今日、テレビでチェコの「プラハ城」を放映していました。
かみさんは、NHKのBSで放映されることを知っていたようですが、小生は、これを見て「あぁ、チェコのプラハだ、懐かしいな!」という感慨にふけっていました。
ところが、小生は、「プラハの春」のことばかりに興味がいって、チェコの人々がプラハ城に寄せる思いを知りませんでした。
放送では、プラハ城を中心としたチェコが歩んだ激動の歴史を紹介していました。
プラハは、14世紀にボヘミア(チェコのこと?)王カルレ1世が神聖ローマ皇帝カール4世となったことから、大きな発展を遂げた「黄金のプラハ」と呼ばれる美しい都市となったようです。
チェコは、4百年に及ぶ他国の支配を受け、第一次世界大戦後に独立しましたが、初代大統領マサリクは、プラハ城に「真実は勝つ」と記した旗を掲げたのです。
そして、1968年のあの「プラハの春」ではソ連軍の戦車によって踏みにじられたのですが、1989年に「ハベルを城へ」を合い言葉に民主化を実現したのです。
チェコは、何百年という長い間、他国に占領されてきたのですが、プラハ城という象徴を心にして団結し、ついにチェコ人として自由と独立を勝ち取った、ということだと思うのです。
こうしたチェコの歴史を頭に入れながら、もう一度、プラハを訪問したいと強く思ったものです。
小生のHPの巻頭写真に「チェスキー・クルムロフ」を掲載しましたが、チェコは、その景観の美しさと厳しい歴史が心に強く残る国となりました。
今日は、チェコについてお伝えしました。
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