現在、スペインの旅行記(JTB旅物語・情熱の国スペイン8日間)を作っていて、コルドバのメスキータとユダヤ人街の部分に入っていますが、どうも作業が進みません。
なぜかと言えば、同じ日にコルドバとゼビリア(セビージャ)を訪問したため、小生の頭が混乱しているからです。
混乱の原因は、午前中に訪れたセビリアでは、大寺院(大聖堂)とヒラルダの塔、そして、ユダヤ人街を見学、午後のコルドバでもメスキータという教会と花の小径、ユダヤ人街となっていますので、同じような内容だからです。
メスキータがあるコルドバ歴史地区は世界遺産ですから、コルドバの方が印象が強いはずですが、両者ともイスラム建築を生かしたキリスト教の教会になっていて頭が混乱したのでしょう。
もちろん、コルドバのメスキータの赤と白の馬蹄形の円柱はとても印象的で、しっかり頭に残っています。
でも、イスラム独特の中庭の名前が「オレンジ」で、キリスト教がレコンキスタ後に作った聖堂や礼拝堂がイマイチ評価されていないこと、メスキータの「円柱の森」や「ミフラブ」のようにイスラム教の施設が絶賛されていることなど似ていることが大変多いのです。
そこで、コルドバのことをどう表現しようかと思案中ですが、ユダヤ人街は「花の小径」として表現するしかなさそうです。
「人がやっとすれちがえるほどの細い道が迷路のように複雑に入り組んでいるユダヤ人街、その南側でメスキータからすぐそばのところには、白い壁の両側に植木鉢が吊され、色とりどりの草花が咲き乱れる小径があります。」
などという表現で有名な「花の小径」のことを書いてみたいと思います。
しかし、熱かったためか、植木鉢が高い位置にあって見えづらかったためか、「あぁっ、こんなものか」などという感じでしたね。
でも、セビリアのユダヤ人街もコルドバと同じようなユダヤ人街ですから、文章での表現は難しいものです。両者の違いは、実際に訪問していただくしかないかも知れませんが、小生のように訪問してもわからない人間もいます。
巻頭写真は、セビリアの大聖堂から撮影したものです。
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