mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

スロバキア周遊の旅<世界遺産の町レヴォチャの続き>

2017年06月05日 | 旅行記
 昨日は、スロバキアのレヴォチャの散策の模様をお伝えしました。
 今日は、その続きをお伝えします。

 ホテル前の美しい通りを見ながらの会話です。

<Mugiko>
 どうもあ歯切れが悪いようだけれど、どのようなものか分からない建物が写っていたの?

 <赤茶色のトゥルゾの館>


<Mugio>
 何でもお見通しだね。
 赤茶色の建物は、ホテルの並びにある建物だから、もしかしたら聖ヤコブ教会の前にあるという「マイステル・バヴォル博物館」かな?と思ったけれども、「15世紀の初頭の名工バヴォルの住居兼工房だった建物」にしては新しすぎるような気がするんだ。
<Mugiko>
 旧市庁舎に入場すると、マイステル・バヴォル博物館にも入場できるということだから、この近くであることは間違いないわね。でも、この赤茶けた建物ではないようね。
 他に街に関する面白い情報はないの?
<Mugio>
 城壁のメインゲートである「コシッカー門」や、「小預言者教会」、罪人などっをさらし者にしたという旧市庁舎前にある「恥の檻」、「県庁」、「だまし絵の家」などがあると聞いたよ。
 「コシッカー門」は、ここを去るときにバスの中から撮影したものがあるから、そこで紹介するね。
 また、「恥の檻」は、残念ながら撮影していなかったけれど、「県庁」と「だまし絵の家」は、記録に残っていたよ。

 <県庁舎>


 <県庁周辺の光景>

 
 <聖ヤコブ教会>


 <ダマシ絵の家>


<Mugiko>
 あなた!写真の下に簡単な説明文みたいなことを書いているけれど、どれが該当する建物なのか分からないなど、理解しにくいわよ。それに、肝心な聖ヤコブ教会の説明がないみたいネ。
<Mugio>
 県庁舎は、マイステル・バヴォル広場の北側にある建物で、反対側にはトンガリ帽のような尖塔がある建物が見えていたね。
 また、聖ヤコブ教会は、反対側通路の北側か見ると、こんな感じだね。
 だまし絵の家は、なぜ「だまし絵」なのか理解できないが、手前から2つ目のくすんだネズミ色の建物だよ。

 <聖ヤコブ教会と市庁舎>


 <小預言者教会とコシッカー門>


 <Mugio>
 聖ヤコブ教会だけを写した写真がなくて、「どうしたものか?」と思案したけれど、裏側から撮影したこの写真が最もよかったね。
 聖ヤコブ教会の素晴らしいところは、先ほど言った15世紀の名工バヴォルが制作した世界遺産になっているゴシック様式の木彫り装飾の祭壇(18、62m)があることだ!と聞いたよ。
 コシッカー門は、街から離れるときに撮影したものだけれど、この街が城壁に囲まれていることがよく分かるね。
 <Mugiko>
 先ほどから旅行雑誌、ネット情報、Sさんのメモなどを見て私と話をしているけれど、聖ヤコブ教会のコメントを書いたあなたのメモが私には一番面白かったわ。

 <mugioメモ>
・ 朝、曇り、予定通り9時00分にレヴォチャ散策。
・ 昨日は暗くなっていたので、様子が分からなかったが、「美しい街」という言葉が「ピッタリ」の町。ホテルの前が見どころの市庁舎だったから「びっくり」。
・ 寒いが、まずホテルの前を右方向に歩く。しばらくすると、右側に赤茶色路が印象的な建物が目に入る。貴族のトゥルゾの館だそうだ!。左に曲がると、広場のような場所があり、その右側に県庁(黄色い帯がある建物)、左が市役所という話があったが、後方の高い塔を持っている聖ヤコブ教会が目立っていた。そのまま突き当りを左に曲がり、道路沿いの美しい建物群を眺める。そこを過ぎると、左に曲がるが、突き当りがホテルとなっている。
・ ホテルには行かず、さらに左に曲がり、聖ヤコブ教会がオープンするまで土産物店で待機する。
・ 美しい教会であり、パイプオルガンまである。残念ながら、内部は撮影禁止である。
・ その後、ホテルに戻り、荷物を取ってバスに乗り、シュトゥルブスケーに向かう。その際、バスの中からレヴォチャの城壁を撮影する。

<Mugiko>
 本当にリアルで面白いメモだから、これに沿った旅行記にした方が楽しいものになったと思うわ。
 それと、聖ヤコブ教会に関する意味の分からないメモも凝っていたわ。

 <mugioメモ2>
・ 14世紀ゴシック 12本の柱(12使)
・ 木造の祭壇(後期ゴシック様式)が高いことで有名
・ 菩提樹で作った祭壇は、下から最後の審判、(金メッキ)、真中の聖母マリア2、5m(左右の2、3m)、守護聖人→聖ヨハネ(右側)・聖ヤコブ(左側)

 木造の祭壇が3段になっているなど聖ヤコブ教会の状況を書いたメモだと思うけれど、内部の写真があれば本当に良かったわネ。

 <文章が長い記事になってしまいましたが、今日はこの辺りで失礼します。次回は、レヴォチャを後にして向かったスロバキアを代表する観光地「シュトゥブスケー」についてお伝えします。>

