花豆を煮た。出来上がった日から食べ始める。翌日、その翌日、そしてさらに翌日、という具合に火を入れては少しずつ食べていく。そうやってみると、美味しさが微妙に変化していくことがわかる。一週間ぐらい経つと、しっとりとしてきて甘さが増していく。ああ、そうなのか。そんなふうに、花豆は熟成していって、美味しい豆になっていくのだ。このように熟(な)れていく過程を実感できるのも、手作りならではのことだ。
最新の画像[もっと見る]
- 586 書道 4年前
- 599 朝顔 4年前
- 603 日干しになったトカゲ 4年前
- 603 日干しになったトカゲ 4年前
- 603 日干しになったトカゲ 4年前
- 621 ここには座れない 5年前
- 628 ギボシ 5年前
- 628 ギボシ 5年前
- 628 ギボシ 5年前
- 655 ブルーベリー 5年前
きっと人間の一生にも、そういう劇的変化の一瞬があるのだと思いますよ。