループで30分ごとに入場となっていて、トルコ語又は英語のガイドがつくという話だよ。
<ハーレムの象徴「正義の塔」>
<Mugiko>
私たちも入場することになっているはずよ。
ところで、話が第3庭園にある見どころからハーレムになってしまったけれども、第2庭園との間にあるロココ様式の「幸福の門」の写真はあるの?
それと、「宝物館」にも入場して、光り輝く宝石などを見学したいわ。
<Mugio>
謁見室、図書館、異種展示室などは撮影しなかったけれど、幸福の門は、衣装店展示室の前あたりから撮影したものがあるよ。
<幸福の門>
<Mugiko>
宝物館は、衣装展示室の横に位置していて、「ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、真珠のきらめきを黄金の輝きが包む。初め感嘆し、やがてはあきれかえるほど。」と説明しているわ。
<Mugio>
そして、有名なのは「トプカプの短剣とスプーンのダイヤモンド。」とあるけれど、輝きに「あきれて!」記憶から消えてしまったヨ。
<Mugiko>
その後は、幸福の門を通って第2庭園からハーレムに入りました。
第2庭園には、ハーレムのほかに議会室や厨房が設けられているそうね。
<Mugio>
での、何といっても、見どころは男子禁制のハーレムで、日本で言うと江戸時代の大奥といった感じかも知れないね。
<Mugiko>
ハーレムは、スルタンの夫人、母、皇子、宦官、女奴隷たちが生活した外界とは完全に隔離された場所で、かっては400もの部屋があったそうね。
また、スルタンの継承争いに敗れた皇子たちを幽閉した「鳥籠」と呼ばれる部屋もあったそうね。
<Mugio>
入場すると、まず、ハーレムを警護する宦官の部屋があるはずだね。彼らは、エジプトから来た去勢された男性だというけれど・・・・
<宦官の部屋が並ぶ>
<Mugiko>
宦官の部屋は撮影していなかったけれど、女たちの部屋は撮影できたわね。
女たちに部屋は、スルタンの母が住むところ、妻たちが住むところ、その他大勢の住むところに分かれているみたいね。
<女たちの居住区>
<女たちの部屋>
<Mugiko>
ところで、これらの部屋には、美しいタイルの壁があったはずよ。
<美しいタイルの壁>
<同じく>
<Mugio>
ハーレムには、このような美しい模様のタイルが多数あるので圧倒されてしまったね。
こうした装飾に並々ならぬ興味がある君には毒だったかな?
次に入った部屋は、帝王やスルタンの間といわれる絢爛豪華な部屋だ。
<Mugiko>
そこでは何をしていたかしら?皇帝の子供を作るため???
単なる権力争いなのか?それとも、無理矢理つれて連れてこられて、そういう運命を負わされたのか?想像もできないけれど、なんだか悲しすぎるような気がするわ。
<スルタンの広間>
<同じく正面>
<Mugio>
それにしても、部屋の中が暗いね!
<Mugiko>
外部からの侵入や女奴隷たちの逃亡を防ぐため、窓という窓は鉄格子でふさがれていたそうだから、きっと妃からが部屋の中に入らないような造りになっているのよ。
<Mugio>
次は、スルタン争いに敗れた皇子たちが閉じ込められたという「鳥籠」という部屋も覗いたけれど、ここもその扱いを反映するような暗い部屋だったね。
<鳥籠(皇子)の間>
<Mugiko>
15世紀以降のオスマン帝国では、王位継承者争いの当事者となった兄弟は、争いに決着がつくや否や、ことごとく粛正(処刑)されることが当たり前のように行われていたそうね。
<Mugio>
怖い話だね。しかし、恐ろしい習慣は17世紀以降、宮殿内の鳥籠といわれる部屋に軟禁・監視する制度に変わったそうだ。
<皇子の間のステンドグラス>
<Mugiko>
でも、同じ兄弟でも、勝者と敗者では権力者として贅の限りを尽くす勝者と、狭い部屋に押し込められて常時監視されて軟禁包帯にある敗者では雲泥の差だと思うわ。
<Mugio>
本当だね。どこの国の王朝でも同じような権力争いがあったと思うけれど、もしかしたら、私たちのような平凡な人生が人間として一番幸せかもしれないね。
写真のステンドグラスは、その鳥籠の部屋の上部に並んであったけれど、何を意味しているのかね?
<Mugiko>
このステンドグラスも美しいけれど、ハレムには、ため息が出るほど美しいタイルに描かれた文様があちこちにありました。
<壁を飾るタイル>
<同じく美しいタイル>
<Mugio>
君は、こういうイスラム系の精密なものが好きだね。
ところで、これらのタイルは「皇子の間」にあったものかね?
<Mugiko>
それがよく分からないのよ。
でも、ハレムのような場所にこのような素晴らしい作品があることが驚きね。
<以上で、本日の記事は終了です。次回もイスタンブール旧市街歴史地区散策からアヤソフィア聖堂をお伝えします。>
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