スロバキア周遊の旅<城壁に囲まれた世界遺産の町レヴォチャ>

2017年06月04日 | 旅行記
 このところ、トルコの旅行記についてレポートしていましたが、今日はスロバキアの旅に戻りたいと思います。
 「タトラ山麓とスロバキア周遊の旅」の5日目(10月15日)、城壁に囲まれた世界遺産の町レヴィチャについてお伝えします。

<Mugiko>
 おはよう! 今日は「のんびり」とレヴィチャの旧市街を散策することになっているから、気持ちが弾むわね!
 でも、あなたを見ると、「ホテルの評価などをいいたい!」と顔に書いてあるわよ。
<Mugio>
 いやぁー、昨日は到着が遅かったので、街の様子がよく分からなかったけれど、ホテルは旧市街の中心地にあるので、美しいレヴィチャの町が見られると思うと「ワクワク」するね。
 ところで、そのホテルのことだけれども、僕たちが案内されたのは、アルカーダというホテルだよね。そして、アルカーダホテルは、ほかの多くの皆さんが宿泊したウ・レヴァというホテルの隣にあるホテルだけれども、どのようになっているのか外観を案内しておくね。

 <HOTEL ARKADA>


 <HOTEL U LEVA>


<Mugio>
 黄色い建物が私たちがお世話になったホテルアルカーダで、赤い屋根の建物が多くの皆さんが宿泊したホテル、ウ・レヴァだね。このホテルの右隣りにアルカーダがあり、まるでつながっているように見えるね。
<Mugiko>
 それで、肝心なあなたのホテルに対する評価はAですか?B?それともCかな?
<Mugio>
 そう慌てなさんな!私たちが宿泊したホテルアルカーダは、2Fがフロントになっていて、私たちは3Fに泊まったのですが…
 などと言ってますが、到着時のメモを見たら、「部屋の広さはまあまあ。縦のベッドが二つ並んでいるのが印象的。カギは久しぶりに手で回す方式。湯船はあるが、ヘアードライアーはなし。」と書いてありました。
<Mugiko>
 ということは、評価はCかな?
<Mugio>
 そうじゃないのさ!天邪鬼の僕らしく翌日、つまり本日のメモには朝食が「今までで最もうまい!」そして「雰囲気も非常に良い!」と高評価にしているんだ。
<Mugiko>
 あら!食べる前に評価しちゃったの?
<Mugio>
 順番が逆だけれど、ご勘弁いただいて、どのような朝食だったのかご覧いただきましょう。

 <美味しそうな朝食>


<Mugiko>
 パン、ハム、ゆで卵、チーズ、ヨーグルト、コーヒーといったところかしら?野菜が見えないけれども、キュウリとトマトがあって安心したわ。
 食事はいい加減にして、レヴィチャ旧市街の散策に出かけましょうよ。
<Mgio>
 君も気が短いネ。散策の前の予定が決まっているので、それを伝えるよ。
 スーツケースの廊下への搬出が8時15分、ロビー集合・出発が9時00分となっているよ。
<Mugiko>
 レヴィチャ(Loveca)は、「13世紀のタール人の侵略の後に復興と防衛のためにこの地域に入植したドイツ人が建設した小さな町で、中心市街地にルネッサンス様式の歴史的建造物が数多く残ることで知られ、2009年に世界遺産に登録された。」とSさんが説明していたわ。
<Mugio>
 でも、地球の歩き方では、「レヴィチャは、1242年のモンゴル軍の侵攻後ハンガリー王が防衛線としての機能を持つ町として建設したのが起源。」と書いているね。
 世界遺産には、1993年登録の「シュピスキー城とその関連文化財」の拡大登録という形で2009年に登録された、ということだね。
 この街の見どころは、中心にある聖ヤコブ大聖堂や市庁舎などとなっている。

 <レヴィチャ市街図>


<Mugio>
 ちょっと見づらいけれど、市街図を作ってみたので、参考になると思うよ。
 私たちが宿泊したホテルは、ご覧のように市街地の中心にあることが分かるようね。
<Mugiko>
 この地図を作るのに大分、苦労したみたいね。
 でも、そのお陰でこれから出てくる建物の位置が分かりやすくなったわ!
<Mugio>
 地図には書かなかったけれど、聖ヤコブ大聖堂や市庁舎などがある一角を「マイステル・バボル広場」というそうだね。
 この広場に見どころの全てが集まっている、といってもよさそうだね。

 <旧市庁舎?>


 <市庁舎と聖ヤコブ教会>


<Mugiko>
 どうしたの?地図まで作って説明しようとした人が写真に?マークをつけるなんて!
<Mugio>
 それがさ!赤い屋根の建物が樹木の後ろに隠れてよく見えないものだから、はっきりしないのさ。
 話を逸らすようだけれど、ホテルの入口を出ると、いきなり、このような美しい光景が目の前に広がっていたものだから、思わずシャターを「パチパチ」と切ってしまったね。

 <旧市庁舎>


 <ホテルに面している通り>


<Mugiko>
 上の写真がルネッサンス様式といわれる旧市庁舎みたいね。下のホテルがある通りも草花を植えて街を美しく演出していて本当に素晴らしいわ。
<Mugio>
 私たちは、ホテルの前を北に向かって歩いて、コシッカー門の通りなどのマイステル・バヴォル広場を囲んでいる道を「ぐるり」と一周したのさ。
<Mugiko>
 どうも歯切れが悪いようだけれど、どのような建物なのか分からないものがあったの?

 <今日のブログ記事は、ここで終了です。ではまた。>