mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ルーマニア、ブコビナ地方の5つの修道院群

2017年03月12日 | 旅行記
 ルーマニア・ブルガリア大周遊17日間の旅行記をなぞってこのブログに掲載してきましたが、前回に引き続き旅行14日目のルーマニアのブコビナ地方の5つの修道院群についてお伝えします。

 先日のブログでは、ブコビナ地方の修道院群は、旅行記のとおり「9つ」だと申し上げました。
 しかし、情報が錯綜して、「どの数字がブコビナ地方の修道院なのか」分からなくなってきました。
 小生が旅行記を書いた当時のルーマニア政府観光局のホームページで掲載されていたのは「8つ」だったのですが、小生が勝手に「9つ」とした記述は誤りだっとようです。
 しかし、現在、数は「8つ」で変わらないのですが、掲載されている修道院のうち最後に掲載した修道院が(世界遺産)未登録のドラゴミルナという修道院ではなく、パトラウツィ(Patrauti)修道院に変わっていました。

 なお、ホームページよれば、世界遺産は「5つ」の修道院だそうです。
 ところで、、念のために他の情報を調べたのですが、ドラゴミルナ修道院もパトラウツィ修道院も現存するそうです。そして、ドラゴミルナ修道院は世界遺産に登録されているという情報もありました。小生が持っている冊子、「世界遺産一度は行きたい100選ヨーロッパ」によれば、世界遺産に登録されている修道院は「7つ」となっていますが、こうなると何が正しいのか分からなくなってしまいます。

 さて、話を修道の数から戻していただいて、世界遺産の登録名となっている「モルダヴィア地方の教会群」の概要を申し上げたいと思います。
 と思ったのですが、政府観光局のホームページを引用しただけですので、そちらをご覧いただくか、小生のホームページをご覧いただきたいと思います。
 これを読めば、なぜ教会群ができたのかが理解できるからですが…

 私たちが最初に案内された修道院は、グラフモール・ルイから最も近いフモール(Humor)修道院(1993年世界遺産登録)でした。
 この修道院には、8時25分に到着しましたが、駐車場には私たちを歓迎するように「ワンちゃん」が待っていました。

 <駐車場のワンちゃん>


 <修道院入口付近>


 <修道院が見えてきた!>


 <修道院の全体像>


 この修道院は、1530年にモルドヴジャ公国のブブイオグ大臣夫妻(当時の領主ベトル・ラレッシュの最高議長オードレ・ブブヨグ)によって建てられたそうです。
 壁画は宮廷画家トーマなどの手によって1535年に仕上げらえたものです。(地球の歩き方という本では、修道院の中で、画家の名前が分かっているのはここだけ!という説明をしていますが、政府観光局のホームページでは、「モルドヴィツァ修道院の画家と同じ」となっています。

 <フモール修道院の外観が見えてきた>


 <修道院の全景>


 「壁面は南面を除いてはげ落ちていて保存状態が悪く、判別不能」となっていますが、私たちが見た壁には壁画が綺麗に描かれていましたので、南面になるということでしょうか。
 修道院の見外観が見えてきた写真では、手前が入口方向、全景写真では、正面が南になると思います。

 それにしても、敷地内の光景が美しく、「バイバチ」と33枚もシャッターを切ってしまいました。
 肝心な壁画ですが、「南面のモチーフは、政教総本山だったコンスタンティノープルの司教セルゲイが、626年のペルシャ軍襲来から街を守護した聖母マリアに捧げた224誌の場面」だそうですから、ぜひ、撮影すべきなのですが、次の写真はその部分でしょうか?

 <24誌の場面?>


 <最後の審判>


 この教会の壁画は、「最後の審判」、「エッサイの木」、それと「コンスタンティノープルの包囲と聖母への讃美歌」が有名だそうです。
 また、626年の攻撃者がペルシャ人だったはずが、この壁画では、服装や武器などがトルコ人に置き換わっているのが面白い(他の教会も同じ)のです。
 壁画が書かれた中世の時代には、ペルシャ軍の名前を借りてオスマントルコを悪者にしたかったということでしょうか?

 そんなことより、修道院の中の様子や写真をもっと見たい?
 残念ながら、撮影禁止で中の写真はありませんが、最後のいくつかの写真と簡単コメントを申しあげたいと思います。

 <入口右側の建物(鐘楼?)>


 <建物の丸い部分>


 <美しい壁画>


 <修道院入口>


 修道院の建物には、見る人の目を和ませるように丸い曲線の部分がありました。
 この屋根の部分のことを政府観光局のホームページでは「張り出し屋根は、上から紐で吊るされているかのように優美な曲線を見せる……現代の建築家からもビザンチン芸術の傑作と絶賛されている」と説明しています。

 なお、小生のメモには「最初に訪問したところで、敷地内の美しさとフレスコ画の数々の美しさにびっくり!」とありました。

 ここを9時20分に出発して、次は「ヴォロネツ修道院(Voroner村 1993年世界遺産登録)」に向かいました。

エジプトから帰国してのドタバタ

2017年03月09日 | デジタル・インターネット
 久しぶりにブログを書いています。
 エジプトから帰国した日が2月27日ですから、もう1週間以上たっているのに何をしていたのか?と思いますよね!
 島倉千代子さんではありませんが、「いろいろ」ありました。

