イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

してきてよかった

2022年06月21日 | 在宅介護
もう60才きたら、
自分はお婆さんと認めちゃって、
まわりの若い人たちに 
助けてもらう方が生きやすいですね。
「若い人には負けないわ」なんて一切、思いません。
勝てるわけないですもん。
「まだまだ若い」なんてのも考えたことありません。
見るからにババアです。
思う時間が全く無駄。

私は50半ばから、
自分は年寄りだと自覚していましたから、
40代後半から、年寄り生活の準備を着々としていました。
両親の介護用品、福祉で補助してもらう手すりなど、
私もかなり役立っています。
両親の介護→私の便利 と考えてしてきましたから、
祖父母の介護を見てきた子どもたちも、
私の介護で慌てることがないと思います。
頼りにできる福祉の方々を知っていますし、
今の介護福祉の現状を少しは知っている。
それだけでも違います。

親の介護が、実は自分の介護に直結しているという。
親の介護を兄弟や嫁になすりつけていた人が
自分が70近くなって大慌てで、
なんとかしてもらいたいと言う滑稽さ。
70じゃ、遅過ぎる。

高齢男性の再婚願望は「介護してもらいたい」ですよ。
とんでもないジジイだわ。

80になって「年をとるのがこんなに苦しいとは考えてなかった」
と言っても遅いんだよ。
今、戦争でないだけ幸せと考えろ。

私が介護生活をしていると、
他人から
「年寄りばかり見てないでイコンを描け」とか
「年寄りばかり見て、好きなことができないなんて」
と、散々言われましたが、
最近になって、
私がしたことは、
実は自分のためにしていたんだなと、
今の私に幸せがたくさん来ているので、
介護してきてよかったと思っているんです。

これは私の経験談であり、
介護をしたくない人はしなくていいんじゃない?
他人様に自分の考えを押し付けはしないから。
ただ、私に好き勝手なことを言った人たちの末路のひどさも知っています。
介護は他人事では決してないですから。

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今、家族のこと、仕事、様々、
凄まじく忙しくて、
しばらくこちらをお休みします。
暑さにもすごく弱いので、
これからの毎日が大変なんです。
夏は休みたい。
バカンスは必要。
旅行にも行きますし、
楽しみが次々と来ています。
ありがたく感謝しています。





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