こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

すきま時間

2010-12-16 05:50:50 | 時間
電車に間に合わずにホームに取り残された10分間。
悔恨のうちに過ごすか。
気分を改めるか。
そこが一つの分かれ道。

改めて思い直せば、日々の暮らしの中で、こうした「すきま時間」はいくつもある。
それをどう活かしていくか。
それが人生の分かれ道。

そこまで大げさに考えずともよいかもしれない。
ただただ一回限りの「すきま時間」と向き合うこと。
そこから新たなものが生み出されていく。
そこには、そういう可能性が秘められているのだ。

医者に行く

2010-12-13 06:13:45 | 自己
子どもの頃、風邪を引いて熱が出ると、近くの鎌倉医院に連れて行かれたものだ。子どもだから、自分から病院に行くと言い出したりはしない。いつも親任せ。具合の悪い小さな自分の隣には、母親か父親が必ずいたものだ。

一人で病院に行くようになったのは、いつの頃からなのだろうか。自分で判断して、自分から病院に行くと言い出したのは、何才だったのだろうか。親から自立し始めたら、そんなこともできるようになるのかもしれない。自分の記憶は定かではないが。

壊す力

2010-12-10 05:32:38 | 自己
高みに行くには、一度作り上げたものを壊して、再度作り直す必要がある。
シーズンオフのプロ野球選手が、自分のバッティングフォームの改善に取り組むようなものだ。
もっとヒットを打ちたい。もっとホームランを打ちたい。
そう考えてフォームを改良する。
だが、それには危険が伴う。
もしかすると、打撃不振に陥って、ヒットもホームランも打てなくなるかもしれないのだ。
それでも、前に進むためには、安定したフォームの改良は欠かせない。
一度壊して、新たに作り上げる。
そうしたことを何度も何度も繰り返していく。
私たちが成長するためにも、作ることと壊すことのサイクルが不可欠だ。
壊す力。
ちょっと怖い気もするが、やはり大事なことなのだと思う。

冬芽

2010-12-09 05:26:16 | 希望
散歩の道すがら、シャクナゲの芽が大きくなってきているのに気づいた。
きれいな花を咲かせるのは、まだまだ先なのに。
こんなに早くから準備が進んでいるのだ。

冬来たりなば春遠からじ

春の訪れを仄かに予感させる冬芽。
その一つ一つが愛おしく感じられる。


ふゆめがっしょうだん

小学生との会話

2010-12-08 05:41:46 | くらし
ルルを連れて散歩していると、ときどき小学生が話しかけてくる。先日のことである。3年生ぐらいの男の子二人が声をかけてきた。

A男 「この犬は柴犬ですか?」
B太 「見ればわかるだろう」
私  「?」

ルルは純粋の柴犬ではなく、シェパードの血も混じっている。だから鼻面は長いが、見た目は柴犬だ。確かに聞くまでもない。

A男 「この犬は女子ですか?」
私  「メスだよ」

「女子と来たか」、と内心思う。このぐらいの子どもが、学校で「女子が…」「男子が…」と言っている様子が即座に頭に思い浮かぶ。それでも「犬に女子はないだろう」と思ったりもする。

A男 「何才ですか?」
私  「12才だよ」
A男 「12才って、子どもなの?」
私  「おばさんだよ」

12才と言えば、小学6年生だ。だから子どもかなと考えても、何の不思議もない。人間と犬では、成長の仕方が異なる。犬は最初の一年で17才年を取り、翌年からは4~5才ずつ年取っていくらしい。だから、ルルもいいおばさんなのだ。改めてそう思う。

こんなふうに短い会話が終わり、小学生と別れた。再びルルと二人でのんびりと歩き始めた。冬の日の一コマである。



2010-12-06 06:01:28 | 看板
月偏に要と書いて、腰。なんと言っても肝心要だ。

腰砕け
へっぴり腰
及び腰

腰が据わる
腰が強い

けんか腰
弱腰

腰を入れる
腰を落ち着ける

というわけで、腰を守るバンドの看板を見つけた次第。


筆順

2010-12-05 06:19:23 | 文化
筆を持つようになってから、筆順が気になりだした。正しい筆順でないと、上手な字にならない。そこで買ったのが、『楷行草 筆順・字体字典』。間違った筆順で書いていたな、と改めて思うことしきり。

たとえば、田。

| ― | ― | ― と書いていたが、これは誤り。

| ― | | ― ― が正しい。

行書で、最後の2画が繋がるのは正しい筆順のときだけ。漢字は奥が深いなと、と改めて思うことしきり。

手習い

2010-12-04 04:52:05 | 自己
仕事の大半をパソコンでこなすようになってから、手書きで文字を書く機会は少なくなった。

ハガキや手紙を出す
会議でメモを取る
原稿のアイディアを練る
習字をする

最初の3つと習字とでは、大きな違いがある。鉛筆で書いた文字は、書き間違ったら消しゴムで消せる。ボールペンだったら、ホワイトを使えばよい。それに対して、習字の場合には、それができない。「あっ」と思ったときには、すでに時遅し。改めて、最初から書き直す以外に道はない。下書きを繰り返し、万全の準備をしてから本番に臨む。適度の緊張感。自分なりに書き上げた満足感。手習いは続く。

ブリコラージュ

2010-12-03 06:23:14 | くらし
日々の暮らしの中で大切なのは、どんなときにでも臨機応変に対応できること。全てが準備万端に揃っていればよいが、常にそんな状況にあるとは限らない。むしろ、日々の暮らしでは、部分的にしか揃っていない方が多いだろう。あれが足りない、これも足りない。そんな状況にあっても、何とかそれで間に合わせてやっていく。そうした力が求められるのだ。

ブリコラージュ。あり合わせの道具や材料で物を作ること。転じて、持ち合わせているもので現状を切り抜けること。

英語のdo-it-youselfだと、郊外にあるdo-it-youselfの店で材料や道具を買ってきて手作りするだけのような印象が強い。それだと、ブリコラージュが意味している、後半の大事な意味が削ぎ落とされてしまう。だからやはり、ブリコラージュなのだ。


送年会

2010-12-02 05:31:46 | くらし
先日、韓国から来日した先生と一緒に夕食に出かけたときのこと。その店先に、「忘年会・新年会のご予約承ります」というビラが貼ってあった。

それを見た先生が、こう言った。

「韓国では、忘という字がよくないので、忘年会と言わないんです。その代わりに、送年会という言葉を使います。」

その先生は日本語学が専門なので、漢字には強い。「年を忘れる」よりも「年を送る」という方が、スマートかもしれない。

折しも忘年会のシーズン。「送年会」と言ってみるか。