 第1日に体の不調です。
 その中身は、エジプト旅行では多い!といわれる「下痢」です。でも、これは、幸い、成田空港に到着したころから回復してきました。精神的に暗示にかかりやすい?そうかもしれませんね。昨年の7月に行ったコーカサス3国の旅でも、その症状が出ましたので、エジプトの生野菜や飲み水の問題ではなさそうです。ヨーロッパに多い硬水が原因ではないかとも思うのですが、以前は、逆に便秘で困ったという思いがありますので、正直、分からなくなってきました。

 さて、その下痢への対処ですが、正露丸(糖衣錠)と「突発性の下痢に水なし1錠で効く」という「ストッパ下痢止めEX」を持っていきましたので、最初は飲みなれた正露丸を飲んでいたのですが、さっぱり効かないものですから、困ってしまいました。

 「どんな場面で困ったのか?」という声が聞こえそうですが、聞かないでください!
 などと今だから冗談が言えますが、旅行三日目に観光したアブシンベル大神殿を見ているときでした。
 仕方がありませんので、添乗員さんにお断りして、入口にあるトイレに駆け込みました。
 お陰で王妃ネフェルタリの為に建てられたという「小神殿」を説明を受けずに一人で見学する羽目になってしまいました。
 説明など聞いても理解できないのだから同じだ!否定はしませんが…

 その後も回復しないものですから、飲んだことがなくて「不安」もありましたが、「ストッパ下痢止めEX」を飲んでみました。
 飲み心地は、口の中で「すっ」と溶けてしまうものですから、あまり薬を飲んでいるという感じがしませんでした。肝心な効き目ですが、確かにすぐに効いて下痢が止まったものですから大助かりでした。
 本当は、1日3錠を飲むべきだったのかも知れませんが、「1日3回を限度」とか「服用間隔は4時間以上」、「15歳未満は服用しない」となっていましたので、強い薬ではないか?と警戒して1錠でやめてしまいました。
 これが良くなかったようで、翌日には下痢が再発するようになってしまい、そこで薬を飲むと回復、そして、次もその繰り返しという悪循環にになってしまいました。

 <アブシンベル大神殿>


 <大神殿の入口正面>



 そんな下痢の話は聞きたくない!もっと面白い話はないのか?という声が聞こえますので、次のドタバタについてお話します。
 帰国してからは、「これからしばらく時差ボケが始まるぞ!」と覚悟していたのですが、二日、三日経っても普通に眠れるのですから驚いてしまいました。
 話はこれで「めでたし、めでたし」となるはずですが、その後、小生が風邪をひいたのか「咳が止まらず」眠れなくなってしまいました。
 仕方がないので、かかりつけの医者にお世話になったのですが、漢方医の先生が珍しく「抗生物質」を出してきたのです。
 咳の原因が分からないからだと思いますが、回復しなければ「レントゲン」といってましたので、肺炎を疑っているのかも知れませんね。
 昨日で3日間分を飲み終わり、完全に咳が止まってはいませんが、せき込むことが少なくなってきましたので、しばらく様子をみたいと思っています。

 時差ボケの話ですが、昨日もせき込むことは少なくなったのですが、2~3時まで眠ることができませんでしたので、「おかしな時差ボケが続いている、」という状態です。

 次は、このパソコンの話です。
 皆さんも基本ソフトにウインドウズ10を使っていると思いますが、インターネットのソフトは何を使っていますか?
 小生は、10で新たに使うことになっているEdgeを使わずに従来のExplorerを使っていましたが、そろそろEdgeに変えようか?と考えて、Edgeを起動したのですが、びっくりしてしまいました。
 1回クリックしただけなのに、画面が複数表示されるのです。
 慌てて「終了」をクリックっしたのですが、最後の1画面(何の表示もない)が何をしても反応してくれません。つまり、Edgeが終了できないのです。
 仕方がないので、Explorerを開いてネットで調べたのですが、この症状で困っている方が大勢いらっしゃるようで、その解決策もいくつかありました。

 小生の理解では、プログラム(Edge)をスキャンする方法とウインドウズ10の更新をすることだと思ったのです。
 さらに、Explorer時代に実施していたバージョンアップも有効かな?と考えました。

 まず、スキャンしてみたのですが、これでは、Edgeが終了できないという症状は改善できませんでした。
 次に、ウインドウズ10の更新ですが、これは効き目がありました。
 でも、作業に時間がかかりますし、壁紙が消えてしまうといった事象もあり、また、スタートをクリックした時の表示も変わってしまいました。
 中でも、すべてのデスク(外付けHDも)をスキャンするなど作業時間は、少なくとも半日くらいは必要です。

今日は話が長くなってしまいました。更新方法は次の機会にお話ししたいと思います。