リテラシーとは、近頃よく聞く言葉。読み書き能力のことである。近頃の若い人は(若い人に限らないと思うが)本を読まない。活字離れが著しい。などと言われる。
江戸から明治に替わった時期に、リテラシーがやはり問題になったようである。その時には、筆で文字を書くという習慣が次第に少なくなっていき、行書や草書で文字を書くというリテラシーが次第に低下していったというのである。同時に、新聞などの楷書である活字を読めない人もいたという。
今であれば、楷書を読むことができても、草書や行書を読めない人はごまんといる。
リテラシーと言った時に、活字をすぐに思い浮かべるのは近代人の発想であることに気づかされた。こういう発見があるから、異なる学問領域の人との交流は面白い。
江戸から明治に替わった時期に、リテラシーがやはり問題になったようである。その時には、筆で文字を書くという習慣が次第に少なくなっていき、行書や草書で文字を書くというリテラシーが次第に低下していったというのである。同時に、新聞などの楷書である活字を読めない人もいたという。
今であれば、楷書を読むことができても、草書や行書を読めない人はごまんといる。
リテラシーと言った時に、活字をすぐに思い浮かべるのは近代人の発想であることに気づかされた。こういう発見があるから、異なる学問領域の人との交流は面白い。