日本のブータンに住んでます
あした晴れるか
屏風山
扇風機をかけっぱなしで眠る日があるせいか
どうもここんとこだるくてしょうがない
梅雨明け前に夏バテだ・・
夏バテ解消にはあえて暑い目にあうのがいいのではと考え
低い山に登ることにする
前々から一度登ってみたいと思っていた山
岐阜・福井県境にある標高1354mの屏風山
銀杏峯からみえる姿が美しいのだった
7月19日(日)、4時半に家を出発
最後のコンビニで朝食と昼食分を買い出し
真名川ダムへ向かうがおっとー
無情にも電光掲示板に「温見峠通行止」
目標変更も頭をよぎったけど
だめだめ今日は屏風山だ
油坂峠へまわり
郡上八幡、国道256、国道418
やっとこさ国道157へ
岐阜県に入った頃から弱い雨が降っている
黒津をすぎて猫峠の手前で右に
越波(おっぱ)へ入る
もうインターネットに依存したカーナビアプリは用をなさない
iPhoneアプリ「DIY GPS」が現在地を示してくれている
未舗装の林道に突入
奥へ奥へすすんでいく
目の前に凄い急傾斜
土の色が違う
えいやっと駆け上がる
視界から道が消える
ここは崩れた土砂の上なのだ
今度は凄い急勾配を下る
果たして帰りものぼり切れるだろうか?
おーい、どこに停めてんねん!
クラクション鳴らしてみたところで
どこかで竿を振るっているであろう運転者は戻ってこない
スペースのあるところまで後退して駐車
ここから歩くことにする
小雨の中での渡渉と藪漕ぎを想定して
きょうの出で立ちは長靴と軍手にレインウェア
ストーブやらツェルトやら省いたら
ザックもすかすか軽い
水は1リットルだけ
9時57分、通りがかった釣り師の人と並んでスタート
さっきのジムニーの先では倒木が道を塞いでいた、なるほどね
10時13分、ゲートに到着
この先しばらくで釣り師さんとお別れ
ここから林道を4キロちょっと歩かなくてはならない
倒木や大きな落石があちこち
下山後カングーが無事に林道を抜けられるかがとっても不安だ
さっきの釣り師は倒木をどけるためのチェーンソーを持参してるそうだ
そこまでするか・・・
11時13分、ここから川原へ降りるが
踏み跡を草が覆い隠している
普段より水は多いだろうが濁ってはいない
長靴で正解
川を渡って左の谷へ分け入るとまもなく堰堤にぶつかる
堰堤の左端のハシゴを登る
11時21分
沢を遡る
長靴の中、ちゃっぷんちゃっぷん
11時53分、谷の左岸の枝にクマの絵馬?発見
右を見上げるとロープがたらりん
しゃくなげの枝や根っこにつかまりながら
急登がつづく
ときには倒木を乗り越え
帰りのことを思うと時々心が折れそうになり
そして雨は降り続く
笛を吹きながら歩くのだけど
中型犬くらいの重量感の動物がそばでガサゴソする
ひとりがいつになく心細い
12時42分、尾根にでる
このさき、ひたすらクマザサとしゃくなげの藪を平泳ぎすることになる
14時8分、あこがれの屏風山山頂に到着
何も見えない
コンビニのおにぎり弁当
おにぎりにとまった小さな羽虫がそれきり動かなくなった
・・・
見なかったことにして完食
衝撃から守るためカメラをタオルにくるんでザックにしまう
これがいけなかった・・
14時28分、下山開始
長靴の中で足が滑って指先がモーレツに痛いッ
15時20分、尾根から降りだす
15時55分、沢まで下りる
いつのまにか雨は上がっていた
16時35分、林道に出る
17時31分、ゲート
17時43分、クルマに到着
マダニくっついてないかレインウェアをチェック
長靴に2センチくらいの蛭が一匹
とにかくここを早く脱出せねばと
着替えは後回しでクルマを出す
あの急勾配、クリア
倒木、落石なし
越波の集落を抜けたところの水場で
着ていたものを軽く水洗い
体も水洗い
上大須へ抜けた頃にはすっかり暗くなった
洞戸の道の駅を目指すが
朝走った国道418が土砂崩れで通行止めに
反転して根尾の道の駅へ
雨が上がってくれて助かった
リアハッチの間でチェアにかけて
ツーバーナーでご飯を炊いて
こてっちゃんと野菜を炒めて
ジャスミンティーを淹れて
食ったーっ
おやすみなさい。
7月20日(月)海の日 晴れ
朝食はラーメン
すでに日差しが熱い
7時40分、道の駅を出発
通行止めを心配したが
徳山ダムを抜けて
冠峠を越えることができた
10時半には帰宅
道を期待したらダメで
踏み跡をすすむ感じ
わかっちゃいたが、夏行く山ではないと思う
山頂まで正常に動いていたカメラ
OM-D EM-5が壊れました・・・
濡れたタオルに包まれてたのがいけなかったのでしょう
下山で急激に気圧が高くなったために
タオルの水分がカメラ内部に吸い込まれたのではないかなと・・・
あした修理にだします
トホホのホ